看護師をサポートし、患者さんの身の回りのお世話をするなど医療現場が活躍の場となる看護助手。
医療の現場の縁の下の力持ちとして欠かせない存在である反面で、その仕事内容は肉体的・精神的にハードだと感じる人もいるでしょう。
ここでは、看護助手が辞めたい、つらいと感じたときに読んでほしい心の持ち方と対策をまとめました。
看護職から別の職種に転向する場合に使えるサービスも紹介しているので、最後まで参考にしてみてくださいね。
目次
看護助手とは
看護助手(看護補助者、看護師助手、ナースエイドとも呼ばれる)の仕事は多岐にわたります。
看護助手は資格がなくても就ける仕事ですが、将来的に看護師や准看護師、介護福祉士などの道へ進むことを考える人にとっては現場経験として役立ちます。
看護助手が業務の一端を担うからこそ看護師は専門的な医療行為に専念できるため、医療現場では欠かせない存在です。
看護助手の仕事内容
看護助手の仕事には以下があります。
患者さんのお世話
高齢の方および術後や病気で身体の自由が利かない患者さんの入院生活を支えるため、配膳や下膳、食事の介助を行います。
排泄の介助では、トイレへの移動、寝たきりの方のおむつ交換などがあります。
そのほか、入浴の介助、入浴が難しい場合は清潔を保つためにベッド上で体を拭いて着替えるといった一連の介助も行います。
お世話も含めて患者さんやその家族の方とのコミュニケーションの機会も多くなるため、内面のケアや情報のキャッチアップも大切な仕事です。
看護師のサポート
カルテや伝票の整理、備品や医療器具のチェック、消毒・滅菌、検体の移送などを担当します。
勤務する病院によっては、看護師の指示のもと事務作業が発生することがあります。
清掃業務
診察室や処置室、検査室のベッドのシーツ交換、ベッドメイキングを行います。
血液や排泄物の片づけも含む清掃業務が多くあります。
看護助手のリアルな離職率
看護助手の仕事は、離職率が高い傾向にあります。
日本看護協会の「2020 年 病院看護実態調査報告書」の「3.看護補助者の採用と離職の状況」によると、年度内離職率は正規雇用が25.6%、非正規雇用が32.9%、正規・非正規を合計した離職率は29.9%です。
この記事を読んでいる皆さんにお伝えしたいのは、辞めたいと思うことはおかしなことではないということです。
自分だけがわがままだ我慢が足りないと思わないで、辞めたいと思う理由と対策を冷静に見つめてみましょう。
看護助手が辞めたいと思う理由6つと考えてみてほしいこと
なぜそんなに離職率が高いのか、いくつかの理由があります。
看護助手が辞めたいと思う理由と、合わせて考えてみたい対策を整理しました。
理由1.看護師との人間関係がうまくいかない
看護助手がやめたいと思う理由の一つに、看護師との人間関係がうまくいかないことがあります。
看護師は国家資格を有していることに対し、看護助手は無資格でもできるため、携われる仕事に大きな差があり力関係ができてしまうためです。
たとえば看護師に偉そうな態度を取られたり、指示・命令口調で話される、看護師が忙しそうで気を遣って話しかけられないなどで嫌な思いをするかもしれません。
一つひとつは些細なことだとしても、積み重なると心身に不調をきたすことがあります。
考えてみてほしいこと:看護師とのコミュニケーションが不足していないか
相手に何度も繰り返し接触することにより、だんだん好感や評価が高まることを「ザイオンス効果」(別名単純接触効果)と言います。
もし、看護師とのコミュニケーションがうまくいっていない、関わりづらい看護師がいるという場合は、意識的にコミュニケーションの回数を増やしてみましょう。
相手が何を考えているのかどんなことで怒るのかがわからないと、より恐怖を感じやすくなります。
意識的に相手とコミュニケーションを取ることで現場が円滑に動き出し、チームとしてもうまく機能し始める可能性があります。
理由2.引継ぎ・教育環境などが不十分で不安を感じる
看護助手をやめたくなる原因に、充分に教育してもらえないことが挙げられます。
看護助手も人手不足、医療現場も人手不足の中、充分な教育がないまま業務に就くことになりやすいからです。
医療現場の忙しさや緊張感から質問しにくく、不安を抱えたまま業務にあたる場合があります。
考えてみてほしいこと:身につけられそうなスキルがないか
医療の現場は、日々情報がアップデートされ治療の方法が変化していきます。
それについていくには、意識的に自分の情報やスキルもアップデートしていく必要があります。
自分から勉強して役立つ資格を取得できれば、職場での自信につながります。
具体的には、看護助手認定実務者試験や医療福祉情報実務者試験、介護福祉士などの介護系の資格もおすすめです。
自分から動けるようになれば、看護師からも信頼され、コミュニケーションも円滑になるでしょう。
理由3.排せつ物などの処理が辛い
看護助手は患者さんの身の回りのお世話が多く、排せつ物などの処理なども行います。
看護助手になりたてのときは、他人の汚物を扱うことに汚さや抵抗感を感じることが多いでしょう。
また排せつ物以外にも血液や体液などを目にする機会も多く、苦手な方は気が滅入ることもあります。
考えてみてほしいこと:仕事と割り切って気分転換を
排せつ物や吐物、血液などへの耐性ができるまでには時間を要するでしょう。
ただ、看護助手が清掃し、患者さんの身体や診察室の清潔を保っているからこそ、医師や看護師は医療行為が行えていることは間違いありません。
自分の仕事には意味がある、患者さんを助けているということを頭に置きましょう。
また、仕事内容を休日にはしっかりと気分転換をすることです。
しっかり体を休めてリラックスするほか、スポーツやエンタメ、映画やドラマの鑑賞など趣味に没頭する時間を作ることがストレス解消につながります。
理由4.力仕事が多く体力的にきつい
看護助手の仕事は力仕事が多く、体力的にきついと感じることが辞めたいと感じる原因になります。
基本的に立ち仕事であり、看護助手の仕事には患者さんの身体介護が含まれるからです。
たとえばナースコールの対応や、病棟内だけでなく外来や検査室への患者さんの送迎で勤務中ずっと動きっぱなしになることがあります。
体重の重たい患者さんの移乗や清潔ケアには力が必要で、腰痛の原因にもなります。
看護助手の業務は力仕事が含まれるので、体力的にきついと感じる方が多いでしょう。
考えてみてほしいこと:工夫できることはないか
看護職の職業病とも言われる腰痛は、一度発症してしまうと繰り返すことが多いため、負担軽減のためにコルセットや腰痛ベルトの使用している看護従事者も多くいます。
また、休憩時間や仕事終わりにストレッチや体操を取り入れることで腰痛予防や腰痛改善につながります。
それもなかなか続かない、という人は、基本的な姿勢から見直してみましょう。
ものや人を移動させるときには重心を低くし、力学を利用して少ない力で介助するなど、姿勢を安定させる技術によって劇的に楽になることもあります。
理由5.夜勤が多く、体力的にしんどい
夜勤の回数が多いことも看護助手を辞めたくなる理由といえます。
夜勤をするとは生活リズムが崩れ、体力的に負担になるからです。
たとえば忙しい病棟では夜勤の間でも患者さんの対応に追われ、動きっぱなしになることがあります。
夜勤手当は支給されますが、業務量や心身への負担の方が大きいと「辞めたい」と考えてしまうでしょう。
考えてみてほしいこと:夜勤がない働き方を模索してみる
夜勤をしたくない、辛いという場合には、一度職場に相談して日勤のみにする、もしくは夜勤を減らすなどの交渉をしてみるといいでしょう。
職場で叶わない場合は、夜勤がないクリニックや病院外来業務に転職するのも一つの手です。
ただし、夜勤は手当がつくので夜勤のない看護職は収入がグンと減ることになります。
生活の維持が可能かを見極めたうえで夜勤を辞めるか、もしくは看護とは別の仕事を検討することも一つです。
理由6.業務量の割に給料が低い
2022年、介護事業所で勤務する「介護職」は給与が3%引き上げられることが決まった一方で、看護助手は賃上げ対象外だったことから処遇改善を求める声が上がっているというニュースがありました。
いまだに処遇は改善されておらず、激務に対して給料が見合わずモチベーションを保ちにくいことが離職を考える理由に大いになり得ます。
医療現場での仕事は緊張感があり気を張るもので、それに見合う給料ではないと感じるかもしれません。
夜勤回数を増やすことで給料を上げられますが、夜勤は身体に負担があるため、結果的に激務となります。
考えてみてほしいこと:給料を上げる方法を調べる
給料を上げる方法として、①資格を取るor役職に就いて基本給を上げる ②給料の高い職場に転職する の2つが挙げられます。
ケアワーカーリーダーや看護助手主任と言った役職に就くことで、同じ職場にいながら給料アップがかなえられます。
役職に就くのが難しい、もしくは給料が上がる見込みがなければほかの職場に転職するのも1つの方法です。
看護助手の実務経験をアピールすることで今よりも給料の高い職場へ採用される可能性は充分あります。
看護助手を辞めた方がいいのはどんなケース?
辞めない方がいいケースもありますが、逆に辞めてしまった方がいい場合もあります。
ここでは看護助手を辞めた方がいいケースをみていきましょう。
辞めた方がいいケース1.規則正しい生活が必要である
医療の現場は24時間、休みなしで動き続けています。
夜勤があり、土日祝も関係なく働き固定のお休みが取りにくい看護助手の仕事は、規則正しい生活を送るのは難しいと言えます。
規則正しい生活が送れず、どうしてもストレスが溜まってしまう人もいるかもしれません。
子どもの世話や親の介護などの家庭の事情で家にいなければならない場合、また体調面で規則正しい生活が必要な場合も、看護助手を辞めた方がいいと言えそうです。
辞めた方がいいケース2.パワハラ、セクハラされている
どんな職種でも言えることですが、パワハラ、セクハラ、いじめがある場合は退職・転職を検討をしましょう。
たとえば、罵倒される、無視される、物を投げられる、無理やり身体を触られる、過度の業務を押し付けられるなどがあります。
嫌な思いをして追い込まれた状況が続くと精神的なストレスが重なり、ひどい場合は病気になることがあるからです。
我慢してそこに居続ける必要はありません。
上司に相談しても改善されなかったら、それは退職・転職のタイミングかもしれません。
辞めた方がいいケース3.精神的なストレスで体調を崩している
仕事での精神的ストレスが蓄積して体調を崩している場合は、職場から離れる必要があります。
ストレス過多で身体症状まであらわれている場合は、精神的に追い詰められているサインであり、病気になるリスクも高い状態です。
ストレスの蓄積で起こりやすい症状は、たとえば不眠・イライラ・吐き気や胃痛・頭痛やめまい・ひどい肩こり、更にはうつ病を発症してしまうケースさえあります。
この状態を放置せず、自分の心を守るためには退職という選択も必要です。
【お悩み別】看護助手を辞めたい人の転職先の選び方
やりがいや現場での貢献度が大きい看護助手の仕事ですが、辛い面、苦しい面も多く、辞めたいと感じて転職を考えることも仕方ないことと分かりました。
一方で、転職するとしても「このまま看護助手を続けるべきか」「ほかの職種に転職した方がいいか」と悩む方も多いはずです。
そんな人のために、判断の基準を3つに分けて説明します。
【ケース1】体力的にしんどい場合
夜勤がつらい、残業がつらい、仕事の幅が広すぎると言った具合に体力面でしんどい場合、どう乗り越えたらいのでしょうか。
解決策:雇用形態を変更する
たとえばパートは、担当できる範囲や就業時間が限られている場合が多いほか、正職員でも日勤のみ可のところがあります。
夜勤なしでも勤務可能か上司に相談することで、転職しなくても日勤のみに変更できる場合があるので、まずは相談してみましょう。
ただし、夜勤手当がつかなくなるため、生活費とのバランスが取れるかは事前にチェックが必要です。
【ケース2】職場環境に不満がある
看護助手を辞めたいのはあなたに原因があるのではなく、働いている病院のせいかもしれません。
解決策:ほかの病院や福祉施設に転職する
看護助手の仕事は好きだしやりがいがある、だけど解決できない人間関係やハラスメントがあるという職場もあるかもしれません。
そんな場合は、ほかの病院・福祉施設への転職がおすすめです。
環境を変えることで、看護助手としての現場経験を活かしてステップアップできるチャンスにもなり得ます。
【ケース3】仕事内容や仕事と給料とのバランスに不満がある
看護助手の仕事そのものに不満がある、もしくはハードな仕事である割に給料が少ないと感じる場合は、我慢して続けるにも限界があります。
解決策:看護助手以外の仕事に転職する
看護助手以外にも仕事は世の中にいろいろあります。
看護助手を経験した方は以下のような仕事がおすすめです。
- 医療事務(病院、介護施設、美容クリニックなど)
- クラーク
- 一般事務
- 介護職
また、看護職以外の仕事にキャリアチェンジすることも一つの手です。
【看護助手として転職したい人】におすすめの転職サイト・エージェント
忙しい看護助手の合間をぬっての転職活動には、転職サイトや転職エージェントの活用が強い味方になります。
以下に、看護助手として別の医療機関へ転職したい人におすすめの転職サービスを紹介します。
求人数の多さや自分の住んでいる地域に対応しているかをまずチェックし、自分に合いそうなサービスを2~3つ登録するのがおすすめです。
おすすめ1.関東最大級の案件数【看護プロ】
看護プロの特長
- 関東・東海エリアの求人を多数保有
- 病院・施設に過去働いていた人・いま働いている人から継続的にヒアリングし最新の内部情報を共有してくれる
- 病院ごとの模擬面談で対策をおこなってくれるうえ、希望すれば面接にアドバイザーが同行してくれる
看護プロは関東最大級の案件数を誇る看護師専門の人材紹介サービスを行っています。
病院や施設に在籍していた人からの口コミ情報を集めることに力を入れているので、内部事情に詳しい、職場の生の情報が分かるという強みがあります。
対応エリアは関東・東海エリアが中心ですが地方求人もあります。
検討している就業先の実際の声を聞いてから入職したい人におすすめです。
正看護師求人数 | 准看護師求人数 |
7,323件 | 3,743件 |
おもな施設形態の求人数 | 勤務形態別の求人数 |
病院:3,440件 | 常勤:4,262件 |
対応エリア | 運営会社 |
関東・東海エリアが中心 | 株式会社ローザス |
おすすめ2.常勤からパート、単発の仕事まで幅広い働き方が選べる【MCナースネット】
MCナースネットの特長
- 看護師に加え保健師・助産師の求人も紹介している
- 1日単位で働けるスポット求人や短期の派遣、夜勤常勤などさまざまな勤務形態の求人を保有
- 全国に25拠点あり地方の求人にも強い
MCナースネットは、常勤はもちろん短期の派遣やアルバイトなど、幅広い雇用形態の求人が豊富なサイトです。
仕事先の種類も、病院・クリニック・介護施設をはじめ、産業保健関係・治験関係・コールセンター・健診・イベントの救護待機など多種多様なものから選べます。
利用者満足度は95%以上をほこり、一般的な転職サポートのほか税金や保険の関する相談や悩み相談、引越に関する相談までできる手厚いサポートを受けられます。
転職の相談だけでなく、転職に関するすべての悩みを解決してもらえいたい方におすすめでしょう。
正看護師求人数 | 准看護師求人数 |
14,233件 | 9,723件 |
おもな施設形態の求人数 | 勤務形態別の求人数 |
介護施設:4,777件 | 常勤:9,096件 |
対応エリア | 運営会社 |
全国 | 株式会社 メディカル・コンシェルジュ |
おすすめ3.看護助手の経験を介護現場で活かすならきらケア介護
きらケア介護求人の特長
- 介護系求人の数が多い
- 職場の人間関係や有給のとりやすさなど内部情報が把握できる
- 希望の条件面から選びやすい
介護職に特化した専門の転職アドバイザーがあなたの希望にマッチする求人先を提案してくれます。
大手なので、求人数も転職実績も豊富なのが特長です。
アドバイザーは求人を熟知しており、人間関係や施設の雰囲気に関する情報も聞くことができます。
初めて転職する人、転職活動のサポート体制が整っているエージェントを探している人におすすめです。
公開求人数 (2022年9月時点) |
約5万件 |
利用者年齢 | 20~50代 |
対象地域 | 1都3県など都市部が中心 拠点:北海道、宮城、東京、千葉、埼玉、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、広島、福岡 |
おすすめ4.創業40年の老舗!パソナキャリア
パソナキャリアの特長
- 女性が働きやすい職場の求人を豊富に扱っている
- キャリアアドバイザーの丁寧なサポ―ト
- 非公開求人(独占求人)を多数保有
大手人材派遣会社・パソナが運営する転職エージェントで、創業40年、累計25万人の転職を支援してきた実績をもつ、人材サービスの先駆者と言える存在です。
女性の転職に数多く携わってきたアドバイザーが在籍しており、利用者の37%が女性という、女性の転職支援にも力を入れているサービスと言えるでしょう。
また、オリコン顧客満足度4年連続1位と、業界でも一・二を争う手厚いサポートが魅力のサービスです。
パソナキャリアは企業側からの信頼が厚く、転職サイト上には掲載していない非公開案件も多く所有しており、パソナキャリアからでしか応募ができない求人も多数保有しているため、登録しておいて損はないでしょう。
医療系の求人もあるため、看護助手としての経験を活かしてキャリアアップしたい人におすすめの転職エージェントです。
公開求人数 (2022年9月時点) |
約4万件 |
利用者年齢 | 20代・30代はじめ幅広い世代 |
対象地域 | 全国 拠点:47都道府県すべて |
利用者満足度 (※当メディア調査) |
37.5%
(大変満足:0%、満足:37.5%) |
おすすめ5.手厚く親身なサポートが受けられるdoda転職エージェント
dodaの特長
- 転職者満足度ナンバー1!手厚く親身なサポートが受けられる
- 丁寧なキャリアカウンセリングで、自分にぴったりの求人を紹介してもらえる
- 未経験OKの求人も多く、新たな業界も開拓できる
doda転職エージェントは業界最大手の総合型転職エージェントの1つであり、非公開求人を併せて10万件近い求人があります。
キャリアアドバイザーだけでなく、採用担当からのサポートも受けられるので、細かな企業情報が手に入るのが特徴です。
さらにスカウトサービスや職務履歴書の作成ツール、専用アプリなども用意されており、転職活動の負担を減らしてくれるでしょう。
医療業界の公開求人も扱っていますし、興味があれば未経験の業種の求人も見ることが可能です。
医療業界だけに絞らず広い視野でいろいろな業界の求人を見てみたいという人にはdoda転職エージェントがおすすめです。
大脇雅也さん
doda転職エージェントの経験談(ベンチャー企業事務職→大手営業)
1か月くらいでスピード感を持って転職を決めたいと思い、doda転職エージェントに登録しました。
最初にキャリアアドバイザーと面談し、その後リクルーティングアドバイザーから企業を紹介してもらうという流れでした。
リクルーティングアドバイザーの方とはLINEでやりとりできたため、就業中でも合間に確認ができて助かりました。
職歴も短く強みをどう書けばよいかわからなかったのですが、過去にあった質問をもとに添削してくれ、結果、希望どおり1か月くらいで転職先が決まりました。
初めて転職する人は、右も左もわからないと思うので、書類と面接の対策をしてくれる転職エージェントはおすすすめですね。
公開求人数 (2022年7月時点) |
約14万件 |
利用者年齢 | 全世代 |
対象地域 | 全国
拠点:北海道、東北拠点(宮城)、東京、神奈川、中部拠点(静岡・愛知)、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、九州拠点(福岡) |
【未経験職種に挑戦したい人】におすすめの転職サイト・エージェント
看護助手以外の仕事に転職を考える人にとっては、まず何から手を付けようか悩ましいはずです。
転職がはじめての人や、未経験の仕事にどうやって転職するかわからないという場合には、まず総合型の大手転職エージェントを利用しましょう。
大手総合型は求人数がたくさんあり、転職に慣れていない人をしっかりサポートする仕組みがあります。
キャリア相談の時間の確保や応募先とのスケジュール調整など任せられるので、働きながらの転職活動でも安心して進められますよ。
おすすめ1.求人数トップクラス!地方就職にも強いリクルートエージェント
リクルートエージェントの特長
- 業界最大級の求人数約60万件の中から自分に合う会社を見つけられる
- 応募書類や面接対策もしっかりサポート
- 地方での転職にも対応
CMでもよく見かける、日本トップクラスの求人数を扱う転職エージェントと言えば「リクルートエージェント」です。
35年以上にわたる実績で培われた転職支援ノウハウや成功事例をもとに、経験豊富なキャリアアドバイザーがサポートします。
転職初心者の人には「職務経歴書エディター」や「面接力向上セミナー」などの独自サービスもあり喜ばれています。
また全国17カ所に拠点があって地域密着型の企業やU・Iターンの求職者に対しても網羅した情報を提供しており、地方の転職にも強いといえるでしょう。
転職実績No.1のリクルートエージェントだからこそ幅広い年齢にも対応しているので、中高年の転職活動にもおすすめしたい転職エージェントです。
公開求人数 (2023年3月30日時点) |
約36万件
(+非公開 約26万件) |
利用者年齢 | 全世代 |
対象地域 | 全国 拠点:北海道、東北拠点(宮城)、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、中四国拠点(岡山・広島)、九州拠点(福岡) |
おすすめ2.はじめての転職もじっくり&安心サポート!マイナビエージェント
マイナビエージェントの特長
- 20代に信頼されている転職エージェントNo.1
- 幅広い職種に精通するスタッフが多数在籍している
- サポート期間が設定されていないので納得いくまで転職活動できる
マイナビエージェントは、20代の満足度No.1の転職エージェントです。【GMOリサーチ株式会社(2021年12月実施)】
ITエンジニア、営業、ものづくりなど業界の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」が専任で相談に乗り、「リクルーティングアドバイザー」の持つ企業情報を掛け合わせて最適な求人を提案してくれます。
全国の主要都市に営業拠点があるため、大企業のみならず中小企業やベンチャー企業など幅広い非公開求人を保有しているのは大手だからこその魅力です。
未経験の業種に挑戦したい人、転職がはじめての人にもアドバイザーがしっかり寄り添ってくれます。
サポート期限がないため、自分のペースで急かされずに転職活動をしたい人は必ず登録したい転職エージェントサービスと言えるでしょう。
公開求人数
(2022年9月時点) |
78,444件 |
利用者年齢 | 全世代 |
対象地域 | 全国
拠点:北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡 |
おすすめ3.20代未経験から正社員転職が目指せるハタラクティブ
ハタラクティブの特長
- 未経験から異業種の大手へ転職が目指せる
- 性格や得意なことなどからあなたに合った求人を選定してくれるため探す手間・時間が省ける
- 各企業向けの面接対策・書類添削が無料で受けられる
看護助手以外の仕事はしたことがないけれど、異業種の転職に挑戦したい方はハタラクティブへの登録がおすすめです。
「看護師以外で自分に向いている仕事がわからない」という方でも、キャリアアドバイザーが適職を見つけるところからサポートしいっしょに適職を見つけ出してくれます。
20代向けの転職エージェントですので、若い世代で異業界へチャレンジしたい人におすすめの転職サイトです。
公開求人数 (2022年7月時点) |
1,170件 |
利用者年齢 | 20代 |
対象地域 | 全国 |
看護助手を辞めたいときのQ&A
介護助手を辞めたいと考えるときによくあるQ&Aをまとめました。
Q1.看護助手は看護師専門の転職サイトを利用できる?
紹介したような看護助手も利用できるサイトもありますが、看護師専門転職サイトの多くは、正看護師・准看護師の資格がある方しか利用できません。
看護師系のサイトで探すよりも、医療事務系の求人サイトで探すのがベストです。
また、doda転職エージェントやリクルートエージェントなどの総合型の転職エージェントも医療業界の求人を扱っているところがあるので、チェックしてみましょう。
そのほか、地域密着型で病院を探したいのであればハローワークで探してみるという方法もあります。
Q3.看護助手から看護師へキャリアアップする方法はあるの?
看護助手から看護師を目指すには、看護大学や看護専門学校で3年以上学び、そのうえで国家試験に合格する必要があります。
看護師国家試験は毎年2月に行われ、合格率は約90%です。
勤務する病院によっては看護師の資格取得をサポートしてくれるところもあるので、もし看護師を目指す場合はまず勤務先へ確認しましょう。
看護師に合格すれば、国家資格のもと診療や手術の補助、医療行為に直結する業務に携われます。
まとめ
- 看護助手が辞めたいと思うのは、看護師との人間関係や職場の忙しさなどが理由
- 看護助手の仕事が好きなら、病院や雇用形態を変えるという選択もある
- 看護助手からの転職は心強い転職支援サービスを利用するのがおすすめ