本記事のポイント
- 使えない転職エージェントの特徴、使えないと言われる理由
- 転職エージェントを使わない方がいい人の特徴
- 973人を対象にした満足度ランキングで転職エージェントを紹介
利用する方も増えてきた転職エージェントですが、「返信が遅くて転職活動が進まなかった」「まったく親身になってもらえなかった」などの理由で、使えないなと感じる方もいます。
当サイトで転職エージェントを利用者973人にアンケートをしたところ「転職エージェントのサポートに満足できる点がなかった」と答えた方は29.8%(290人)と、約3人に1人が満足できなかった経験があることがわかりました。
「転職したい」と一歩踏み出して転職エージェントに登録したのに、使えないエージェントに当たってしまったら意味がありませんよね。
ここでは使えない転職エージェントを回避するための方法や満足度の高い転職エージェント、転職エージェントを使わないほうが効率的に転職が進む人の特徴などを解説していきます。
※本記事に記載の調査情報は、記事下部「調査概要」で紹介しています。
目次
転職エージェントが「使えない」と言われるケース5つ
「使えない」「登録した意味がない」と思われる転職エージェントには、それぞれ特徴があります。
どんなケースがあるのがみていきましょう。
- まったく連絡がこない
- 応募や内定承諾などの決断を急かされる
- 希望と全く関係のない求人ばかり紹介してくる
- こちらの意見を頭ごなしに否定してくる
- 人格を否定するような暴言を吐いてくる
使えないケース1.まったく連絡がこない
一般的に転職エージェントに登録するとおそくても3日以内には面談連絡が来ますが、登録をしたっきりまったく連絡がこないというケースがあります。
また面談はしたものの、その後の求人紹介が一切ないというパターンもあります。
忘れられているというよりは、優先度が低いと見なされほおっておかれている状態といえるでしょう。
担当者や転職エージェントそのものとタイミングや求人内容などでミスマッチしていると考えられるため、別のエージェントに相談するのが早いかもしれません。
使えないケース2.応募や内定承諾などの決断を急かされる
ケース1とは反対に、なにかにつけ決断を急かしてくるケースがあります。
のちほど詳しく解説しますが、転職エージェントはあなたが転職しなければビジネスとして成立しません。
あなたと会社が「絶対にマッチしている!必ず転職できる!」と判断した担当者は、決断を急かしてしまうこともあるのです。
仕方のないこととはいえ、求職者の気持ちを無視して進めるような転職エージェントは使えないと言われて当然と言えるでしょう。
使えないケース3.希望と全く関係のない求人ばかり紹介してくる
登録時やはじめの面談時に転職先の給与や働き方の希望を担当者とすり合わせますが、その希望とは全く違った求人を紹介されることがあります。
たとえば事務職希望と伝えていたのに営業職を紹介されるなどです。
これは本人の希望よりも選考に通過しやすい求人や応募者の少ない求人を優先して紹介している可能性があり、転職エージェント側の都合のよい求人を紹介しているのです。
なかには「経験だから」といって手あたり次第応募させてくるエージェントもいますが、そういった場合は早急に担当者を変更するほかありません。
使えないケース4.こちらの意見を頭ごなしに否定してくる
希望を伝えても何も検討せず、すぐに否定していくるようなエージェントも少なからず存在します。
たとえば「営業職は応募者が多く今応募しても無理」「あなたの経歴では難しいから希望の職種で探すよりもたくさん応募しましょう」など、希望を打ち消すようなことばかりを伝えてくる場合です。
あなたのためを思って言っている担当者もいますが、何も検討せず企業側に確認や調整もすることなく伝えてくるとなると職務怠慢といえるでしょう。
使えないケース5.人格を否定するような暴言を吐いてくる
ケース4よりもひどいケースで、人格そのものを否定するような暴言を行ってくるエージェントもあります。
「そんな経歴で転職するなんて頭が悪い」「何もできないのに転職先があるわけない」など、ひどいことを言ってくる場合です。
いくら転職のプロの言葉といえど、人格を否定するようなアドバイスは聞き入れる必要はありません。
転職エージェントではなくキャリアコーチングをうけるなど、自分に自信を持つことから始めるのもおすすめです。
仕組みから考える使えない転職エージェントが存在する理由3つ
転職エージェントの利用者は、「転職エージェントは使えない」または「転職のプロの支援が受けられるので良かった」と感じる人とに分かれるようです。
利用者によって、こんなにも感じ方が食い違っているのはなぜなのでしょうか。
転職エージェントが使えないといわれる本当の原因を、エージェント会社の仕組みから考えると以下の3つの理由があります。
- キャリアアドバイザーの実績や力量に個人差がある
- 転職者が成功しないと、転職エージェントは1円も儲からない
- キャリアアドバイザーに紹介ノルマがある
理由1.キャリアアドバイザーの実績や力量に個人差がある
転職エージェントに登録すると、キャリアアドバイザーとマンツーマンで転職活動を進めていくことになります。
しかし、キャリアアドバイザーにも経験豊富なベテランから担当を持ち始めて間もない新人までさまざまです。
経験の差に加えて個人の力量もありますので、すべてのキャリアアドバイザーから同じ水準のサービスを受けるのは不可能でしょう。
転職エージェントを利用した転職は、ついてくれるキャリアアドバイザーの質にかかっているといえます。
理由2.転職者が成功しないと、転職エージェントは1円も儲からない
転職エージェントは企業から受け取る紹介手数料から収益を得ており、一般的にその紹介手数料は転職者の年収の約3割といわれています。
つまり転職エージェントは、依頼者が転職に成功しなければ1円も儲かりません。
そうするとキャリアアドバイザーは、転職に成功しそうな依頼者から優先してサポートしたいと考えるのが必然でしょう。
転職者は企業での面接以前に、転職エージェントからサポートしてすぐに転職できそうかかそうでないかを判断されていることになります。
理由3.キャリアアドバイザーに紹介ノルマがある
すべてではありませんが、多くの場合キャリアアドバイザーには特定の会社への紹介ノルマがあります。
紹介ノルマは、いわば営業担当が売上目標を持っているのと同じことです。
なのでキャリアアドバイザーが自分のノルマ達成を優先し、依頼者の希望とは合わない企業を紹介して選考を受けさせようとする場合もあります。
依頼者はノルマの詳細を知らされることはなく、自分が望まない転職活動をすることになってしまいます。
使えない転職エージェントの避け方
では使えない転職エージェントを避けるためにはどうすべきでしょうか?
登録する転職エージェントの強い職種や属性を知り、自分にぴったりの転職エージェントを選定することが一番の近道です。
避け方1.自分の特性に合った転職エージェントに登録する
自分の特性とは、フリーターや第二新卒、40代などミドル層、女性向けなど性別特化型など転職をするうえでの属性を指します。
自分の今の状況にあった転職エージェントに登録することで専門性の高いサポートをうけることができ、希望に合った転職先を見つけることができるでしょう。
またそういった専門性の高い転職エージェントに求人を出している企業は、その属性に対して寛容だったり特に必要としていたりする企業といえます。
マッチングの可能性も高く、入ってからのギャップも感じづらいといえます。
避け方2.職種特化型の転職エージェントに登録する
属性と同じように、職種特化型の転職エージェントに登録するのも一つの手です。
たとえばIT系人材に強い転職エージェント、事務職に強い転職エージェント、広告系に強い転職エージェントなど、多くの職種は特化型の転職エージェントが存在しています。
キャリアアドバイザーもその業界に精通しているため、アドバイスが的確で転職の成功率も高くなるはずです。
業界特有の悩みも相談できるため「使えない」とすれ違うことも少ないでしょう。
避け方3.転職エージェントの前にキャリアコーチングを利用してみる
キャリアコーチングとは、転職だけでなくキャリアに関する全般を相談できるサービスです。
転職エージェントは転職のためのサポートが受けられますが、キャリアコーチングは将来働くことでどうなりたいのか、そのうえでいますべきことは何なのか、マンツーマンで指導が受けられるサービスです。
転職がゴールではなく、今の自分のスキルアップや副業、フリーランスへの転身などすべてのキャリアを選択肢として自分の力をつけることができます。
転職エージェントは少し違うな、合わないなと感じるのであればこういった別のサービスを検討してみるのも方法でしょう。
転職エージェントを使うメリット4つ
転職エージェントを使うメリットは4つあります。
- 限定公開の求人を閲覧できる
- プロの転職アドバイザーの意見を聞ける
- 面接後の評価を教えてもらえ、次の面接に活かすことができる
- キャリアアドバイザーが推薦文を書き、自分を企業に推してくれる
転職エージェントは使えないともいわれていますが、転職活動に活用すれば内定のためのサポートが受けられます。
転職エージェントを使うべき人の特徴3つ
転職エージェントを利用するのに向いているのはどんな人でしょうか?
エージェントを使うべき人の特徴を3つ紹介します。
転職エージェントを利用した方がいい人
- 在職しながら転職活動をする人
- 転職が初めてで不安な人や転職での失敗経験がある人
- 面接対策や履歴書の添削をしてもらいたい人
特徴1.在職しながら転職活動をする人
在職しながら転職活動をする場合、とにかく大変なのは本業との時間のやりくりであり、とくに勤続年数が短く有給が少ない場合は転職活動が難しくなります。
なぜなら、採用企業の面接は本業の就業時間中に多く行われるからです。
在職中の転職を希望するのであれば、転職エージェントのキャリアアドバイザーのサポートを受けることをおすすめします。
面接日程の調整やそれに関する連絡、必要書類の送付などを代行して進めてもらうことができるので、応募企業とスムーズなやり取りが可能になります。
特徴2.転職が初めてで不安な人や転職での失敗経験がある人
初めての転職活動で不安な方や転職の失敗経験がある方は、転職エージェントを利用しましょう。
なぜなら、転職のプロであるエージェントは多くの転職希望者の悩みについてや、転職に関する知識が豊富だからです。
企業選びはもちろん自己分析の方法など、後悔のない転職のためのノウハウを持っているので、客観的な立場から意見をもらうことができます。
自分だけを信じて転職活動を行うよりも、安心して進めることができるでしょう。
特徴3.面接対策や履歴書の添削をしてもらいたい人
就職活動で不安になるのは、面接や履歴書提出がきちんとこなせるかではないでしょうか。
特に採用面接は初対面の人と会って自己PRをするので、慣れるまでは難しいこともあります。
プロの転職エージェントでは、模擬面接のセミナーや電話での面談練習が利用できます。
加えて履歴書を添削してもらうこともできるので、最大限に自己PRするためのサポートを受けることができるでしょう。
【転職が初めての方におすすめ】大手転職エージェント
大手総合型の転職エージェントには、以下のような特長があります。
総合型の大手転職エージェントの特長3つ
- 業界・業種問わず、求人が揃っている
- 取り扱う求人数が多い
- 転職初心者へのフォローが手厚い
転職がはじめての方や、とりあえず多くの求人を見たい方は登録がおすすめで、利用者ランキングトップのリクルートエージェントやマイナビエージェント、dodaも大手総合型です。
「この3社、どこに登録するのが一番いいの?」と思う方のために、利用者満足度をランキングで紹介します。
(※「大変満足した」と「満足した」の割合が多い転職エージェント)
ランキング | サービス | 割合 |
---|---|---|
1位 | 49.4% |
|
2位 | 48.6% |
|
3位 | 44% |
どのサービスも約半数の人が満足していることが分かりますね。
3社を詳しく見ていきましょう。
1.はじめての転職もじっくり&安心サポート!マイナビエージェント
マイナビエージェントがおすすめの人
- キャリアの棚卸しを第三者に手伝ってほしい人
- 20~30代前半の若手で転職が初めての人
- 時間をかけてでも納得できる転職活動をしたい人
マイナビエージェントは、20代の満足度No.1の転職エージェントです。【GMOリサーチ株式会社(2021年12月実施)】
ITエンジニア、営業、ものづくりなど業界の転職市場に精通した「キャリアアドバイザー」が専任で相談に乗り、「リクルーティングアドバイザー」の持つ企業情報を掛け合わせて最適な求人を提案してくれます。
全国の主要都市に営業拠点があるため、大企業のみならず中小企業やベンチャー企業など幅広い非公開求人を保有しているのは大手だからこその魅力です。
サポート期限がないため、自分のペースで急かされずに転職活動をしたい人は必ず登録したい転職エージェントサービスと言えるでしょう。
公開求人数
(2022年9月時点) |
78,444件 |
利用者年齢 | 全世代 |
対象地域 | 全国
拠点:北海道、宮城、東京、神奈川、愛知、京都、大阪、兵庫、福岡 |
2.手厚いサポートで転職初心者でも安心doda転職エージェント
doda転職エージェントがおすすめの人
-
- 不安のある転職で手厚いサポートがほしい人
- 自分に合う仕事がなにかわからない人
- 自分のスキルや経歴でどんな企業からスカウトがくるのか知りたい人
求人の豊富さが魅力の、国内最大級の総合型転職エージェントが「doda転職エージェント」です。
総合型転職エージェントというからには求人数の多さももちろんですが、地方・年齢層・職種など非常に幅広い求人がそろっているのが特徴です。
経歴を登録しておけば、企業からアプローチをしてもらえる「スカウト機能」があるのが特徴で、転職に関するイベントも数多く開催しています。
求人数は約10万件ですが、このうち約8割が非公開求人になっており、利用者層は特定ではなく幅広い世代が対象です。
公開求人数 (2022年1月時点) |
約15万件 |
利用者年齢 | 全世代 |
対象地域 | 全国
拠点:北海道、東北拠点(宮城)、東京、神奈川、中部拠点(静岡・愛知)、大阪、京都、兵庫、岡山、広島、九州拠点(福岡) |
3.求人数トップクラス!地方就職にも強いリクルートエージェント
リクルートエージェントがおすすめの人
- 業界最大級の求人数約60万件の中から自分に合う会社を見つけたい人
- キャリアアドバイザーからの客観的なアドバイスがほしい人
- 首都圏以外の地方で転職を考えている人
CMでもよく見かける、日本トップクラスの求人数を扱う転職エージェントと言えば「リクルートエージェント」です。
35年以上にわたる実績で培われた転職支援ノウハウや成功事例をもとに、経験豊富なキャリアアドバイザーがサポートします。
転職初心者の人には「職務経歴書エディター」や「面接力向上セミナー」などの独自サービスもあり喜ばれています。
また全国17カ所に拠点があって地域密着型の企業やU・Iターンの求職者に対しても網羅した情報を提供しており、地方の転職にも強いといえるでしょう。
転職実績No.1のリクルートエージェントだからこそ幅広い年齢にも対応しているので、中高年の転職活動にもおすすめしたい転職エージェントです。
公開求人数 (2023年3月30日時点) |
約36万件
(+非公開 約26万件) |
利用者年齢 | 全世代 |
対象地域 | 全国 拠点:北海道、東北拠点(宮城)、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、静岡、愛知、京都、大阪、兵庫、中四国拠点(岡山・広島)、九州拠点(福岡) |
【女性におすすめ】性別特化型の転職エージェント
続いては、とくに女性の転職に強い転職エージェントをご紹介します。
女性特化型の転職エージェントは、以下のような特長があります。
女性に転職エージェントの特長
- 女性のキャリアを理解したエージェントが多い
- 女性のキャリアアップに関するノウハウを持っている
「使えない」と思った理由に、女性特有の悩みや転職の特徴にエージェントが疎かった、専門性がなかったなどの理由も考えられます。
これから紹介するような女性特化型のサービスに登録し、相談してみるととても相性の良い転職エージェントにであるかもしれません。
1.女性の転職サービスLiBzCAREER(リブズキャリア)
リブズキャリアがおすすめの人
- 転職が不安な20代・30代の女性
- 育児中でも働きやすい職場を見つけたい人
- 女性が活躍する職場に転職したい人
女性のための転職サービス「リブズキャリア」は、「ママ社員活躍」「育児中役員在籍」「退勤目安18時」など、育児中の女性ならではのこだわり条件で求人を検索できるのが特徴です。
育児と仕事の両立ができる転職を目標とし、子ども・家庭をもつママもキャリアを諦めることなく転職できると評判です。
そのぶん、求人数は約2,000件と他の転職エージェントに比べると少ないものの、登録者の7割以下が34歳以下の女性であり、注目を集めていることがわかります。
公開求人数 (2022年1月時点) |
ー |
利用者年齢 | おもに20代・30代の女性 |
対象地域 | 首都圏が中心 拠点:東京のみ |
2.創業40年の老舗!パソナキャリア
パソナキャリアがおすすめの人
- 管理職などハイキャリアを目指したい女性
- 地方の求人を探している人
- 手厚く丁寧なサポートを求める人
大手人材派遣会社・パソナが運営する転職エージェントで、創業40年、累計25万人の転職を支援してきた実績をもつ、人材サービスの先駆者と言える存在です。
2016年3月に女性の活躍支援に特化したサービスを提供する専門チーム「女性活躍推進コンサルティングチーム」を発足しており、働く女性向けの転職セミナーなども行われています。
そのため女性の転職に数多く携わってきたアドバイザーが在籍しており利用者の37%が女性という、女性の転職支援にも力を入れているサービスと言えるでしょう。
また、オリコン顧客満足度4年連続1位と、業界でも一・二を争う手厚いサポートが魅力のサービスです。
パソナキャリアは企業側からの信頼が厚く、転職サイト上には掲載していない非公開案件も多く所有しており、パソナキャリアからでしか応募ができない求人も多数保有しているため、登録しておいて損はないでしょう。
公開求人数 (2022年9月時点) |
約4万件 |
利用者年齢 | 20代・30代はじめ幅広い世代 |
対象地域 | 全国 拠点:47都道府県すべて |
利用者満足度 (※当メディア調査) |
37.5%
(大変満足:0%、満足:37.5%) |
3.首都圏の女性におすすめtype 女性の転職エージェント
type 女性の転職エージェントがおすすめの人
- 首都圏(一都三県)で転職先を見つけたい人
- 女性目線を活かした選考対策を受けたい人
- 営業やエンジニア職に就きたい人
「type女性の転職エージェント」は、東京・埼玉・千葉・神奈川の一都三県の女性向け求人を扱う転職エージェントです。
18年以上にわたり女性の転職を支援してきた実績があり、女性の転職専門のキャリアアドバイザーがカウンセリングや求人紹介、内定後は入社日の調整や年収交渉などまで行ってくれます。
ほかにはないサービスとして「面接メイクアップ」があり、面接用にメイクアップのサービスやビジネススーツの着方など、転職後もビジネスシーンで使えるノウハウを提供してもらえます。
1人1人の専任アドバイザーがしっかりサポートしてくれるので、首都圏で転職を考える女性は登録して損はない転職エージェントと言えるでしょう。
求人のうち8割ほどが非公開求人、利用者層は幅広い世代の女性です。
公開求人数 (2022年9月時点) |
約2万件 |
利用者年齢 | おもに20代・30代の女性 |
対象地域 | 関東をはじめ全国 拠点:東京のみ |
利用者満足度 (※当メディア調査) |
31.3%
(大変満足:6.3%、満足:25%) |
【第二新卒・フリーターの方におすすめ】20代向け転職エージェント
第二新卒とは、学校などを卒業していったん就職したものの、短期間のうちに次の転職を目指す人のことを指します。
社会人経験が豊富な世代とは違い魅力や強みを自分では出しにくい第二新卒の転職は、転職エージェントの利用がとくにおすすめといえます。
第二新卒向けの転職エージェントの特長
- 第二新卒でも合格可能性の高い求人が多い
- 履歴書・職務経歴書の添削を丁寧にしてくれる
- 強みや魅力を引き出して企業側に伝えてくれる
ここでは自分の経歴に自信がなかったり、社会人経験が浅い若い世代におすすめの転職エージェントをまとめました。
1.質の高いカウンセリングで適職が見つかるハタラクティブ
ハタラクティブがおすすめの人
- 第二新卒・既卒の20代
- フリーター・ニートなど経歴に自信が無い人
- 学歴に自信が無いけど大手企業を目指したい人
第二新卒や既卒を対象にした転職エージェント「ハタラクティブ」は、応募者の経歴を問わない求人のほか、未経験者向けとなるハードルの低い求人を多く取り扱っています。
関東一都三県の求人に特化していることも特徴です。
そのため、これまでのキャリアに自信がない方や、フリーターから正社員を目指した転職活動を行っている第二新卒者におすすめ。
求人数は未経験者OKの求人数が約2,000件、利用者層は第二新卒やフリーターなど経歴に自身のない方向けで、多くは20代です。
公開求人数 (2022年9月時点) |
約1,000件 |
利用者年齢 | 20代 |
対象地域 | 東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、愛知、福岡
拠点:東京、千葉、神奈川、埼玉、大阪、愛知、福岡 |
利用者満足度 (※当メディア調査) |
100%
(大変満足:25%、満足:75%) |
2.マイナビグループの20代特化型サービスマイナビジョブ20’s
マイナビジョブ20’sがおすすめの人
- 第二新卒・既卒の人
- 20代で初めて転職をする人
- 未経験の業界を目指したい人
すべての求人が20代対象という「マイナビジョブ20’s」は、第二新卒など若手の方に特化した転職エージェントです。
そのため未経験者OKという求人も多く、20代専門のエージェントとして専門性の高いアドバイザーが多く在籍しているため、多くの若い人が利用しています。
求人数は20代向けで、利用者層も20代の方や第二新卒者が多くなっています。
公開求人数 (2022年9月時点) |
約3,300件 |
利用者年齢 | 20代 |
対象地域 | 全国
拠点:東京、神奈川、愛知、兵庫、大阪 |
3.ブラック企業は徹底排除!ウズキャリ
ウズキャリがおすすめの人
- 第二新卒・既卒の人
- ブラック企業を避けたい人
- ある程度自分に合った求人を絞って紹介して人
「第二新卒専門」の転職エージェントとして利用されている「ウズキャリ」は、サポートがとても手厚いことで評判です。
完全無料にもかかわらず、平均20時間という徹底的なサポートが行われているほか、自身も離職経験があるアドバイザーが在籍していることから経験に基づいた的確なアドバイスをしてくれます。
それゆえに、離職率が高い・残業時間が長い・求人情報と違うといった、いわゆる「ブラック」な企業は絶対に紹介しないことでも知られています。
一気に紹介される求人の数は大手に比べると少なめですが、その分本当にあなたに合った求人を紹介してくれるでしょう。
公開求人数 (2022年9月時点) |
ー |
利用者年齢 | 10代・20代 |
対象地域 | おもに東京 拠点:東京、大阪 |
転職エージェントを使わない方がいい人の特徴3つ
場合によっては、転職エージェントを使わない方が良いこともあります。
しかし、自分のおかれている状況に合った転職エージェントを選ぶことで、解決することも有ります。
転職エージェントを利用しない方がいいかもしれない人
- 未経験から正社員で働きたい人
- 離職率が高いといわれ、大量採用する業界に転職したい人
- 過去に転職エージェントを使って転職に失敗した人
特徴1.未経験から正社員で働きたい人
現在、無職やニートまたは派遣で働いていて未経験から正社員を目指す場合は、転職エージェントを利用しない方が効率的なこともあります。
なぜなら、未経験から正社員を目指す転職はどんな人にとっても難しいからです。
未経験者はスキルに関わらず、キャリアアドバイザーから「転職の成功確率が低い」と判断されやすいため、丁寧なサポートを受けにくいこともあります。
転職支援ではなく、転職も含めたキャリア形成のトレーニングができるキャリアコーチングなどの利用も視野に入れるといいかもしれません。
キャリアコーチングについては、この後の項目で解説・紹介します。
特徴2.離職率が高いといわれ、大量採用する業界に転職したい人
離職率が高いといわれ、大量採用しているような業界に転職を考えている人は、転職エージェントを利用しなくとも良いでしょう。
なぜなら離職率が高い企業は採用しても辞めやすいと分かっているので、採用コストを抑えている場合が多いからです。
例えば、飲食店や不動産、証券会社などが該当します。
これらの業界なら転職エージェントの力を借りなくとも採用されやすいため、利用せずに自力で転職活動をした方が効率的といえます。
特徴3.過去に転職エージェントを使って転職に失敗した人
過去に転職エージェントを使って、転職に失敗した人もいるでしょう。
もしかすると、なりたい姿をイメージできていないまま転職エージェントに相談してしまい、ミスマッチが起きてしまった可能性があります。
実際に4人に1人の割合で転職後に、転職に失敗したという回答をしている現実があります。
こんな人は転職エージェントを使う前に、自分のキャリアや強みについて考えてみることをオススメします。
転職エージェント以外でおすすめの転職サポートサービス2選
「自分の働くうえでの強み・弱みをはっきり認識したい」「転職も含め自分に合った仕事に出合いたい」
こういった悩みを解決してくれるのがキャリアコーチングサービスです。
過去に使えない転職エージェントにあたり転職を失敗してしまった人や、転職するにも何から手を付けていいかわからない人におすすめのサービスを2つ紹介します。
※キャリアコーチングは転職エージェントと違い一定の費用が必要になります。
1.3か月間で稼げるキャリアを身に着ける!キャリドラ
キャリドラがおすすめの人
- 自分に合う職種や自分の強みが一人では見つけられない人
- 転職で年収アップを目指したい人
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- 40代・50代で転職活動を効率的に進めたい人
- 若手有利な業界で勝ち抜きたい人
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転職エージェントや人事経験者の同年代である40代・50代トレーナーにマンツーマンで指導が受けられるため、相談もしやすくアドバイスも適格でしょう。
実際に受講者の97%が満足しており、なかには年収が20%アップしたというユーザーもいます。
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自分に合う転職エージェントや担当キャリアアドバイザーの選び方は3つ
自分に合った転職エージェントとキャリアアドバイザーを選ぶには、どうすれば良いでしょうか?
選び方のコツを3つ紹介しましょう。
- 選び方1.最初の面談後に受け取る求人が、自分に合った案件であるか
- 選び方2.担当するキャリアアドバイザーの対応や連絡が迅速か
- 選び方3.目的に応じて、転職エージェントを使い分ける
選び方1.最初の面談後に受け取る求人が、自分に合った案件であるか
転職エージェントに登録すると、まずは電話や対面方式の面談があります。
面談の際には担当のキャリアアドバイザーから転職理由と、転職を希望する会社の条件や業界についてなどのヒアリングを受けます。
このとき、面談後即日または翌日までに提案される求人情報が重要です。
面談で伝えた希望に沿った業界と労働条件、給与額を満たす求人かどうか、あわせて希望業界と明らかに違っていたり、ブラック企業を感じたりするような求人ではないかどうかを確認しましょう。
面談後の最初の求人情報の提案は、いわばキャリアアドバイザーの腕の見せ所です。
この段階で対応が遅い、または希望から大きく逸脱した求人を提示するアドバイザーの場合は、注意しなればなりません。
選び方2.担当するキャリアアドバイザーの対応や連絡が迅速か
担当のキャリアアドバイザーの対応と連絡が迅速かどうかに着目しましょう。
例えば求人応募後の合否連絡をすぐくれるかどうか、適度に転職活動の進捗状況をヒアリングしてくれるかどうか、面接後のフィードバックをマメにくれるかどうかなどです。
効率的な転職活動をするためには、マメにキャリアアドバイザーを連絡を取ることが大切です。
就業後などの自分が電話を受けやすい時間をあらかじめ伝えておくと、スムーズにやり取りすることができます。
選び方3.目的に応じて、転職エージェントを使い分けるのもひとつの手
転職エージェントを活用するには、目的に応じて複数を使い分けましょう。
おすすめなのは、自分の年代向けの転職エージェントと志望業界に特化したエージェントの2つを利用する方法です。
まずは年齢や目的に合う転職エージェントで履歴書の添削と面接対策を利用し、転職市場全体の情報収集をしましょう。
次に転職活動に必要なものを揃えた後、業界特化のエージェントで自分が志望する業界の将来性や特徴を細かくチェックします。
2つの異なるタイプの転職エージェントを活用すれば、より効果的な転職活動が可能です。
転職エージェントを使う際の注意点4つ
転職活動は自分の人生を左右する大事なものです。
3つの注意点を把握し、慎重に活動を行いましょう。
- 注意点1.最終判断は自分でする
- 注意点2.自分に合わないと感じたら、すぐにキャリアアドバイザーを変更する
- 注意点3.転職エージェント経由で応募した企業とは、直接連絡をとらない
- 注意点4.自分が避けたい「ブラック企業の規準」を担当者に伝える
注意点1.最終判断は自分でする
最終的な判断は、キャリアアドバイザーに任せず自分でしましょう。
転職エージェントは転職のプロではありますが、実際に転職するして働くのはあなたです。
納得がいく転職先を見つけるためにも、自分でも候補企業のことを調べたり情報収集をしたりするなどして、きちんと自分で意思決定するようにしましょう。
任せっきりにしないことで、キャリアアドバイザーの都合のいいような転職先を紹介されるリスクも回避できます。
注意点2.自分に合わないと感じたら、すぐにキャリアアドバイザーを変更する
転職エージェントの担当キャリアアドバイザーが自分に合わないと感じたら、遠慮せずすぐに別のアドバイザーに変更してもらいましょう。
特に連絡やレスポンスが遅い、希望とは違う求人を勧めてくる、転職活動を急かすようなアドバイザーは要注意です。
自分の人生がかかっている大事な転職のときに、無理に合わないアドバイザーとやりとりする必要はありません。
注意点3.転職エージェント経由で応募した企業とは、直接連絡をとらない
転職エージェントを経由して応募した企業へは、直接連絡を取る必要はありません。
たとえば、個人のメールアドレスから面接日程の連絡をするようなことは不要です。
なぜなら、企業はエージェントに採用業務の一部を代行してもらっているため、採用担当者と行き違いが起きてしまったり、不要に戸惑わせてしまう恐れがあります。
応募企業とのトラブルを避けるためにも、転職エージェントに連絡を依頼しましょう。
注意点4.自分が避けたい「ブラック企業の規準」を担当者に伝える
求人の紹介を受ける前に、キャリアアドバイザーには入社を避けたいブラック企業の基準を伝えておきましょう。
自分にとってのブラック企業の条件を明確に伝えておくことで、紹介されることを回避できます。
例えば、以下のように自分が望まない案件を具体的に伝えましょう。
- 人事評価制度が分かりにくい
- 3年以内の離職率が5割を超えている
- 求人情報に掲載している平均残業時間が60時間以上である
- 就業規則や賃金規則が求人情報から分かりにくい
また業界全体の平均残業時間と景気の状況からも、ブラックになりやすい企業を見つけることもできます。
興味のある業界については、エージェントの担当者から前もって情報収集をしておくと良いでしょう。
転職エージェントが使えないことに関するQ&A
転職エージェントが使えないと感じた人向けに、Q&Aを3つ紹介します。
不安や疑問は解消して、納得のいく転職活動を行いましょう。
Q1.転職エージェントが使えない・信用できないと感じたときはどうすべき?
転職エージェントが信用できないと感じたら、まずはキャリアアドバイザーを替えてもらいましょう。
転職は、自分の将来と人生に関わる大切な選択です。
納得のいく転職ができるよう、満足できるサポートを受けられるアドバイザーにお願いしましょう。
残念ながらキャリアアドバイザーは指名制ではないので、こちらから指名することはできません。
担当を変更しても思うような結果にならない場合、別の転職エージェントを利用するのも1つの方法です。
Q2.転職エージェントは転職する際に役に立たないの?
転職エージェントが転職活動に役立たない場合も、ゼロではありません。
しかし転職エージェントとは転職に関するプロです。
専門的な知識と豊富な転職実績からアドバイスがもらえるので、まったくの一人で行うよりも効率的に進むことが多いです。
上手に活用することをおすすめします。
Q3.転職エージェントを使う以外で、手軽に企業情報を集める方法はある?
キャリアアドバイザーに紹介された企業については自分でも積極的にリサーチして、情報収集をしましょう。
企業の評判や口コミをまとめているOpenWorkなどのサイトや、2chなどの大手掲示板を利用する方法があります。
ネットの情報が必ずしも全て正しいとは限りませんが、具体的な悪評が書かれている企業には注意した方が良いかもしれません。
まとめ
- 転職エージェントは使えないといわれやすいが、信用できるキャリアアドバイザーを見つけて活用するのがおすすめ
- 転職活動を効率的に進めるために、転職エージェントは目的に応じて使い分ける
- 転職エージェントは転職に関するプロ集団なので、面接対策や履歴書の添削など活用できるところは上手に利用する
記事内の調査概要
本記事における調査の概要
- 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
- 実施期間:2022年1月20日~2022年1月27日
- 調査対象:転職エージェントを利用したことのある男女
- 有効回答数:973人
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)
大脇雅也さん
doda転職エージェントの経験談(ベンチャー企業事務職→大手営業)