ほくろ除去のおすすめクリニック9選！施術方法の相場やリスクについても解説

気になるほくろをなくして肌をきれいにしたいけれど、ほくろ除去の値段や施術方法が気になるという方も多いでしょう。

ほくろ除去にはいくつかの方法があり、それぞれで費用が異なるため、適切な施術を用意するクリニックを選ぶことが大切です。

ここからは、ほくろ除去にかかる費用からおすすめのクリニック9選までを解説します。

おすすめのほくろ除去方法5選
自分にあった施術法を探してみよう

ほくろ除去の方法には、炭酸ガスレーザーや切開法、電気メスなど5つの方法があり、それぞれで施術できるほくろなどの特徴が異なります。

受けてみたいと思える施術があっても、ほくろの形状や大きさによっては受けられないため、ここで施術可能なほくろについても確認しておいてください。

それでは、ほくろ除去の5つの施術方法について見ていきましょう。

①安さ重視の人におすすめ！
炭酸ガスレーザー

画像出典：ルシアクリニック

炭酸ガスレーザーは、水分に反応するレーザーをほくろに照射して、内部にある水分やほくろ細胞を外に発散させていくもので、平たんなものから盛り上がったほくろまで施術可能です。

ほくろに照射して水分に反応すると熱エネルギーが発生して、内部のものが蒸散していくため、一度の照射でほくろ除去が可能となっています。

施術から10日前後でかさぶたが剥がれて、へこみと赤みが残った状態になりますが、2～3か月後には落ち着いた肌の状態になると言われています。

②大きなほくろを取るなら
切開法

画像出典：ジョウクリニック

切開法はほくろと周辺の皮膚をメスで切り取ることで、ほくろはもちろん、深部にあるほくろ細胞も一緒になくせる施術です。

切除後は皮膚を縫合するため、抜糸までの約7日は傷跡がとても目立ちます。抜糸後、時間の経過とともに、徐々に目立たなくなるでしょう。

切開法は他の施術では対応できない大きいほくろも除去可能というメリットの他、深部から取り除くことで再発のリスクを抑えられる魅力も備えています。

③短時間で施術を済ませたいなら
電気メス

画像出典：オーロラクリニック新宿院

電気メスはほくろ細胞とメラニン色素を焼くもので、直径5mm以下の平たん・盛り上がったほくろにぴったりの施術です。

施術時間が5～30分と短くなっているだけでなく、施術から肌がきれいになるまでの期間が比較的短いというメリットも。

施術後はほくろができていた部分に若干へこみができるものの、肌のターンオーバーによって徐々に盛り上がってくるため、時間の経過とともに目立ちにくくなります。

④根が深いほくろに効果的
くり抜き法

画像出典：東京知中央美容外科

くり抜き法はほくろに沿って皮膚を円形に切り取る施術で、根が深いほくろも除去できるため、再発リスクを抑えられます。

切開法のように大きすぎるほくろの除去は行えませんが、1cm未満であれば施術後の縫合なしで自然な回復を待つため、抜糸の必要もありません。

ただし、大きいほくろや根が深いほくろは傷跡が大きくなることから縫合の必要が出てくるため、術後は傷跡がとても目立つ恐れがあります。

⑤手軽さ重視の人に人気
セルフ切除

除去クリームやもぐさ、レーザーペンを使ってセルフ切除を行う方法もあり、手軽さを重視する人から人気を集めています。

気軽に気になるほくろをケアできるメリットがある一方で、ほくろをきれいになくせない・やけどなどの肌トラブルを負うといったデメリットも生じるため、慎重に考えたうえで行うことが大切です。

盛り上がったほくろを不衛生なハサミやカッターなどで切ろうとすると感染症を引き起こす恐れがあり、最悪の場合、皮膚が壊死する恐れもあるためクリニックでの医師による施術を強くおすすめします。

ほくろ除去の値段相場をチェック！
治療法・大きさ別に比較しよう

気になるほくろ除去の方法を見つけたら、次は施術別の値段相場についても確認しておくのが大切。

値段相場はほくろの大きさによって異なるため、大きいほくろにお悩みの方は多めに予算を見積もっておくことがおすすめです。

ここからは、5つのほくろ除去法別の値段相場について解説します。

レーザー・電気メス
の値段相場

レーザー・電気メスの値段相場は約4,980～25,000円となっており、2つの施術に大きな差はありません。

1mm以下のほくろは約4,980～5,500円が相場となっているため、1回の施術で終わるレーザーや電気メスであればコストを抑えてほくろ除去を行えます。

2～5mm程度の少し大きめのほくろは役10,000～25,000円が相場となるため、事前になくしたいほくろのサイズを測っておき、費用目安を確認しておきましょう。

切開法・くり抜き法
の値段相場

切開法・くり抜き法の値段相場は約11,000～60,000円となっており、小さめのほくろでも電気メスやレーザーに比べて高くなる傾向にあります。

切開法はレーザーや電気メスなどで除去できない直径6mm以上のほくろを除去できる方法なので、どこのクリニックであっても60,000円前後の費用がかかると考えておきましょう。

メスを使う施術も費用が高い傾向にあるため、施術後のトラブル保証やアフターケアなどのサポートが充実しているところを選ぶことがおすすめです。

セルフ切除の値段相場

ほくろのセルフ切除を行う場合の値段相場は約1,000～4,000円となっており、除去クリームやレーザーペンは大手ECサイトから購入できます。

いずれも施術と比較すると低価格で購入できるため、コスパ重視の方にピッタリですね。ECサイトには商品別に口コミが投稿されているため、口コミ内容を確認したうえで安全に使えるものを選んでください。

ほくろ除去で失敗したくない！
クリニック選びの5つのポイント

失敗なくほくろ除去をしたいなら、施術を受けるクリニックを慎重に選ぶことがおすすめです。

適当に選んでしまうとほくろがきれいに取りきれない・再発する・肌トラブルが起こるといったデメリットが起こる可能性があります。

ここからクリニックを選ぶ際に見ておきたい5つのポイントを開設するので、選ぶ際の参考にしてください。

①施術費用が明確に
提示されているか

施術費用が明確に提示されているクリニックを選べば、ほくろ除去に必要な費用がすぐにわかるため、予算内でほくろを取れるかがすぐわかります。

クリニックの中には安く料金を提示しているにもかかわらず、初診料やカウンセリング費用、麻酔料などが別途発生するところもあるので、結果的に高額の支払いになるかもしれません。

追加請求の恐れがなく、料金が明確であれば提示費用のみを支払えばいいため、予算をオーバーすることもないでしょう。

②丁寧なカウンセリング
をおこなっているか

丁寧なカウンセリングを行っているクリニックは、患者さんの希望を聞いたうえでぴったりの施術を提案してくれるため、後悔のないほくろ除去ができます。

カウンセリング時間が設けられているにもかかわらず、患者さんの話をほとんど聞かないクリニックだと、希望する施術以外の方法を勧められるかもしれません。

納得できない状態で施術を受けると後悔する可能性があるため、施術前にしっかりと対話を行い、施術についての説明を丁寧にしてくれる医師のいるところを選んでください。

③症例実績が豊富にあるか

症例実績が豊富なクリニックはこれまでに数多くのほくろ除去を行っているため、気になるほくろをきれいになくせる施術を提案してくれるでしょう。

症例数や症例写真ついてはクリニックのホームページから確認できるため、在籍する医師が実際に施術した例を事前に見ておいてください。

実績を持つ医師なら希望通りにほくろを除去してくれる可能性が高いので、施術後は理想通りのきれいな肌を手に入れられるでしょう。

④保障が用意されているか

希望する施術に保障が用意されているかを確認しておけば、術後トラブルや再発といったリスクに備えられるため安心です。

クリニック別にトラブルへの無料対応・再発時の再施術・無料アフターケアといった保障を用意していますが、費用が安い施術は保障対象外になるケースが多いため、確認しておきましょう。

メスを使う切開法やくり抜き法は保障を用意しているところが多いため、保障内容と対象期間もチェックしておいてください。

⑤取り放題プランがあるか

複数のほくろに悩まされている方は、取り放題プランを用意しているクリニックを選んでください。

多くのクリニックで提示されているのはほくろ1個あたりの費用なので、複数のほくろを取る場合は提示されている費用×個数分の金額を請求されます。

取り放題プランを選べば気になるほくろをまとめて取れますが、プランによって数に制限があるため、除去したいほくろの数に合わせて選ぶといいでしょう。

ほくろ除去のおすすめ
クリニック5選を比較

クリニック	品川美容外科	東京美容外科	聖心美容クリニック	水の森美容クリニック	TCB東京中央美容外科
おすすめ ポイント	コスパ重視	保証重視	カウンセリング重視	仕上がり重視	施術方法重視
レーザー	4,200円 ※ 1mm	11,000円 1mm	10,780円 1mm	ー	4,980円 1mm未満
電気メス	4,200円 ※ 1mm	5,500円 1mm	10,780円 1mm	11,000円 3mm未満	4,980円 2mm以下
切開法	7,560円 ※ 1mm	8,800円 1mm	85,800円	22,000円 5mm未満	19,800円 1mm
くりぬき法	–	–	–	–	10,200円 1mm
院数	全国39院	全国22院	全国10院	全国5院	全国96院
詳細	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト	公式サイト

ほくろ除去でおすすめの
クリニック9選

ほくろ除去に関するよくあるQ＆A

ほくろ除去の施術を受けたいけれど、術後の跡や保険適用の有無など、気になる点がいくつもあるという方も多いでしょう。

気になる点を事前に解決しておけば、カウンセリング時に悩むことなくスムーズに施術を決められます。

ここからほくろ除去でよくある4つの質問をご紹介しますので、不明点がある方はチェックしてみてください。

跡が残らない
ほくろ除去方法はある？

レーザーや電気メスは術後にへこみができるものの、時間の経過とともに肌が平たんになるため、跡が残る可能性が低いといえます。

ほくろや周辺の皮膚を切り取る切開法やくり抜き法は跡が残る恐れがあるものの、きれいに仕上がるよう医師が配慮してくれるため、残ったとしても目立ちにくいでしょう。

傷跡を残さない施術は高い技術力が求められるので、傷跡が不安な方は症例実績数が豊富で高い技術力を持つ医師が在籍するクリニックを選んでください。

ほくろ除去は
保険適用される？

悪性のほくろや日常生活において機能的問題が生じるほくろは保険適用されるため、どちらかに当てはまる可能性がある方は保険診療を行っているクリニックを受診してください。

悪性ほくろには形がいびつ・全体に色ムラがある・できてから急速に大きくなっているといった特徴があるため、いずれかに当てはまる方は早めに診断してもらいましょう。

目元周辺にあり、視野を妨げる場合も保険適用になる可能性があるため、一度医師に診察してもらうことがおすすめです。

一般皮膚科と美容クリニック
どっちがいいの？

一般皮膚科は保険診療を、美容クリニックは自由診療を行っているため、保険適用の有無や希望する施術方法に合わせて選ぶことがおすすめです。

保険診療の対象となるのは切開法のみなので、保険適用で治療をするならレーザーや電気メスは選べません。

自由診療はレーザー・電気メス・切開・くり抜き法の4つから希望する施術を選べるため、自身が希望する施術を受けたい場合は美容クリニックを選びましょう。

ほくろ除去後の
リスクはある？

ほくろ除去後、深部にほくろ細胞が残っていると再発のリスクがあるため、医師にしっかりと診察してもらうことが大切です。

切開法やくり抜き法は深部のほくろ細胞まで一緒に切り取ることから再発のリスクが低いとされていますが、レーザーや電気メスは再発の恐れがあります。

根が深いほくろなのかどうかは医師でないと判断しにくいため、診察を受けたうえで、根が深いことが判明した場合は切開法かくり抜き法を選びましょう。

自由診療で受けられる
ほくろ除去治療

保険適用のほくろ除去は切開法のみとなっていますが、自由診療であればレーザー・電気メス・切開・くり抜き法の4つから施術を選べます。

それぞれで施術方法やダウンタイムの期間、通院の必要などが異なるので、すべての施術を確認したうえで、希望に合うものがないかを見てみるといいでしょう。

ここからは、自由診療で受けられる4つの施術について解説します。

①炭酸ガスレーザー

炭酸ガスレーザーはほくろ内部の水分に反応して熱エネルギーを発生させ、水分とほくろ細胞を外に発散させる施術です。

値段相場は1mmあたり約4,980～25,000円、1回の施術で除去できるため、複数回施術を受ける必要はほぼありません。

術後はへこみができるものの、2～3か月かけて平たんな状態に戻っていくため、徐々に悩みのないきれいな肌になっていくでしょう。

②電気メス

電気メスはほくろ細胞とメラニン色素を焼いていくもので、値段相場は1mmあたり約4,980～25,000円です。

こちらも1回の施術で除去できるため、何度もクリニックに足を運ぶ必要はありません。

術後は傷跡ができるのでテープを貼っておく必要があるものの、時間の経過とともに平たんな元の肌色に戻っていくでしょう。

③切開法

切開法はほくろとほくろ周辺の皮膚をメスで切り取る施術で、値段相場は6mmほどで約60,000円となっています。

切開法は直径5mm以上の盛り上がったほくろ・平たんなほくろにまで対応できるため、大きなほくろにお悩みの方におすすめの施術です。

術後は皮膚を縫合して、7日前後で抜糸を行いますが、傷跡がほとんど目立たなくなるまでに6か月ほどの期間を要します。

④くり抜き法

くり抜き法はほくろの形に沿って円形に皮膚をくり抜く方法で、値段相場は約11,000円～20,000円です。

切開法と同じようにほくろそのものを切り取る施術で、再発リスクを抑えられるメリットを得られますが、行っているクリニックが少ないデメリットを持っています。

1cm未満の小さいほくろは術後に縫合をせず、自然に肌が元に戻ることを待つため、きれいな状態になるまでに3～6か月ほどの期間を要するでしょう。

ほくろ除去の保険適用に関する
よくある質問

ほくろ除去を保険適用で受けたいけれど、何個まで治療できるのか、皮膚科と形成外科はどちらを選べばいいのかなど気になる点がいくつか出てくるでしょう。

自由診療とは異なり、保険診療はいくつかの条件を満たす必要もあるため、不明点をしっかり解決したうえで保険診療を行うクリニックに行くことがおすすめです。

ここでは、保険適用のほくろ除去でよくある質問をご紹介します。

保険適用で何個
ほくろを除去できるの？

ほくろ除去を保険適用で行う場合、多くのクリニックで1か月に10個までと制限がかかっています。

自由診療の場合は数に制限がないものの、皮膚科や形成外科は数が定められているため、気になるほくろから優先的に治療していきましょう。

ほくろをまとめて取りたいのなら、保険適用で気になるほくろを治療し、残りは自由診療のクリニックにお願いすることもおすすめです。

ほくろ除去は皮膚科と形成外科
どっちがいいの？

ほくろ除去は皮膚科と形成外科で行えますが、除去が難しい部位にできている場合は形成外科を受診しましょう。

どちらも皮膚表面にある病変の治療を目的としているクリニックなので、盛り上がっている・平たん・大きいほくろすべての除去が行えます。

ただし、部位によっては皮膚科での除去が難しくなるため、その場合は形成外科に案内されるでしょう。

1ヶ月で終わる
ほくろ除去治療はある？

ほくろ治療は1回の施術で終わるレーザーや電気メスがあるものの、ダウンタイム期間を考慮すると最低でも2か月ほどの期間を要します。

施術後はほくろがあった部分にへこみができており、肌が徐々に平たんな状態に戻っていきます。個人差があるものの、2～3か月はかかると思っておきましょう。

保険適用の切開法はさらにダウンタイムが長く、6か月ほどの期間を要するうえに何度か通院しなければなりません。

ほくろ除去でおすすめの
クリニックはどこ？

ほくろの形状や大きさはどれくらいか、どんな施術を希望しているか、保険適用の有無を重視しているかによっておすすめのクリニックは異なります。

自身の条件を満たすクリニックを探すことも大切ですが、カウンセリングを受け、医師や看護師がどんな対応をしてくれるかをチェックすることも大切です。

患者さんの話をしっかりと聞き、希望を尊重してくれるクリニックを選べば後悔のない施術が受けられるでしょう。

まぶたのほくろは
保険適用される？

まぶたのほくろは視界の邪魔になる恐れがあるため、保険適用される可能性が高いといえます。

保険適用の条件として、悪性ほくろかどうか、日常生活において機能的問題が生じしているかのどちらかが挙げられます。

まぶたのほくろはまばたきがしづらい、視界の邪魔になるといった機能的問題が生じている可能性が高いことから、保険適用でほくろ除去を行えるでしょう。

ほくろ除去の保険適用は稀
安いクリニックも探してみよう

保険適用となるほくろは悪性ほくろ・機能的問題が生じているかどうかのどちらかを満たす必要があるため、対象となるほくろが限られます。

自由診療はほくろの形状や大きさを問わず、施術方法もレーザーや電気メス、切開法から選べるので、自身の希望に合う施術を受けられるでしょう。

カウンセリングを受ければ自分のほくろに合う施術はどれかがわかるため、納得できる方法で気になる悩みをケアし、きれいな肌を手に入れてください。