となりのいろはトップ 仕事の悩み 転職エージェント 【602人調査】「働きたくない!」は甘えではなく当たり前。『勤勉』なあなたが知りたい3つの事実

【602人調査】「働きたくない!」は甘えではなく当たり前。『勤勉』なあなたが知りたい3つの事実

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働かなきゃ生活できないのに、仕事へのやる気が全然湧かない。
でも働きたくない気持ちっておかしいのかな? やばいのかな?

社会人として働く人なら、誰もが一度はこのように感じたことがあるかと思います。

働くモチベーションは下がっているのに、つい真面目な自分を演出してしまい、窮屈な思いをしている人も多いはず。

でも当サイトが実施した調査によると、多くの人は「働きたくない」と思った経験があるんです。

調査概要

  • 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
  • 実施期間:2022年5月10日~2022年5月11日
  • 調査対象:20歳から49歳の男女
  • 有効回答数:602人
  • 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)

サーベロイドの調査

この記事では当サイト(となりのいろは)実施の調査のほか、労働問題に関する先行研究をもとに、あなたの働きたくない気持ちを整理します。

76%もの人が「働きたくない」と思ったことがある

働きたくないと感じた人の調査

当サイト、となりのいろはが602人の男女を対象に行った調査によると、実に76%の人が働きたくないと感じたことがあるようです。

これを聞くと、「働きたくないと思うのは、自分だけじゃなかったのか」と安心することでしょう。

しかし「日本人は勤勉」なイメージがあり、さらには日本国内外でもこのことは認知されています。

このイメージに引っ張られてしまい、「常に真面目で勤勉あること」を求められていると錯覚したり、プレッシャーに感じたり人も多いのではないでしょうか。

日本人自身も「勤勉」な自覚はある

また「勤勉だ」と言われる日本人自身も、「自分たちは勤勉だ」と自覚があるようです。

1970年代から2000年代にかけて行われた、「日本人についてのイメージ調査」でも、40年間ものあいだ「勤勉」が1位をキープしています(参考)。

また他国から見た日本人のイメージ調査でも、韓国、フランスなどの諸外国からも「勤勉さ」が日本人のイメージとして最も強く根付いています。

「勤勉さ」こそが日本人らしさ? 経済発展を支えた国民性

日本の経済成長

「もはや戦後ではない」

1956年度の経済白書でこのように表現されたように、日本は焼け野原から数年で戦後復興を完了します。

世界に例を見ない経済成長によって、1968年に日本の国民総生産は、資本主義諸国のなかで米国についで第2位となり「経済大国」に発展しました。

この経済成長を支えたのは、紛れもなく「企業戦士」「モーレツ社員」と形容されるサラリーマン層でした。

経済成長の裏にある公害病などの負の遺産も見逃せませんが、真面目で勤勉な日本人がこの国を発展させたことは紛れもない事実です。

働きたくない日本人は普通だった? 「勤勉」は作られたイメージ説

蕎麦

経済発展を支えた日本人の性質、自国民の認識などを見ると、「不真面目」とは対極にある国民性に思われます。

実際、明治期に日本を訪れた外国人は、日本人の真面目さや勤勉さについて言及しています。

(日本の)職人は自分の労働に対して情熱を持っていて、彼は自分の作っていたものがかれを満足させるほど完全な状態になるまでは、仕事を止めようとしなかった

 

エイメー・アンベール(明治期のスイスの外交官)

一方でパーソル総合研究所の小林祐児氏や、東京大学名誉教授で、『仕事と日本人』(ちくま新書)の著者の武田晴人氏は、日本人=勤勉説を否定しています。

 

この数十年間ものあいだ、確かに日本人の勤勉イメージは国内外に広く染み付いているようです。

しかし、結論を先取りすると、この「勤勉さ」は、その内容が「勉学」を意味していても、「仕事」を意味していても、日本人元来の性質とはいえません。

 

小林祐児(パーソル総合研究所)

 

 

これ(日本人が勤勉というイメージ)は勝手な思い込みにすぎません。

幕末に来日したヨーロッパ人が「こんなに怠け者が多い国はない」と書き残したくらいですから。

 

武田晴人(東京大学名誉教授)

「勤勉」と「不真面目」、どちらが正しいのでしょうか?

結論を言うと、この国には勤勉な人も、そうでもない人もいたというのが答えでしょう。

リクルートマネジメントソリューションズの古野庸一氏は江戸時代の日本人について、労働時間は長かったが、ほとんどの時間を遊んで過ごしていたことから、「勤勉な人も多かったが、効率的な働き方はしていなかったのでは?」と推測しています。

「働きたくない」……そう感じたら昔の人はどうしていた?

畳

今日では「勤勉」なイメージが持たれており、なんとなく「真面目さは日本人に備わった性質の一つ」と思ってしまいがち。

ですが、昔も働きたくないと感じている人たちは当然いました。

明治・大正時代……「働きたくない」と感じたら転職するのは一般的だった

意外かもしれませんが、明治・大正時代では「もうこの職場で働きたくない!」と感じたら、転職をするのは当たり前でした※。

とくに工場勤務の場合だと、労働時間も長かったことから、労働者はよりよい賃金と環境を求めて離転職をしていたそうです。

対して工場の経営者も労働規約を作るなどして、労働者が離れるのを防いでいました。

(※参考:杜新 「「日本人の労働観」研究の歴史的変遷–その位相と今日的課題」(慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻博士課程 、2001年、41頁

戦後の高度経済成長期においても「働きたくない」日本人は存在した

時代は代わり、戦後の時代になると日本人の労働観が変化します。

大企業を中心に企業の雇用の伸びも著しくなり、労働力不足が叫ばれるようになりました。

その結果として終身雇用年功序列制が確立し、それにともない労働者の労働観も変化が生まれていきます。

しかし「モーレツ社員」の高度経済成長期においても、「働きたくない」と感じていた会社員も当然います

とくにこの当時でも比較的若い人々は、企業に対しての帰属意識は低く、会社に対して批判的だったことが明らかになっています(参考)。

この当時は企業への定着率が高いが時代でしたが、仕事が好きでなくてもその仕事を続ける傾向がありました。

その理由として、大企業だけでなく中小企業までも年功序列制を採用していたことから、「転職をするリスクの方が大きかった可能性が高い」、と慶應義塾大学の杜新氏は指摘しています。

つまり転職をしても不満に感じる状況が変わる訳ではなく、働きたくないと思っても現実的な判断から今の会社に居座っていたと考えられます。

現代人が働きたくないと思う理由

ノートパソコン

価値観が多様化し、離転職が一般的になった現代では「働きたくない」と感じる理由も多種多様です。

この項目では、そんな数ある理由のなかから、とくに深刻な問題を中心にピックアップしました。

働きたくないと感じる理由

  1. 純粋に仕事が楽しくない
  2. 自分の理想と現実にギャップがある
  3. 賃金に不満があり、モチベーションが下がっている
  4. 周りの人も働くモチベーションが低い
  5. 働く意思がない/お金を稼ぐ意欲がない
  6. 仕事の量が多い

理由1.純粋に仕事が楽しくない

「全く面白みを感じられなくて、仕事をしたくない」

「単純作業ばかりで、やりがいを感じられない」

今の仕事が楽しくないと、働きたくないと感じるきっかけになります。

この記事を読んでいる人のなかには「自分の業務で好きな仕事もあるけど、大体の場合はつまらない」と感じている人もいるでしょう。

今は大丈夫という人でも、つまらない気持ち以上に、少しでもやりがいや楽しみを持てないと、仕事全体へのモチベーションは下がっていくでしょう。

理由2.自分の理想と現実にギャップがある

また自分が今していることと、本当にやりたいことにギャップがあるときにも、働きたくないと感じてしまいます。

たとえば同僚や先輩活躍を見て、「なんで自分はこうなんだ」と感じたときに、そこから自分を奮い立たせられる人と、モチベーションが下がってしまう人がいます。

後者の場合、どんどん落ち込んでしまい、仕事をしたくないと感じるきっかけに繋がってしまいます。

ちなみにアメリカの心理学者レオン・フェスティンガーは、人間は他人と比較してしまう生き物であると指摘しています。

「他人と自分を比較して落ち込んでしまう」という気持ちは、ほとんどの人に存在する感情だということを理解することが大事です。

理由3.賃金に不満があり、モチベーションが下がっている

また会社から貰っているお金に納得がいかない場合も、働きたくないと感じる要因に繋がります。

報酬が成果より低いと、会社から認められていないと感じてしまい、仕事のモチベーションが下がってしまいます。

理由4.周りの人も働くモチベーションが低い

「会社の雰囲気が悪い」

「周りの人もイキイキと働いていないんだよな……」

こんな理由で「もう働きたくないな……」と感じる人もいるでしょう。

ハーバード大学のニコラス・A・クリスタキス教授によると、付き合っている人の幸福度は伝染するようです。

つまり職場に不満が多い人がいると、あなたにもその不満が伝染してしまっている可能性があります。

反対にイキイキと社員が働いている環境だと、あなた自身にもポジティブな影響があるでしょう。

理由5.働く意思がない/お金を稼ぐ意欲がない

そもそも働く意思がなく、最低限のお金さえあれば良いと考えている人もいるでしょう。

もしかすると家庭が裕福だったり、そもそも稼ぐ必要がないくらいお金がある人もいるかもしれません。

また今の仕事に対してやる気や、やりがいを失っていている可能性もあります。

理由6.仕事の量が多い

仕事の量が多くて、勤務時間内に終わらないタスクを抱えると心理的ストレスに繋がります。

仕事に過度にのめり込み、一生懸命働くことをワーカホリズムといいます。

仕事に没頭しているため、高い成果が得られる可能性があるメリットもあります。

しかし「没頭する時間が続くと、心身の健康を害することにつながりやすい」と筑波大学の大塚泰正准教授は指摘しています。

いますぐに状況を変えることは難しい場合もあるかもしれないですが、長期的にでも改善を行い、仕事量を見直す必要があるでしょう。

働きたくないと感じたときに検討したい4つの行動

「働きたくないけど、なんとか今の環境を変えたい」

「働きたくない気持ちはあるものの、お金は欲しい」

そう考えている人も少なくないかと思います。

今の状況を変えるのは難しいかもしれないですが、そんなあなたに検討して欲しい4つの行動を整理しました。

検討してほしい4つのこと

  1. 休暇を取る行動
  2. 転職を検討す
  3. スキルアップに勤しむ
  4. 仕事とは関係ないところで楽しみを持つ

行動1.休暇を取る

ストレスが溜まっているときに効果的なのが、休暇を取ることです。

なぜなら、休暇を取ることで普段は自己防御の態勢にある体がほぐれるため、ストレスのレベルが低下するからです(参考)。

緊張感がなくなることで、日頃考えることもなかった自分の仕事や将来のことを考える余裕が生まれるかもしれません。

行動2.転職を検討する

新しいキャリアを歩むことで、新しい人脈ができ、視野が広がる可能性があります。

また給料に不満がある人も、転職をすることで満足のいく給料をもらえたことで働く意欲がアップする可能性もあるでしょう。

少しでもいまの環境を変えたいなら、転職サイトへとりあえず登録してみるというのも一つの方法です。

転職サイトというと「膨大な求人の中から自力で候補を選び出す」というイメージかもしれませんが、中には企業側からアプローチを待つ形態のサイトもあります。

たとえば人材大手のリクルートが運営するリクナビNEXTは、経歴を登録しておくだけであなたに興味のある企業から応募のオファーが届くので、求人を探さなくても新たな出会いが見つかるでしょう。

転職サイトで魅力的な求人を閲覧するだけでも前向きな気持ちになるきっかけになるので、まず現在の仕事以外の世界をのぞいてみてるのもいいかもしれません。

▽リクナビNEXTの公式ページを見る

行動3.スキルアップに勤しむ

今あなたの仕事が楽しくなくて、やりがいを感じていないなら、とにかくスキルをあげることのもポイントです。

「働きたくない」と感じている人におすすめのスキルアップ方法は、自分が興味あるスキルを身につけることです。

無理に今の仕事と関連する資格やスキルを習得しようとすると、かえって仕事が面白く無くなってしまいます。

漠然とでも「こんなことやってみたいな」と思うことがあるなら、ぜひチャレンジしてみましょう。

行動4.仕事とは関係ないところで楽しみを持つ

「全然仕事が面白くない」と感じてしまう人は、仕事とは関係ない趣味を見つけてみるのも一つの手です。

なぜなら、新しい趣味を持つことで、自分の人生を変えるきっかけになるかもしれないからです。

また面白いことに、趣味がある人ほど「長生きしたい」と感じ、実際に長生きしている傾向にあります。

働きたくないと感じているあなたでも、プライベートの時間でやりがいを見つけることで、仕事にも今後の人生にもプラスになるかもしれません。

行動5.体調に悪影響が出ている場合はとりあえず退職する

働きたくない気持ちのせいで体調の悪化を感じている場合は、いまの職場から離れることも検討しましょう。

とくに以下のような身体的な不調が出ている場合は、うつ病のサインかもしれません。

  • 食欲がない
  • 眠れない、反対に過度に寝てしまう
  • 胃の不快感
  • 動悸やめまい

※参考:こころの情報サイト

回復にはしっかりと休養を取ることが大切で、仕事から離れてストレスのない環境に身を置く必要があり、転職先が決まっていない状態でもとりあえず仕事を辞めるべきタイミングかもしれません。

退職が言いにくいのであれば、退職代行サービスという第三者があなたと会社の間に入って退職のやりとりを代行してくれるサービスを使うのも手です。

たとえば「辞めるんです」は、ただ退職の代行をするだけでなく、あなたに代わって有給消化や未払い賃金の交渉までしてくれます。

体調が悪化しすぎると働きたくない気持ちは強くなる一方ですので、まずは仕事から離れることも検討してみましょう。

▽辞めるんですの公式ページを見る

働きたくない人に向いている!おすすめの仕事3選

働きたくないと感じる原因はさまざまですが、自分のペースで働けるようになったら問題解決するケースもあるでしょう。

自分のペースで働ける、おすすめの仕事を3つ整理しました。

オススメの仕事

  1. Webライター
  2. ブログ運営
  3. プログラマー

仕事1.Webライター

Webライターの仕事は、場所を選ばず自由に働ける仕事の一つです。

企業が運営するWebメディアの記事を執筆するケースや、広告文を執筆するケースなどさまざまです。

文章を書くのが好きな人なら、きっと今より自由に働けますよ。

Webライターの仕事

  • 報酬:初心者は1文字0.5円~1円程度
  • 報酬の増やし方:同じ企業から受注しつづけて信用を得る

Webライターの仕事の獲得方法

Webライターの仕事は、大きく分けて3つの仕事の獲得方法があります。

仕事獲得の方法

  1. クラウドソーシングなどの案件サイトで仕事を得る
  2. Webメディアの求人ページから仕事を探す
  3. ツイッタ―などでライティング実績をアピールして仕事をもらう

ライティング未経験者なら、1のクラウドソーシングなどの案件サイトで仕事を得る方法がオススメです。

なぜならクラウドワークスでは、2021年現在、1,000件以上も案件が公開されており、仕事が見つかりやすいからです。

オススメの仕事は、記名で執筆できる案件です。

あなたの実績が記事としてWeb上に残るので、ほかの企業に応募する際も実績をアピールしやすくなります。

仕事2.ブログ

ブログも、場所を選ばず自由に働ける仕事の一つです。

あなたが得意とする情報を発信することで、PVを得て、報酬を得られます。

Webライターは企業から仕事を受注して稼ぐ仕事ですが、ブログは自分のサイトで記事を公開し稼ぎます

良質な記事を公開すればするほど、資産が積みあがっていくので、ライティングが好きで、ブログで資産づくりをしたい人におすすめです。

ブログの仕事内容

  • 報酬:アフィリエイト広告の報酬などで月千円~数百万
  • 報酬の増やし方:読者のニーズにこたえ、記事に広告掲載を行い、広告収益を稼ぐ

ブログで稼ぐ方法

ブログで稼ぐ方法は、大きく分けて3つあります。

ブログで稼ぐ方法

  1. アフィリエイト広告を掲載して、広告報酬を得る
  2. Googleアドセンスを掲載して、広告報酬を得る
  3. 自作の商品などを販売して、利益を得る

方法としては、(1)WordPressでブログを開設、(2)紹介する商品をASPで選ぶ、(3)広告をブログに掲載する、の3ステップです。

大きい金額を稼ぎたい人へのおすすめは1のアフィリエイト広告を掲載して、広告報酬を得る方法です。

仕事3.プログラミングの仕事

プログラミングの仕事は、今もっとも需要が高い仕事の一つです。

経済産業省が平成28年6月に公表した「IT 人材の最新動向と将来推計に関する調査」によれば、IT需要は今後も拡大する見込みで、2030年には最大で約79万人も人材不足が叫ばれると言われています。

日本経済が停滞するなか、プログラマーは今後もますます求められる機会が多くなるでしょう。

「何もスキルがない」と不安になっている人にこそオススメしたい仕事です。

プログラミングの仕事内容

  • 報酬:案件によって異なる
  • 報酬の増やし方:スキルを磨いて稼ぐ

プログラミングの仕事の獲得方法

プログラミングの仕事の獲得方法は主に2パターンあります。

案件獲得の方法2パターン

  • 未経験者:プログラミングスキルを身に着ける
  • 経験者:スキルを活かして、案件を獲得する

多くの場合は未経験者かと思うので、まずはプログラミング技術を習得することから始めましょう。

独学とスクールに通う方法がありますが、独学の挫折率は9割と言われています(参考)。

自分で習得できる自信がない人は、数か月間、スクールに通って技術習得をしましょう。

コロナ禍の現在では、オンラインで受けられるスクールも増えてきているので、仕事の合間や休日に技術が学べます。

※2022年5月12日追記
TechAcademyは無料体験があります。公式サイトによると、プログラミングの基礎を学べるようです。0円なので、向き不向きを判断するのにちょうどよいでしょう。

▽TechAcademyの公式ページを見る

働きたくない人が日ごろ感じる疑問とその答え

働きたくないな・・・とぼんやり感じるなかで、さまざまな疑問が沸々と湧いてくることもあるかと思います。

そこでこの項目では、そうした疑問に答えるとともに、解決策を導きます。

Q1.働きたくないし、人と関わりたくもない。でもお金は欲しい。どうしたらいい?

結論、今の生活によほどの余裕がない限り、完璧に働くことを辞めるのは難しいでしょう。

また完全に人と関わらずに過ごすのは難しいと思うので、ある程度の妥協は必要です。

一番の解決策は、将来的に人と関わらないで済むように、今のうちからスキルを身に着けることです。

たとえばブログで資産を作るうちに、人と接しなくても稼げるようになります。

またプログラミングスキルを得て、開発ノウハウができれば、ある程度自分の裁量で仕事ができるでしょう。

いかに自分の思い通りに働けるかを意識して、今のうちから準備を始めましょう。

Q2.働きたくないと思い続けていたら、ニートになってしまった。このままでも大丈夫?

結論、親が裕福で資産が受け継がれるなら、全く問題はないでしょう。

しかしそうでないのなら、以下の選択肢を検討する必要があります。

検討できること

  1. ギリギリまでニート生活を続ける
  2. ニートをしながら、自分の興味があることで少しずつ稼いでみる
  3. 最悪の場合、生活保護を受ける

本当に働くのが嫌すぎる人理想は、ギリギリまでニート生活を続けることかと思います。

ただずっと楽して暮らすのは難しいので、楽ができるうちに、興味があることで稼ぐのはどうでしょうか?

時間がないと、好きなことで稼ぐのは難しいですが、時間がある今ならその種まきをするチャンスです。

「正直その気力も起きない」という人も多いかもしれないですが、今の時代は比較的何にでもお金にしやすい時代なので、情報発信をして稼ぐのがオススメです。

まとめ

今回の記事では、「働きたくない」と悩んでいる人たちに向けて、働きたくない理由とその対処法について整理しました。

  • 働きたくないと感じたことがある日本人は70%もいる。
  • 働きたくないと思う人は昔もいて、時代によって対処法も異なった。
  • 現代では、働きたくないと感じる要因はいくつかあり、純粋に仕事が楽しくないなどの理由から、仕事にモチベーションが低下している人もいる。
  • もし働きたくないと感じているなら、(1)休暇を取る、(2)転職を検討する、(3)スキルアップに励む、(4)趣味を持つなどの対処法が解決するきっかけになるかも。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

この記事の参考文献

リンハルト・セップ「明治・大正期の西洋人の日本見聞記の中に見られる日本人の労働観・遊び観」(『日本人の労働と遊び・歴史と現状』)。

杜新 「「日本人の労働観」研究の歴史的変遷–その位相と今日的課題」(慶應義塾大学社会学研究科社会学専攻博士課程 、2001年)。

大塚泰正「働く人にとってのモチベーションの意義 ─ワーク・エンゲイジメントとワーカホリズムを中心に」(『日本労働研究雑誌』、2017年7月、64-67頁

Science says holidays are basically the best thing you can do for your body(アクセス日:2022年4月20日)

日本人は勤勉だ 日本人は怠惰だ どちらが本当か(アクセス日:2022年4月20日)

「日本人は勤勉」説は本当か──二宮尊徳と勤勉革命の歴史(アクセス日:2022年4月20日)

経済産業省「IT人材需給に関する調査(概要」(アクセス日:2022年4月20日)

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勝田健太郎
Writer 勝田健太郎

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