フリーランスが案件探しに困ったときにの強い味方がフリーランスエージェントです。
実際当サイトの調査結果によると、案件探しに困った経験があるエンジニアの方が「もっとも役に立った案件の探し方」に選んだのが、フリーランスエージェントの利用(45%)でした。
これはフリーランスの案件獲得先としてひろく認知されている「知人からの紹介(29%)」や「以前の職場からの業務委託(37.3%)」を上回る数字です。
調査概要
- 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
- 実施期間:2022年2月27日
- 調査対象:フリーランスエンジニアとして活動する20歳~49歳の男女291名(副業エンジニアを含む)
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)
この記事ではフリーランスエージェントの利用時に気になる手数料(マージン)について詳しく見ていきます。
マージン率の相場や比較、なぜマージンが必要なのか、買い叩かれないための注意点などをまとめました。
本記事のポイント
- 多くのフリーランスエージェントで手数料が公表されていない理由
- マージンを払ってでもフリーランスエージェントに登録した方が良い理由とは
- 案件のマージン率の決まり方や、適正な報酬金額で案件を受注するための注意点
目次
フリーランスエージェントの手数料(仲介マージン)とは
フリーランスエージェントを利用した際の手数料とは、企業とフリーランスとの仲介金としてエージェントが受け取る「マージン」です。
このマージンはあなたの報酬から引かれるため「なぜ必要なのか」「搾取されているのでは」と思う方もいるかもしれません。
しかしマージンはエージェントの収益源であり、サービスの質を担保するために必要です。
1案件につきエージェントが受け取る額は何割程度なのか(マージン率)の決め方などは各エージェントによって違うため、比較や見積もりなどの確認が重要といえるでしょう。
▼記事の後半で「マージンを引かれてもフリーランスエージェントに登録すべき理由」や、「マージンの決まり方」など解説しています。
フリーランスエージェントに登録しただけでは手数料は発生しない
基本的にフリーランスエージェントへ登録し案件を閲覧したり、案件を紹介してもらったりしても手数料(マージン)は発生しません。
なぜなら手数料が発生するタイミングは、フリーランスエージェントを経由して案件を獲得してからだからです。
案件が決まり企業と契約を締結し、報酬を受け取るタイミングでマージンが引かれるという仕組みです。
「どんなものがあるか、とりあえず案件を見てみたい」と思う方も、見るだけであれば無料ですので登録してみましょう。
「マージン率(手数料)を公表していない=悪質な会社」ではない
じつは多くのフリーランスエージェントはマージン率を公表していません。
案件の内容や受注者のスキルなどさまざまなな条件でマージン率が変動する可能性があるため、公表を控える場合が多いのです。
そのためマージン率が非公表だから悪質なエージェントである、と結びつけるのは安直でしょう。
ただフリーランスエージェント側もマージン率をかたくなに非公表にしているわけではなく、案件紹介時の面談などで聞けば教えてくれることもあります。
マージン率が低い案件・エージェントを探したいのであれば、複数社面談をし比較するのがおすすめです。
マージン率(手数料)を公表しているエージェント比較
実際にフリーランスエージェントを利用しようと思った際、各エージェントで公表されていないとはいえどのくらい手数料が引かれるのか気になる方も多いはずです。
数少ないマージン率を公開しているエージェントを比較してみましょう。
フリーランスエージェントのマージン率の相場
一般的なフリーランスエージェントのマージン率の相場は、10~30%程度と言われています。
単純に100万円の案件があれば90~70万円程度が手取りということになるでしょう。
ただこの割合は各会社で定めているもので、フリーランス協会が一律で取り決めていたり法律で定められていたりするわけではありません。
手数料(マージン)をひかれてもフリーランスエージェントに登録した方がいい理由
実際のところ、手数料を引かれると損に感じる方も多いかもしれません。
しかし当編集部では、手数料を引かれてもフリーランスエージェントに登録するのをおすすめしています。
その理由について4つのポイントにまとめましたので、ぜひ登録を考えている方は参考にしてください。
理由1.自分で営業する時間的・金銭的コストがおさえられる
理由の1つ目は、自分で営業する時間や金銭的なコストがおさえられるからです。
実際、フリーランスの方は自分で仕事を一人でも取ってくることを難しいと感じる方は多いです。
当サイトとなりのいろはで行ったフリーランスエンジニアの男女291名を対象にした調査では、58%の人が案件探しで困ったことがあると答えています。
多くの場合、自分で案件を獲得しようと思うと営業のための時間・金銭といったコストが発生します。
その点フリーランスエージェントは、登録後紹介された案件から気になるものを選び契約していくため、営業に時間的・金銭的コストをかけることなく案件を受注できるでしょう。
手数料が引かれたとしても営業することなくコンスタントに安定して案件が受注できるのは、大きなメリットといえます。
理由2.企業とトラブルになっても第三者として介入してもらえる
フリーランスエージェントを経由しないで案件の獲得を行った場合、トラブルの対応はすべて自分で行わなくてはなりません。
法的な知識がありトラブルを想定した上で条件設定が行えるなら問題はないですが、少しでも不安な場合はフリーランスエージェントを経由したほうが万が一のトラブルにも安心です。
とくに支払いが遅延したときは、振り込みを催促するのは思ったよりもストレスになりますので、フリーランスエージェントに調整を依頼できる方が精神的な安定は保てます。
また中には勝手に減額をしたり、契約内容を一方的に変更するクライアントもいますが、フリーランスエージェントに間に立ってもらっておけば交渉やそれなりの保証がある場合もあります。
安心して働く上で、フリーランスエージェントの存在は非常に心強いといえるでしょう。
理由3.契約周りをサポートしてもらえる
一般的にフリーランスが業務委託契約を結ぶとなると、契約書などを作成し締結する必要があります。
ただ案件を受注するのが初めての場合や慣れていない場合、契約条件に問題がないのか・自分にとって不利になるような契約ではないのかなど、自信を持てない可能性が大いにあります。
そういったときもフリーランスエージェント経由であれば、契約周りのサポートをしてくれるため心配ありません。
不安な場合はすぐに相談できますので、納得のいく契約内容で進めることができるでしょう。
理由4.税金サポートや報酬保証などを受けられる
ほかにもフリーランスエージェントは、税金サポートや報酬保証、福利厚生といった手厚いサポートが受けられます。
たとえば福利厚生が正社員並に手厚いと人気の「Midworks(ミッドワークス)」では、自社経由で案件を探している最中に仕事が途切れてしまった場合の報酬を保証する制度を設けています。(※審査、規定あり)
一人で案件を受注している際に案件が途切れた場合は自分の貯蓄などから補填するしかなく、経済的にもですが精神的にも不安で辛い状況になってしまうでしょう。
収入の途切れなど、フリーランス特有の悩みであるサポートしてもらえるのは大きなメリットです。
編集部おすすめのフリーランスエージェント
実際にフリーランスエージェントを利用してみたい!と思った方向けに、おすすめのフリーランスエージェントを5社まとめました。
いずれも安心して利用できるフリーランスエージェントですので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おすすめ1.週2からの案件が豊富なITプロパートナーズ
ITプロパートナーズの特長
- 週2日からの取り扱い案件数が豊富
- 在宅やリモート案件、トレンド技術が使える案件多数
- 直請け案件を多く取り扱っているので、高単価が期待できる
ITプロパートナーズではフリーランス向けエージェント業界の中でもとくに、週2日から稼働できる案件を豊富に保有しています。
実際に公式サイトで検索してみたところ、週2日の案件は615件ありました。
また週1日の案件も、216件ありました。
(※2022年11月時点、公開案件のみ)
ITプロパートナーズで保有する週2日からの案件は月収30~60万円程度のものが多く、高単価案件では月収100万円をこすものも保有しています。
マージン率は公表していませんが、直請け案件も多く週3日勤務案件でも、生活するには十分な報酬を手に入れることに期待できるでしょう。
さらにITプロトータルサポートという充実した福利厚生が利用でき、確定申告の無料相談や報酬即日払いサービスを手数料無料で利用できるなど安心して働ける環境が提供されています。
とくにエンジニア経験3年以上の方や、1人で開発を進められる方、ライフスタイルに合わせて週2日だけ働きたいフリーランスの方におすすめです。
(※週2日からの案件紹介が可能なものの、会社員をされている方の副業は紹介できません。)
対象職種 | エンジニア
デザイナー マーケター プロデューサー PM |
支払いサイト | 35日
(月末締め、翌々月5日支払い) |
案件数
(非公開を含む) |
常時3,000件 以上 |
対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、
大阪府、京都府、兵庫県、奈良県 など |
手数料
(マージン率) |
非公表 |
ITプロパートナーズを利用した人の口コミ
フリーランスになり、前職の引き継ぎをしながら新たな案件を探し始めました。
その時に知ったのがITプロパートナーズさんだったのです。ITプロパートナーズさんは知人に紹介してもらったのですが、信頼しているその方の紹介だった、ということが大きかったのと、ITプロパートナーズさんの紹介している案件が「週3日のお仕事」だったということもあり、まずはITプロパートナーズさんにお話を聞きに行ってみようと思ったのです。
フリーランスで週5日働くということは正社員とあまり変わらないのでは、と私自身考えていたのと、開発以外の案件も掛け持ちしたく、そちらとの並行ができるようにと考え、週3日の案件にとても興味を持っていたのです。
もしそのような働き方が実現し、今まで経験したことがない環境でチャレンジすることが出来たら、自身の成長にも繋がると考えました。
早速ITプロパートナーズさんに紹介してもらったアプリ開発の案件に参画し、実際に働いてみると想像していたより、はるかに働きやすかったです。
一番の要因としては、自分で働き方を選び、自分で決断し、実行できるという点だと思います。
先ほどお伝えしたとおり、参画した開発案件の他に、並行して他の案件を持っていたため、融通を利かせメリハリをつけて働ける点が自分にフィットしていました。
具体的には、案件に入りながらも空いた時間には本の執筆を進め、映画のメディアへの寄稿、元々好きだったバンド関係のお仕事にも従事するといった生活をしていました。
怒涛の日々を過ごしていましたが、振り返ってみると、そのような働き方を選んで良かったなと思っています。
フリーランスエンジニア 男性
引用:ITプロパートナーズ公式サイト 利用者の声 より一部抜粋
起業しても収入が安定しないのが、最初の大きなハードルでした。
そこで自分のやりたいことをやりつつ、収入を安定させることができるITプロパートナーズさんのサービスに興味をもちました。
正社員で働く必要性を感じていなかったので、リモートワークや週3~4日で働くができる働き方に魅力を感じました。
エージェントさんと面談したあと、早速紹介してもらった企業に面談に行き、これまでの経験が生かせそうだった点と、給与面が他会さんから紹介してもらった案件より良かったということが決め手で決断。
フリーランスをやっていると、給与面や働き方など交渉するのが難しかったりするので、エージェントさんにそこを代わってもらえるのはありがたいです。
今ITプロパートナーズさんで働いている会社の勤務は12時からなので、午前の時間を自由に使いながら、今まで興味を持っていた在宅ワークにも今月から取り組めることになり、働き方もひとつずつやりたい方向に向かってきているところです。
現在この仕事と両立して、個人でプログラミングスクールに通っています。今後はWEBディレクターとしてのスキルを活かしつつも、ひとつのプロダクトを作れる人材になっていきたいと思っています。
私は文系ですし、飽き性なところがあるのですが、ITやWEB業界で活躍するためには、理系である必要も無いし、目まぐるしく変わっていく業界なので飽きません。
パソコンとWi-Fiがあればどこでもできる仕事だし、在宅やリモートワークが可能だし、ブランクがあっても活躍できるので、女性にこそ向いている職種だと思っています。
プロダクトを世に出してみたいし、いつか海外で働いてみたいし、女性としても人生を楽しみたい。それができる手段の一つがITの技術であり、プログラミングなのではないかと思っています。
常に学んでいく必要はあるけれど、何歳からでも始めら、いくつになっても活躍できる職業だと思っているので、これからもずっとチャレンジしていきたいと思っています。
特にわたしと同様に考える女性は是非、一緒に自分の人生でやりたいことを考えて、チャレンジしてみてほしいですね!
フリーランスWEBディレクター 女性引用:ITプロパートナーズ公式サイト 利用者の声 より一部抜粋
ITプロパートナーズさんを選んだ理由は週2日という広告が自分の中で目に留まっており、フルタイムでない案件を複数掛け持ちしたい自分にはぴったりだと思ったからです。
他のエージェントサービスも利用してみましたが、フルタイムや常駐案件が多く、自分の希望は叶えられそうにあらず、失敗でした。
自分の要望を汲み取ってもらうために、ITプロパートナーズさんのエージェントには案件を掛け持ちしたい、という要望を面談の最初に伝えました。
相談した当時、Ruby on Railsの案件は週2日の案件も多く、リモート可能な案件も揃えているとのお話だったので、その要望は叶えられそうとの話をいただき、スムーズに案件探しが進みました。
すぐに企業との面談を設定していただき、最初に受けた企業から内定をもらうことが出来ました。
そちらでは週2日でも内定をもらったのですが、週4日のほうがより大きなミッションをお願いできる、というオファーをいただきました。
自分自身も働くならば、一定のタスクを任されたいと思い、オファーに納得し、当初は週2日×2案件というのを目標にしていましたが、現在はその内定をもらった企業に週4日参画しています。
週1日出社し、残りはリモートと非常に働きやすい環境で作業を進められていて満足しています。
また、稼働のない残りの1日もフリーランスとして個人の仕事も受けたいという希望を叶えるための時間に使えており、稼働日以外の日も相談当初目的としていた働き方が出来ている状態です。
フリーランスエンジニア 男性引用:ITプロパートナーズ公式サイト 利用者の声 より一部抜粋
おすすめ2.複数のエージェントから一気に案件検索・応募!エンジニアスタイル
エンジニアスタイルの特長
- 約20社のフリーランスエージェントの案件を一気に検索できる
- 1社面談するごとに3,000円のAmazonギフト券プレゼント
- こだわり検索で細かいニーズに合った求人を見つけられる
- 週2日からの案件、完全リモート案件も豊富に保有
エンジニアスタイルは、「案件紹介サイトが多すぎてどれを利用していいかわからない」とサイト選びの段階で悩んでしまう方におすすめの副業案件を一括で検索できるサイトです。
エンジニアスタイルに登録しておきさえすれば、各エージェントにそれぞれ登録することなく、一括で非公開求人をふくめた案件の検索・比較・紹介までしてもらえます。
また登録情報からAIが最適な案件を分析・紹介してくれるサービスがあるなど、複数のサイトの案件を一度に比較できるので時間や手間も削減できるでしょう。
また今なら1社面談するごとに3,000円のAmazonギフト券がもらえ、最大で10万円もらえるメリットもあります。
細かく検索するには登録が必要ですが、こだわり検索でデータを知ったうえで案件を探せば自分ぴったりの案件が見つかるはずです
対象職種 | エンジニア
ディレクター Webデザイナー AIエンジニア PM |
支払いサイト | 各エージェントによる |
案件数
(非公開を含む) |
提携エージェント 30社以上
案件数 約28万件 |
対応エリア | 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県に在住の方 |
手数料
(マージン率) |
各エージェントによる |
おすすめ3.最高報酬200万円越えフォスターフリーランス
フォスターフリーランスの特長
- 利用者満足度90%以上
- 非公開案件を含め常時5,000件以上の案件数
- 最高報酬230万円の高単価案件を多数保有
フォスターフリーランスはフリーランスエージェントの中でもサービス歴が長く、20年以上の実績があります。
案件の半数以上が直請け案件のため、高単価案件を多く保有し、最高単価は230万円と収入を上げたいフリーランスエンジニアにぴったりのサービスといえるでしょう。
またITエンジニアに理解が深いキャリアアドバイザーが多く在籍しており、常時5,000件以上の案件の中からあなたのスキル・経験が生かせる案件のみを紹介してもらえます。
即開始したいと思う方にも最短3日で就業できる事例もあり、単価・案件の質ともに信頼できるエージェントです。
対象職種 | エンジニア
ディレクター コンサルタント PM |
支払いサイト | 約30日
(月末締め、翌月末日払い) |
案件数 (非公開を含む) |
常時5,000件 以上 |
対応エリア | 首都圏 |
手数料
(マージン率) |
非公表 |
フォスターフリーランスを利用した人の口コミ
親切丁寧なアドバイスが貰えるのが利点
初めてIT系の求人サイトを利用するならこのサイトを選ぶのが良いでしょう。私のときはITエンジニアの経験を持つコンサルタントが親身になって対応してくれたので、経験者でなければわからない不安に共感してもらえたのは大きな魅力でした。経験者ならではのアドバイスは転職活動の大きな励みになりました。
紹介する求人も信頼できるものがほとんどなので安心して利用することができます。あくまでフリーランス向けの求人なので正社員待遇を希望する人には不向きですが、ITエンジニアとしての経験を積むための仕事探しには最適です。
自分に合った職種の検索が簡単!
初めにエンジニアの求人サイトを見ていた時、ホームページがよく整理されていて、仕事の検索がしやすいという印象がありました。職種と分野や言語と技術で区分され、自分の希望で容易に絞り込みができるんです。そして勤務地で範囲を絞っていくと、自分が通勤可能な求人情報がすぐに出てきたので、楽々仕事を探すことができました。自分はプログラマーですがシステムの要件定義が得意で、その条件でも絞り込みができたので、自分の強みを活かした就職活動ができました。採用するかしないかは募集側の判断ですが、自分の強みをよりアピールできたので1回の面接で採用が決まって良かったです。
希望した企業と契約できました!
まず求人を探すために登録するのですが、その際にスタッフの方がカウンセリングも兼ねて経歴書を見直してくれて、ここはこういう風に書き直した方がいいよと丁寧に教えてくれたんです。そのおかげで以前よりも良い経歴書にすることができて、応募先の企業に好印象を残すことができました。それにその企業との打ち合わせの際にもスタッフの方が同伴してくれたので、緊張はしましたが精神的にすごい安心して打ち合わせに臨めました。契約もできたし、本当に感謝しています!
専門性の高い求人が多いです
専門性の高い求人が多く、納得しながら選べて良かったです。さらに専門のコーディネーターさんを通じて過去の実績に合った求人を紹介して頂いた為、違和感を覚えずに済みました。その上に職務経歴書の書き方等のフォローが有り、スムーズに進みました。
おすすめ4.正社員なみの福利厚生Midworks(ミッドワークス)
Midworks(ミッドワークス)の特長
- 収入の60%を保証してくれる給与保証制度あり(※審査・規定あり)
- 正社員の並の充実した福利厚生サービスが魅力
- 週3日~稼働など稼働日の少ない案件も多数保有
Midworks(ミッドワークス)は、フリーランスエンジニアが選ぶアンケートにおいて「価格満足度部門」「専門エージェント部門」「案件充実度部門」第1位のフリーランスエージェントです。
一番の特長は、フリーランス向けのエージェントサービスの中でも手厚いサポートにあります。
充実した福利厚生で、フリーランス協会への加入や税務サポートや保険料の半額負担、収入の60%を保障してくれる給与保証制度(※審査・規定あり)などがあります。
正社員のようなサポートが受けられるので、とくにフリーランスになりたての方におすすめのフリーランスエージェントです。
対象職種 | エンジニア
ディレクター プランナー デザイナー PM システム開発・保守 コンサルタント |
支払いサイト | 20日 |
案件数 (非公開を含む) |
常時3,000件 以上 |
対応エリア | 首都圏
関西圏 (リモート案件は全国対応) |
手数料
(マージン率) |
非公表 |
Midworksを利用した人の口コミ
Q:Midworksはどんなきっかけで使うようになりましたか?
当初、調べてみるとフリーランスエージェントがたくさんあることに気づいたんです。その中でMidworksにはこれからフリーランスになる方に優しい、包括的にサポートしてくれると明記されていたので選ぶきっかけになりました。
Q:結果、Midworksを利用してみてどうでしたか?
明記されてある通り、初めてフリーランスとして案件を受けるエージェントとしてピッタリでした。最初である以上、クライアントとの契約の結び方も分からないため、Midworksのサポートがあることが心強かったです。
また、キャリアアドバイザーの方と自分との相性もよく感じました。最初は案件の選び方もよく分かりませんでしたが、きちんと私のキャリアに合った案件をチョイスしていただき、とても感謝しています。
フリーランスエンジニア 男性
引用:Midworks公式サイト 利用者インタビュー より一部抜粋
Q:なぜMidworksを選んだのですか?
他のエージェントと比較したときに、福利厚生が整っていたり、報酬がよかったりという部分でMidworksが一番良いと思ったからです。それから、自分が知っている人がMidworksを使っていたという安心感も大きかったですね。
Q:Midworksを使ってよかったことは?
現場の不一致がないところが魅力です。
現場が変わるタイミングで面談を受けるんですが、面談数がとても多くて、いろんな会社から面談の情報が入ってくるんですよね。「こんなにたくさんあるんだ!」と驚きました。面談をいっぱい受けすぎて、どこがどの会社か分からないくらいです。でも、それは本当に喜ばしいことで、うれしい悲鳴という感じですね。
また、キャリアアドバイザーとのコミュニケーションが取りやすく、私自身のことを一番に考えた提案をしてくれることも良いと思っています。
最初、Midworksの福利厚生に加入をしていたもののあまり使っていなかったということがありました。その状況を見て、キャリアアドバイザーが「あまり使わないなら加入しない方がいいですよ」と提案をしてくれました。Midworksの利益よりも私個人の状況を見て、アドバイスをしてくれる点は良心的で信頼できるなと感じています。フリーランスエンジニア 女性引用:Midworks公式サイト 利用者インタビュー より一部抜粋
Q:Midworksを利用するようになった経緯は?
成り行きというか、Midworksを使うようになったのはたまたまです。ネット上で案件を探していて、偶然Midworksに行き着いたような形です。
そこから自分が希望している条件の案件に行き着いた後、キャリアアドバイザーの方から親切な対応を受けて安心できました。これらがきっかけでMidworksを活用して案件を請けようと決めました。そこからはキャリアアドバイザーの方に協力をしてもらいながら自分のスキルシートを作成し、次々と案件を紹介してもらうことになりました。
Q:Midworksを使って良かったことは?
Midworksを使ってみて1番良かったなと思うのが、クライアントと交渉する際に、直接言わなくても良くなったということです。単価交渉とかもそうですが、クライアントに言いづらいことも、キャリアサポートの方からうまくニュアンスをお伝えできるようになりました。密に連絡を取ってくれるのも助かります。
データサイエンティスト 男性引用:Midworks公式サイト 利用者インタビュー より一部抜粋
おすすめ5.元エンジニアから専門的なフォローがもらえるフューチャリズム
フューチャリズムの特長
- 支払いサイトが15日と業界最短クラス
- 利用者の85%が前職から収入アップ
- 元エンジニアのコンサルタントにキャリア形成まで相談できる
フューチャリズムは、フリーランスとして活躍している現役ITエンジニアにおすすめのサービスです。
案件数は4,000件程度ですが月額80万円以上のものも多く、利用者の85%が前職から収入がアップした実績から高単価案件も期待できるでしょう。
また単純な案件紹介にとどまらず、元エンジニアのコンサルタントから長期的なビジョンでキャリアプランの相談に乗ってもらえるのもフューチャリズムならではの特長です。
「フリーランスでこのままどうしたらいいかわからない」と悩みを抱えている人は、一度相談してみるのがおすすめですよ。
対象職種 | エンジニア
ディレクター プランナー デザイナー PM システム開発・保守 コンサルタント |
支払いサイト | 最短15日 |
案件数 (非公開を含む) |
常時4,000件 以上 |
対応エリア | 首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県)
(リモート案件は全国対応) |
手数料
(マージン率) |
非公表 |
おすすめ6.マージン率を公表しているPE-BANK
PE-BANKの特長
- 分配率をすべてオープンにし、フリーランスエンジニアの取り分をつねに明確にしている
- 平成元年創立の老舗だから取引先企業1,000件上・取り扱い案件数は5万件以上
- 平均年収は800万越え(※関東エリア)と高単価案件も豊富に保有
PE-BANKは30年以上の運営歴を持つ、安定感のあるサービスが特長のフリーランスエージェントです。
エンジニア側への分配率を公表しており、案件受注回数によって変動していく方式です。
(画像出展:PE-BANK公式サイト)
案件参入前に報酬額がクリアになるので、しっかり比較検討でき納得のいく形で参画することができるでしょう。
また確定申告をLINEで相談できたり定期健診の補助金が支給されたりと業務面以外のサポートも手厚くなっています。
「とりあえず相談だけしてみたい」という方は60秒で簡単申込もできますので、いまの自分の状況を相談だけしてみるというのもありですよ。
対象職種 | エンジニア
ディレクター デザイナー PM システム開発・保守 コンサルタント |
支払いサイト | 40日 |
案件数 (非公開を含む) |
約4,000件 |
対応エリア | 全国対応
(12拠点あり、案件がないエリアも多数) |
手数料
(マージン率) |
8~12% |
フリーランスエージェントの手数料(マージン率)の決まり方
フリーランスエージェントの手数料(マージン)は非公表が多く、変動しやすいので少し分かりづらい部分があります。
では実際にどういった条件で、手数料が決められているのでしょうか。
この項目ではフリーランスエージェントの手数料(マージン)について、決まり方を4つご紹介します。
- 全案件固定
- 案件の報酬額で決まる
- 案件を受注した回数で決まる
- 営業担当者や企業で決まる
決まり方1.全案件固定
決まり方の1つ目は、すべての案件で利率を固定しているものです。
すべての案件で平等に固定化されているため、非常に分かりやすい設定なのが魅力と言えるでしょう。
この制度を取り入れているエージェントは、手数料の割合を公表している場合が多いです。
分かりやすい一方で単価額関係なくマージン率が同一のため、案件単価が低いものしか受けられない場合、損をするかもしれません。
決まり方2.案件の報酬額で決まる
決まり方の2つ目は、案件の報酬額によって利率が異なるパターンです。
(※例:案件の契約金が50万円までなら20%、80万円までは10%など)
一般的に金額が上がれば上がるほど、割合が下がる方式です。
この方式で手数料を設定しているサービスの場合、外部への公表を行っていないことが多いです。
大きな案件を獲得できるなら、この方式で受けるとどんどんお得になるでしょう。
決まり方3.案件を受注した回数で決まる
決まり方の3つ目は、案件の受注回数で変動するものです。
(※例:案件受注回数が5回目までは20%、10回目以降は10%など)
案件の報酬額で設定するパターンと同様に、案件受注回数を重ねればマージン率が下がっていく方式が一般的です。
こちらも外部に情報を公表していない場合が多いでしょう。
案件数を獲得すればするほどお得になるので、多くの案件を並行できるならこの方式がおすすめです。
決まり方4.営業担当者や企業で決まる
決まり方の4つ目は、営業担当者や企業でマージン率が決まる場合です。
例えば評価の高い営業担当者や大手と深いパイプを持つ担当者なら20%、まだ実績の多くない担当者なら10%、と決められている場合が多いです。
ほかにも契約できる企業によって、マージン率を変動させているエージェントもあります。
このパターンが一番変動が大きく自由度も高いため、手数料は非公表としていることが多いでしょう。
フリーランスエージェントの手数料(マージン)で気をつけたいこと
フリーランスエージェントを利用する際、手数料(マージン)で気をつけたい点がいくつかあります。
実際に利用する上で注意すべき点ですので、事前に押さえておきましょう。
気を付けたいこと1.商流が深すぎるものは避ける
フリーランスエージェントを利用する際は、商流の深さに注意しましょう。
商流とは、フリーランスに仕事が来るまでの関わる企業数です。
下請け的に仕事を受ける際、多くの企業を経由すればマージン率がどうしても重なってしまいます。
結果として受け取る金額が少なくなってしまうため、十分に注意しなくてはなりません。
可能であれば商流を浅くする、クライアントとフリーランスの直接契約が理想的です。
気を付けたいこと2.エージェント経由でSESの紹介は注意する
エージェントを経由する際、SES会社へ紹介されてしまう案件も注意する必要があります。
SES(System Engineering Service)とは、企業に対してエンジニアの技術力を提供する技術支援サービスです。
エンジニアはSES企業に属しながら、業務内容などは委託先の指示にしたがうという働き方をします。
SES会社はマージン率が高く、相場が30~40%ほどとなることも。
フリーランスの受け取る報酬が低くなるほか、指揮系統が派遣契約と委任契約の中間になるのでデメリットが多いです。
面談を行う際に、クライアントとなる企業の情報を確認してみましょう。
気を付けたいこと3.案件探しをエージェントに丸投げしない
案件探しを行ううえで、エージェントに丸投げをするのは一番危険です。
自分で案件や企業を吟味し、知識を持った上で判断しないと最終的に損をしてしまう可能性もあります。
あくまでフリーランスエージェントの存在は、「自分の案件探しを効率化する補助的な役目」と思っておくべきでしょう。
任せればすべて自分に合った案件が紹介される、と思ってしまうとトラブルや大きな損失を生むかもしれません。
気を付けたいこと4.希望の条件は詳細に伝える
フリーランスエージェントを活用する際、希望する条件は詳細に伝えましょう。
もし自分がイメージしている条件を伝えきれていない場合、思っていたものと違う案件を紹介される可能性があります。
ある程度話が進んだ段階で発覚すると、やはりトラブルに発展する可能性が高いです。
より効率よく案件を獲得するためにも、事前に自分の希望する条件は書き出しておきましょう。
そして即座に伝えられるよう、メモやドキュメントで保管しておくのがおすすめです。
気を付けたいこと5.複数のエージェントに登録し比較するのがおすすめ
おさらいになりますが、フリーランスエージェントはマージン率を公表していないことがほとんどです。
そのためマージン率で比較検討したいのであれば、できるだけ複数のフリーランスエージェントに登録・面談をしマージン率を比較するのが近道といえるでしょう。
またエージェントそれぞれで特徴があるため、合っている・合ってないの相性が出てしまうのは避けられません。
よりよい案件を獲得するためにはエージェントや担当者との相性も重要ですので、その点も複数登録し比較して決めていくのがおすすめです。
当記事でもおすすめのフリーランスエージェントを紹介しておりますので、そちらを参考にしながら見てみてくださいね。
フリーランスエージェントの手数料(マージン)に関するQ&A
フリーランスエージェントの手数料(マージン)で、よく寄せられる質問についてまとめました。
Q.手数料(マージン)はどのタイミングで発生する?
手数料(マージン)は一般的にフリーランスエージェント経由で案件を受注し、報酬をもらうタイミングです。
登録を行っただけでは発生しないので、安心して案件獲得に集中できます。
また案件が完了して支払いをしてもらう際に、手数料を引いた金額で支払いが行われるでしょう。
手持ちで手数料を支払うこともないため、大型の案件で軍資金が必要といったこともありません。
Q.マージン率を上げれば上げるほどフリーランスエージェントは得をする?
そうともいえません。
あなたの報酬から引かれるとはいえ実際マージンを支払っているのはあくまで企業で、企業は「マージンの支払額が高い」ということは、それ相応の高いスキルを持った人材を期待します。
マージン率以下の人材ばかりを紹介されては企業のエージェントへの信頼感が失われ、エージェントは取引先を失ってしまうリスクがあるのです。
マージン率を公開していないから好き勝手上げられるというわけでなく、適正なマージン率にすることで企業やフリーランスとの関係性を保てるのです。
まとめ
- フリーランスエージェントの手数料の金額や割合は非公開のことが多い
- 手数料を高くしないためには商流の浅さを気にしたりSES会社を避けるべき
- フリーランスエージェントに直接聞くことで手数料の割合を教えてもらえる可能性が高い