「新卒1年目だけど会社を辞めたい」
「まだ新人だけど仕事がつらすぎて耐えられない……」
新卒入社して間もないけれど、毎日毎日会社を辞めることばかり考えている人は多いのではないでしょうか?
辞めたらスッキリしそうですが、転職がうまくいくのかや、その後の人生がどうなってしまうのかなど、将来を考えると大きな不安がつきまといますよね。
そこで当サイトでは、新卒(第二新卒)で会社を辞めた経験のある20歳から29歳までの男女697人にアンケートを実施。
「辞めたい」と思った理由などを聞きました。
きっと新卒で辞めたいあなたの悩みに効くヒントがあるはずです。
ぜひ目を通してみてくださいね。
調査概要
- 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
- 実施期間:2022年5月24日〜5月29日
- 有効回答数:新卒(第二新卒)で会社を辞めた経験のある20歳から29歳までの男女697人
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)
目次
第二新卒で転職した約2人にひとりは1年以内までに会社を辞めている。
当サイト(となりのいろは)が実施した調査によると、第二新卒で会社を辞めた男女697人のうち、約52%もの新卒社員は1年未満に会社を辞めています。
28%が人間関係で悩んでいる
辞めたいと思った理由に関する質問をしたところ、一番の理由は人間関係でした。
上司と合わなかったり、社風が自分の想像と違ったりといった経験が、辞めたい気持ちにつながってしまうようです。
どうしても人間関係に関しては、選考時では見えづらい部分はあるかと思います。
この記事を読んでいるあなたも、もしかしたら会社の人間関係で悩まされていることもあるかもしれません。
【自体験】新卒5か月で辞めた人の過去・現在
「新卒で入った会社を辞めたい」とお悩みのあなたに、新卒の会社を5か月で辞めた当サイト編集部員の実例を紹介します。
早期退職のリアルを教えますので、ぜひ参考にしてください。
新卒を5か月で辞めた人のプロフィール 笠原瑛里(となりのいろは編集部) 笠原瑛里(となりのいろは編集部) Profile ●30歳(2022年9月現在)
●新卒入社した会社:IT系企業
●新卒の会社に入社した理由:将来はライター・編集者になりたいと考えており、得意なライティングのスキルが生かせそうな会社に入りたかったから
体育会系vsマイペース?社風に合わせられなかった新卒時代
新卒の会社は、一言でいえば「超体育会系」。
毎朝社訓を大声で読みあげる、社長が出社したら全員社長の方を向いて挨拶する、遅くまで残業して上司に頑張りをアピールする……などを求められました。
真面目な同僚がそれらをきちんとこなして褒められる一方、マイペースな私はあまり乗り気になれず、それが態度に出てしまい、取締役から度々注意を受けていました。
入社5か月で「会社を辞める」と決意するまで
一方、業務は私が望んでいたライティングで、定時の1時間前にノルマを終わらせるくらい、バリバリにこなしていました。
しかし月日が経つにつれ、仕事に物足りなさを感じ、「もっと自分のスキルを上げられるようなところに行きたいなぁ」と考えるようになります。
転機が訪れたのは、入社からわずか5か月目のとき。
憧れていたフリーランスのライターさんのアシスタント業務をすることになり、その方と将来についてお話しする機会がありました。
そしてそこで、自分の運命を変える言葉を耳にします。
「プロのライターになりたいんだったら、アルバイトだろうと社員だろうとなんでもいいから、出版社に入って編集の基礎を学んだ方がいいよ」
この言葉を聴いた瞬間、一気にモヤモヤが吹き飛んだような気がしました。
「よし、今の会社を辞めて出版社に行こう!」とすぐに決意したのです。
働きながら転職活動することも考えましたが、時間を転職に使いたいことと、社風が合わないことが気になってしまい、思い切って退職することにしました。
数週間後、私は部長に退職願を提出。
その後、社長や取締役との話し合いの末退職手続きが行われ、5か月で新卒の会社を去りました。
退職してから現在に至るまでのキャリア
辞めてからの1週間は、それはそれは晴れやかな気持ちでした。
しかしそんな気持ちも、10日ほどたつとすぐに落ち込んでしまいます。
年金や健康保険、住民税の切り替え手続きなどを通し、「あ、収入がないのにこれらを全部払っていかないといけないんだ……」と社会の真理を悟ってしまったからです。
おまけに一人暮らしをしていたので、家賃や光熱費なんかも自分で払わなければいけません。
「このままでは生活できない……すぐに働かなきゃ!」と思った私は、ライターさんのアシスタント業と並行すべく、シフトの融通が利く近所のカフェのアルバイトに応募。
新卒の会社を辞めてから1か月後、そのカフェでフリーターとして働き始めました。
しかし、週5×1日10時間勤務というなかなかの労働時間でありながら、給与の手取り金額はかなり少なく、最低限の生活費を払うだけで精いっぱい。
外食や友達と遊ぶこともほとんどできず、精神的にかなり窮屈な日々を送っていました。
バイト生活をしながら転職活動を続けて5か月目、ようやく1つの出版社から内定をもらい、営業・編集アシスタントとして勤務開始。
最初はアルバイト雇用でしたが、頑張って働き続けた結果、入社1年後くらいに「社員にならない?」とお声がけをいただきました。
その後もまた紆余曲折があり、現在この原稿を書くに至ります。
新卒の会社を5か月で辞めて学んだこと
長くなりましたが、最後に、新卒の会社を5か月で辞めて学んだ2つのことを紹介します。
①会社を辞めるのは転職先を決めてから!
新卒の会社を辞めた直後は時間的にかなりの余裕ができましたが、それ以上に金銭面の不安が大きかったです。
とくにカフェで働いていた時期は、今思い返しても人生で一番暗かったんじゃないかなと思います。
新卒の会社以上に働いてもろくな生活費が稼げず、「何のためにあの会社を辞めたのか……」と自分自身にあきれてしまいました(笑)。
なので、転職を考えている新卒・第二新卒の方は、今の会社で働きながら転職をするのがいいと思います。
時間的余裕がないよりも、金銭的余裕がない方が圧倒的に不安になるので。
②新卒の会社をすぐに辞めても、自分次第で幸せなキャリアは手に入る
しかし、入社5か月で辞めたからこそ気づけたものもあります。
矛盾しているかもしれませんが、それは「自分にはない」と思っていた「忍耐力」です。
実は、やっとの思いで入社した出版社においても、強く「会社辞めたい!」と思った瞬間がありました。
それは、「アルバイトでありながら、1冊の書籍の編集をまるごと任された」ときです。
その仕事を引き受けてからの2か月間は本当に怒涛。
毎朝8時半に出社し、終電近くの0時くらいまで、昼休憩も返上して15時間半ぶっ通しで働き続けました。
辞めたい気持ちがあったのに、なぜこんな仕事をこなせたかというと、
「新卒の会社を5か月で辞めてしまったのだから、こんなところで辞めるわけにはいかない」
というプレッシャーがあったから。
「ここで辞めたら職歴がヤバいし、何の苦労も達成感も知らない人間になっちゃう!」と思い、辞められなかったんです。
そうして頑張り続けた結果、無事にその書籍は完成し、会社の売り上げに貢献することができました。
このときのやりきった感は一生もの。
「自分ってこんなに忍耐力あったんだ!」と感動しました。
正直、新卒の会社を5か月で辞めたのが正解だったかどうかは今でもわかりません。
でも私は自分のキャリアに満足しているし、やりたいことがやれて幸せな人生だなと思っています。
こんな職場は危険!新卒社員でも会社を辞めていいケース
新卒社員でも会社を辞めたいと思った理由&辞めた理由を知り、「自分も今の会社を辞めた方がいいのでは?」と考えた人もいるかもしれません。
しかし、新卒入社した会社を辞める・辞めないの決断は、今後のキャリアを左右するので、慎重に行きたいところ。
ここでは、「新卒社員でも会社を辞めていいケース」を紹介します。
「仕事を辞めようかな?」と考えている人は参考程度に見てみてください。
事前に説明された給与・仕事内容と実際の条件が異なる
「応募したときに見た条件と、実際に働いてからの条件が違う!」
というギャップに悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
たとえば
- 正社員での採用だと思っていたのに、実際の雇用形態は契約社員・アルバイトなどの非正規だった
- 土日祝日が休日だと聞いていたのに、休日出勤しなければならないほど仕事量が多い
- 残業代が支払われると聞いていたのに、実際は支払われない
- 残業時間は月10時間程度と聞いていたのに、本当は50時間程度ある
など。
労働者からすると、「ここでなら働けると思って応募したのに、話が違う!」と怒りがこみ上げてきますよね。
これでは長く働くことは難しいですし、辞めたくなるのも当然です。
労働条件が事前に聞いていたものとかけ離れている場合は、明らかに会社側に問題がありますので、新卒・第二新卒であっても退職していいと思われます。
労働時間が長すぎる
「毎日終電近くまで働いている」
「休日も作業をしないと追いつかない」
など、労働時間が長すぎる場合も退職を検討していいかもしれません。
そんな会社にいてもどのみち長続きしないでしょうし、最悪心身の病気になってしまうからです。
労働時間が長くても仕事が楽しければ乗り越えられますが、長時間働いてもプラスになることがないのであれば、辞めてもいいでしょう。
給与が生活に支障をきたすほど少ない
「給料が低すぎて、家賃と光熱費を払ったら1円も残らなくなってしまった……」
という人ももしかしたらいるかもしれません。
仕事には「生活に必要な資金を稼ぐ」という大事な目的があります。
もし生活が成り立たないほどの給与しかもらっていないのであれば、すぐにでも転職を考えましょう。
しかし、給与は入社前にある程度の金額を聞いているはずのもの。
そこで提示された金額で納得したのなら、あなたにも責任はあります。
「自分に不手際はなかったか」、「なぜこのような金額になってしまったのか」などを振り返ってみてください。
仕事のストレスで心身の調子が悪い
- 会社のことを考えると勝手に涙が出てしまう
- 働き始めてから難聴気味になった
- 残業が増えてから、なんとなく胃腸の調子が悪い
などの症状が出ている場合、仕事によるストレスが心身に影響を及ぼしている可能性があります。
これ以上悪化させないために、休職や転職を考えましょう。
あなたの心身は、あなたの仕事以上に大切なものです。
自分の身を守るために、思い切って休む・辞める勇気を持つことも必要です。
仕事内容が怪しい
「会社の仕事内容が怪しい」、「法律に触れるようなことをやっている」という理由で会社を辞めたい新卒の方もいるかもしれません。
「このまま会社にいると、事件に巻き込まれるかも……」と思った場合は、そこから「逃げる」判断も必要です。
同時に、自分がなぜこの会社を選んでしまったのかを振り返ってみましょう。
優良な転職先を見つけるためのヒントになるかもしれません。
セクハラ・パワハラを見かけた、遭ってしまった
「特定の人物に対する嫌がらせを見た」、「自分がその被害に遭っている」でも、十分退職していい理由になります。
ストレスで体調に異変が生じたり、無駄に労働時間が長引いたり、不当な給与しかもらえなかったりして、あなたの損失が増えてしまうからです。
「この会社でどうしてもやりたいことがある」、「自分が会社を変えてやるというモチベーションがある」のであれば、もちろん働き続けて良いです。
しかし、「我慢してもたいしたメリットはない」と思うのであれば、無理してその会社にい続ける必要はありません。
思い切って転職してみるのも一つの手です。
将来のやりたいことにつながらない
将来やりたいことが明確にあって、そこにつながる経験を積むために、新卒の会社で頑張って働いている方も多いのではないでしょうか。
その会社で得るものがあるならそのまま勤務すればいいと思いますが、なかには「業務が将来やりたいことにまったくつながらない」と、モチベーションが上がらない方もいるはず。
お金を稼ぐことは大事ですが、同時に「時間」も大切なものです。
お金は取り戻すことができますが、時間は取り戻すことができません。
「将来のためには、ほかの会社に行って修業したほうがいいのでは……?」と思うのであれば、新卒の会社をあきらめ、少しでもやりたいことにチャレンジしてみるのもアリです。
先輩が不幸せそう・人の入れ替わりが激しい
「新卒入社の会社を辞めたい」と思ったときは、周りの人・環境を観察してみるのもおすすめです。
たとえば、
- 毎日どこからか怒号が聞こえる
- 先輩の持ち物が使い古されたボロボロなものばかりだ
- 人の入れ替わりが激しく、毎月何人かが退職している
などがある場合は要注意。
労働時間や給与など、あなたにも何かしらの大きなストレスが降りかかる可能性があります。
もし自力ではどうにもできない問題に直面してしまったら、「転職」の選択肢をとるのもアリですよ。
退職はまだ早い?新卒社員が辞めるべきでないケース
新卒でも会社を辞めた方がいいケースについて述べましたが、一方で辞めない方がいいケースもあります。
次は、「辞めたい」と思っても仕事を続けるべきときについて紹介します。
貯金がない・生活を頼れる人がいない
多くの人にとって、仕事をする主な理由は「生活資金を稼ぐこと」です。
言うまでもないですが、仕事を辞めてしまえば収入がなく、生活に影響が出ます。
仕事を辞めるのは、基本的に「貯金がある」、もしくは「実家暮らしなど、一時的に働かなくても生活できる」場合にした方が無難です。
手元にお金がないときや、生活を頼れる人がいないときの退職はなるべく避けましょう。
次にやりたいことがない
「仕事を辞めたいけど、次にやりたいことがあるわけではない」というときは、退職を先延ばしにした方がいいです。
何の目的もないまま会社を辞めてしまうと、転職へのモチベーションが上がらず、「入りたい会社が見つからない」、「なかなか就職できない」という事態に陥りやすいからです。
また、新しい会社に入っても、再びすぐに「辞めたい」と思ってしまう可能性が大。
転職するなら、「自分がやりたいことってなんだろう?」と考え、その答えが見つかってからにしましょう。
人間関係だけで辞めようとしている
仕事を「辞めたい」と思っている理由が人間関係だけなら、退職はやめておくべきです。
なぜなら、人間関係の問題はどの会社でも起こりうるからです。
どんなに労働条件の良い会社でも、理不尽な人はいます。
人間関係を理由にして会社を辞めてしまうと、転職先でも必ず同じような問題にぶつかりますし、結局すぐ辞めたくなってしまいます。
耐えられないほどのパワハラやセクハラを受けているなら話は別ですが、「上司と性格が合わない」程度であれば、退職しない方が賢明です。
希望の職種・部署から外れただけで辞めようとしている
「入社前に入りたい職種・部署を伝えたのに、違うところに配属された……」
望んでない仕事をやらされて、会社を辞めたいと思っている方もいるかもしれません。
しかし新卒の方ならなおさらですが、「今やっている仕事がすべてではない」ということを覚えておいてください。
どういうことかというと、その会社にい続ければ、部署や職種が変わり、自分が望んでいた仕事ができる可能性があるということです。
また、入社前にあなたの希望を聞いてくれているのであれば、「今やっている仕事は、実は希望の仕事に就くための準備である」とも考えられます。
今与えられている仕事を一生懸命頑張ることで、あなたの夢が叶うかもしれませんよ。
ミスが多くて迷惑をかけているから辞めようとしている
「仕事になかなか慣れず、先輩にもお客様にも迷惑をかけているから辞めたい」
こんな悩みを抱えている方もいるでしょう。
でも仕事のミスは誰にでもありますし、どんな仕事をしても何かしらの迷惑はかかってしまいます。
ましてや新卒なら、最初からうまくできなくて当たり前。
本当は「自分に自信が持てない」、「この仕事に向いていない」と感じているのかもしれませんが、「今は修行のときだ」と思って耐え抜きましょう。
ここで会社を辞めてしまうと、「どこに行っても通用しない人」になりがちなのでご注意を。
少しでも「楽しい」「学べる」と思えることがある
「会社を辞めたい」と思っていても、働くなかで少しでも「楽しい」「学べる」と思えることがあるなら、退職を避けるべきです。
仕事に対してプラスの感情を持てること自体が貴重なので、辞めてしまうと後悔する可能性がかなり高くなります。
それでも転職したい事情があるときは、その会社で体験できること・学べることを可能な限り経験しつくしてからにしましょう。
職を変えるのは、スキルを身に着けてからでも遅くはありません。
失業給付がもらえない?新卒社員が早期退職をするリスク
自分のキャリアや現状を考えた上で「会社を辞めた方がいい」と思っても、新卒で退職することにはそれなりのリスクが伴います。
次は、新卒社員が早期退職をするとどんな危険性があるのかを見ていきましょう。
入社1年未満で辞めると失業給付がもらえない
新卒で辞めたいと思っている人のなかには、入社してからまだ1年たっていないという人もいるでしょう。
その場合、失業給付がもらえないので要注意です。
失業給付とは、失業した(会社を辞めた)場合にもらえるお金のこと。
ハローワークのホームページを見ると、失業給付がもらえる条件の1つに
- 離職の日以前2年間に、雇用保険の被保険者期間が通算して12か月以上あること
があります。
被保険者期間は、雇用保険の被保険者であった期間のうち、離職日から1か月ごとに区切っていた期間に賃金支払いの基礎となった日数が11日以上、または賃金の支払の基礎となった時間数が80時間以上ある月を1か月と計算するもの。
つまりかなり大ざっぱに言うと、「雇用保険に入っていて、出勤日・有給休暇日の合計が11日以上の月が12か月以上ある人が、失業給付の対象になる」というわけです。
なお、倒産・解雇・セクハラ・パワハラ等により会社を辞めざるを得なくなった場合は、離職の日以前1年間に被保険者期間が通算して6か月以上あれば失業給付を受給できます。
以上より、入社1年未満で「自分が辞めたいと思ったから辞めた」のであれば、基本的には給付は受け取れないと考えたほうがいいでしょう。
一人暮らし&転職先が決まっていない場合、かなりお金に苦労する
一人暮らしの新卒・第二新卒社員が、転職先を決めずに退職した場合、お金の面でかなり苦労します。
というのも、無収入なのに
- 家賃
- 光熱費・通信費
- 食費
- 健康保険料
- 年金
- 住民税
- 交際費・娯楽費
などを支払っていかなければならないからです。
しばらく働かなくても大丈夫なくらいの貯金があればいいですが、多くの新卒・第二新卒者はそんなに余裕がないはず。
「会社を今すぐ辞めたい!」と思っても、辞めた後のことをしっかりシミュレーションしておくことが大事です。
転職活動で信頼を勝ち取るのが大変
新卒者(とくに入社1年未満で辞めてしまった人)は、転職活動で応募先企業からの信頼を得るのに苦心しやすいです。
「うちの会社に入っても、すぐに辞めてしまうのでは?」と疑われるからです。
数年働いているのであれば「ある程度の経験はある」と見なされますが、1年未満だと「なぜ辞めたのか?」にどうしても意識が向いてしまいます。
いずれにしろ、応募先企業を納得させるような退職理由でないと不採用になるので、転職する際は入念な準備をしましょう。
友達に会いづらい
新卒入社で入った会社を早々と辞めてしまうと、学生時代の友人に会うのが億劫になりがちです。
「あの人は働き続けてリーダーになったのに、自分は大した経験もせず辞めてしまった……」などの劣等感が生まれるからです。
もちろんこのような感情を持たない人もいるとは思いますが、大半の人は周りと自分との違いに落ち込み、以前のようなコミュニケーションをとりにくくなります。
早期退職にはこのようなリスクもあるので、頭に入れておきましょう。
不安で頭がいっぱいになり、毎日どんよりとした気分になる
新卒で会社を辞めると、最初は開放感を味わえるかもしれませんが、そのうち不安の方が強くなっていきます。
収入がないのに日々の支払いに追われたり、すぐに就職できない状況に焦りを感じたりするからです。
「自分は将来どうなってしまうんだろうか?」
「このままでは生活が成り立たない、どうしよう……」
など、早期退職すると切迫した気持ちになることがほとんどです。
新卒で「会社を辞めたい」と思っている方は、この点も注意してください。
辞めるか辞めないか迷うとき、やってみるべきこと
「会社を辞めたいけど、新卒だし本当に辞めていいのか迷う」
と頭を抱えている人も多いでしょう。
基本的には、悩んでいるなら辞めない方がいいです。
転職するならある程度貯金やキャリアができてからの方が楽ですし、逆に働き続けていてその会社を突然好きになることもあるからです。
では、「辞めたい」気持ちはどうやって対処すればいいのでしょうか?
その方法をいくつかお教えします。
退職願を一度書いてみる
驚かれるかもしれませんが、「退職願を一度書いてみる」のもいい方法です。
退職願を書くことで気分がスッキリしますし、「辞める前提で会社を見つめ直す」という俯瞰的な見方ができるからです。
俯瞰的な視点を通して会社を見ると、普段は気づけなかったいい部分が見えてきて、退職を思いとどまることが多々あります。
また、退職願を書いたら、「いつ提出するか?」も設定しましょう。
たとえば「『半年後に提出する』と決めて、半年後も変わらず『辞めたい』気持ちが強ければ、思い切って提出する」というプランを立ててみてください。
こうすることで、その半年間は客観的に会社を見ることができるようになります。
なお、退職願を書いてすぐに提出するのはNG。
最低でも3か月くらいは様子を見ましょう。
辞めたい理由+解決法を紙に書き出す
自分の悩みを紙に書き出すと、悩みが可視化され、頭を整理できます。
一通り書き出したら、今度は実現可能な解決法をそれぞれの悩みに対して書いてみましょう。
この作業を行うと、意外と自分で実践できることが見つかります。
いい解決方法が思い浮かばなかったら、ここで初めて転職を考えましょう。
この方法は、会社を辞めたいときだけでなく、何か仕事上で問題があった際にも使えるので、ぜひ試してみてください。
先輩に相談する
一人で悩んでいても答えが出ないときは、思い切って先輩に相談してみるのも手です。
家族や友人に相談するのもいいですが、あなたの職場を知っている人に悩みを明かす方が、具体的なアドバイスをもらえるからです。
「先輩に相談する勇気なんてない」、「もし相談して嫌がらせされたらどうしよう……」と思う方もいるかもしれません。
しかし先のアンケート結果にもあるように、新卒時代に「辞めたい」と思ったことがある人は多いですし、あなたの先輩もかつては「辞めたかった新人」だった可能性が高いです。
理解がある先輩なら、嫌がらせをするのではなくむしろ「新人でも辞めたくなるのは当然」と思い、あなたに切実な助言をくれるでしょう。
仲が良く、信頼できる先輩がいたら、勇気を出して本音を言ってみるのもアリです。
会社で評価されている人を観察する
どんな会社でも、「偉い人から評価されている人」っていますよね。
「優秀な人たちは、『会社を辞めたい』と思っている自分と何が違うんだろう?」と考えてみるのも、退職を思いとどまる1つのきっかけになります。
たとえば優秀とされている人たちの行動を観察してみて、資料作成のスピードや制作物の質、言葉遣い、休憩方法など、見習えるところがないか探してみてください。
評価されている人たちのいいところを取り入れることによって、自分も「優秀」と呼ばれるようになり、気づいたら会社を辞めたいという気持ちがなくなっているかもしれません。
「あの上司に評価されても嬉しくないな……」と思う人もいるかもしれませんが、上司がどんな人物であれ、偉い人から評価される人は、どの会社に行っても必要とされます。
すぐに「辞める」と判断する前に、「この会社でもっと自分を磨くことができないだろうか?」と立ち止まってみることも大事です。
「どういうキャリアにしたいか?」を明確にする
「起業したい」、「○○の仕事で食べていきたい!」など、やりたいことが明確で、そのためにやるべき準備もわかっている人は、新卒で退職するのもアリです。
ただ、収入面で不安があったり、その会社でまだ学べることがあるなら、辞めないほうがベター。
「お金が○○円たまったら辞めよう」「××のスキルが身についたら転職しよう」などの目標を立てて、新卒の会社をうまく利用していきましょう。
一方、やりたいことがとくになく、「ただお金を稼ぐために仕事をしている」新卒者は、早期退職を避けるべきです。
なぜなら、次の会社に行ってもすぐに「会社を辞めたい」と思ってしまう可能性が高いからです。
やりたいことが明確にある人は、転職して仕事内容が変わることによって、モチベーションが大きく上がったりします。
しかしとくにやりたい仕事がない人は、モチベーションの上昇が比較的起きにくいと考えられるのです。
つまり、次の仕事もすぐに辞めたくなってしまい、職を転々とするという状況に陥りやすくなります。
やりたい仕事がない場合は、さっさと退職するのではなく、まずは「今の会社で楽しく働くにはどうすればいいか?」、「自分のやりたいことは何だろう?」と考えてみてください。
やっぱり転職したい!新卒でも理想の会社に転職する6つの秘訣
「リスクがあるのもわかるけど、やっぱり転職したい!」
と思った新卒の方もいるでしょう。
どうしても会社を辞めたい、仕事を変えたいと思うなら、思い切って転職にチャレンジしてみるのも手です。
ここでは、新卒・第二新卒でも理想の会社に転職するための秘訣を紹介します。
秘訣①:徹底した自己分析を行う
学生時代にやった人は多いでしょうが、自己分析は転職でもかなり重要です。
「自分の人柄・経験と、応募先企業の求める人材像がマッチしている」と証明できないと、採用に至らないからです。
たとえばあなたが応募したいと思っている企業が、「リーダーシップがある人物」を求めているとします。
それに対して「自分にはリーダーの経験があります!」と言うだけでは、相手を納得させることができません。
初対面の人にあなたの長所を理解してもらうには、誰が聞いても文句のない「根拠」を提示することが必要です。
自己分析は、その根拠をあなたの経験から掘り出す作業なので、手を抜かずにやっていきましょう。
たとえば新卒の会社でチームリーダーをやった経験があり、それをアピールしたいのなら、
- 何人くらいのチームか?
- どんなプロジェクトを行ったのか?
- プロジェクトを遂行する上で意識したポイントは?
- メンバーをまとめるためにどんなことに気をつけたか?
- プロジェクトは成功したか?失敗したか?
- そこから得た学び・反省点は何か?
などを言えるようにしておきましょう。
秘訣②:「辞めない会社」を見つけ出す企業研究をする
新卒の会社を短期で辞める以上、次に入社するところではなるべく長く働きたいですよね。
ここで大事になってくるのが、「すぐに辞めたいと思わない会社」を見つけ出す企業選びです。
長期間働ける企業を選ぶには、
- 「新卒の会社を辞めたい理由」を洗い出す
- 転職サイトや各企業のホームページを見て、気になる企業をピックアップする
- 転職サイトや各企業のホームページ・口コミサイトを見て、その企業の事業内容や社風・評判に「新卒の会社を辞めたい理由」の要素がないかをチェックする
といったステップを踏んでいきましょう。
とくに大切なのが3です。
仕事内容的に「働きたい!」と思える会社があっても、そこに「新卒の会社を辞めたいと思っている要素(給料が少ない、残業が多いなど)」があるなら、応募は避けるべきです。
入社当初は楽しいかもしれませんが、おそらく同じ理由で退職したくなります。
「自分はどこが我慢できて、どこが譲れないのか?」を確かめつつ、ふさわしい職場を探していきましょう。
秘訣③:どんな質問が来ても答えられるよう「面接台本」を作る
新卒・第二新卒で転職をするときは、面接で聞かれそうなこととその回答をまとめた「面接台本」を作っておくと心強いです。
ネットで調べたり、自分が過去に受けた面接を思い出したりして質問集を作り、それに対する自分の答えを書いていきましょう。
このとき、回答はなるべく細かく書くようにすると、面接で予想外の質問をされたときにもある程度は対応できます。
たとえば、
- 予想質問:この会社を志望した理由は?
→回答:業界トップの成績を誇る貴社で、これまでの経験を活かして働きたいと思ったから
→予想追加質問:なぜ業界トップのところで働きたいのか?、あなたのどんな経験が活かせるか?
など、「予想追加質問」も用意して、すべて答えられるようにしておきましょう。
台本を作るのは時間がかかりますが、自信がつき、面接が怖くなくなりますよ。
秘訣④:ネガティブな「退職理由」はポジティブに&切実に伝える
新卒で辞めた人は必ずと言っていいほど「退職理由」が重視されます。
「人間関係で揉めた」「長すぎる労働時間に耐えられなかった」などが本音だとしても、ポジティブな理由や応募先企業が「それなら仕方がない」と納得できる理由に変換しましょう。
たとえば、
- どうしてもやりたいことがあり、それが新卒の会社ではできないと思ったので、思い切って転職してチャレンジしたいと思った
- 毎日○時間残業しており、さすがに疲労困憊だったので、仕事を楽しく続けるためにもワークワイフバランスを意識した生活を送りたいと思った
- 上司に労働環境の改善を進言したが受け入れられず、会社が変わる気配がなかったので、転職を考えている
など。
ここも「面接台本」を作る際に文章化し、「予想追加質問」とその回答を準備をしておけば、本番で慌てずに答えることができます。
ぜひ台本を作りながら、自分も相手も納得がいく退職理由をじっくり考えてみてください。
秘訣⑤:好印象をもってもらうための面接練習をする
ある程度「面接台本」ができたら、面接練習をしてみましょう。
面接練習は、ハローワークや転職エージェントなどで受けることができますが、1人でも可能です。
1人で行う場合は、
- 台本を声に出して読んでみる
- ある程度読み込んだらイスに座って台本を見ずに答えてみる(できるだけ本番に近い形でやってみる)
というのがおすすめです。
なお、②のときにスマホやPCで撮影しながら行うと、自分の表情や姿勢、声の明るさ、ジェスチャーなどを客観視することができます。
好印象を持ってもらうにはやはり「笑顔」や「明るい雰囲気」が大切ですので、言葉以外の部分にも気を遣うようにしましょう。
秘訣⑥:会社を辞めるのは転職先が決まってからにする
もし新卒の会社をまだ辞めていないのであれば、そのまま辞めずに転職先を探しましょう。
なかなか次の会社が決まらなくても、収入が途切れず、比較的安心して仕事が探せるからです。
また、いろいろな会社を見ていくうちに「今の会社に残った方がいいのでは?」と考え直すケースもあります。
仕事と転職活動を並行すると自由時間が少なくなって大変かもしれませんが、「一時的なもの」と割り切りましょう。
若いうちが有利?新卒社員が転職するメリット
「経験が少ないのに転職に踏み出して大丈夫だろうか……」
新卒で転職するとなると、このような不安も出てきます。
しかし、「新卒(第二新卒)」と呼ばれる人たちはたいていが20代前半~半ばの若手。
企業によっては「うちでキャリアを積んでほしい」「うちでやり直してほしい」と若さを買ってくれます。
早く行動に出たがゆえに、採用してもらえることもあるのです。
また若くて経験も浅いからこそ、最初の会社とは違う業界・職種にもチャレンジしやすくなります。
キャリアを重視する一般の中途採用とは違い、ポテンシャルや人柄を見られるケースが多いからです。
「転職する」と決めたのであれば、もう一度広い視野で転職先を探してみるのもいいでしょう。
不安があるなら転職エージェントに相談しよう
「仕事を辞めたいけど、1人で転職活動をするのは不安」
という方には、転職エージェントをおすすめします。
転職エージェントでは、おもに
- キャリアアドバイザーとの面談
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- 履歴書・職務経歴書などの書類の添削
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初めての転職でも大丈夫!業界に精通したアドバイザーが対応するマイナビエージェント
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新卒~第二新卒などキャリアが浅い方でも、自信をもって転職に挑戦することができるでしょう。
なおマイナビエージェントは無料で転職支援サービスを受けることができるので、「すぐに転職したい!」という方はもちろん、「まずは相談したい」という方でも気軽に登録できますよ。
そのほか当サイトではたくさんの転職エージェントを紹介しているので、「転職しようかな……」と思っている方は以下の記事を参考にしてみてください。
参考:【973人調査】転職エージェントおすすめランキング!業種・サービス別に徹底比較
【体験談】新卒で辞めたかったけど3年以上勤務している人の過去・現在
ここで、新卒を辞めずに3年以上勤務している当サイト編集部員のエピソードを紹介します。
新卒で3年以上勤めている人のプロフィール
- 勝田健太郎(となりのいろは編集部)
- 現在の年齢:26歳(2022年3月時点)
- 新卒入社した会社:トレンダーズ株式会社
- 新卒の会社に入社した理由:やりたいことがやれそうだったから
入社1年目で上司と揉めた……「会社辞めたい」と思った瞬間
1年目の際に、上司と揉めてしまい、突発的に辞めたいと思った瞬間がありました。
揉めてしまった当時は、仕事の感覚をようやくつかみはじめたこともあり、自分に自信がつき始めたころでした。
仕事に対する自分なりの意見も持ちはじめ、自己主張が強くなってしまうことも多々ありました。
そんななか、ある場面で上司と意見が食い違い、自分も譲るに譲れなくなり、反抗的な態度を示してしまい、「いっそのことなら辞めようかな」と思った瞬間がありました。
会社を辞めずに働き続けられている理由
今振り返れば「辞めたい感情」よりも、会社で今後得られそうな経験の方が大きく感じられたため、おそらく辞めなかったのだと思います。
また上司と揉めた際、自分の行動が幼稚だったとその当時から理解していたこともあり、問題は上司にあるのではなく、自分にあると認識していました。
とくに人間関係でも悪い印象を受けることはなかったのと、今でも職場では良好な関係を築けているので、辞めずにこれたのだと思います。
「辞めたい」から3年たった現在の心境
辞めたいと思った瞬間から約3年ほど経っていますが、結果として辞めなくてよかったと思っています。
仕事自体は大変だしストレスなことも当然ありますが、あれからさまざまな人と関わる機会が増え、今の方が仕事でも楽しく感じることが多いです。
新卒で辞めたい人のQ&A
新卒で辞めたい人のQ&Aをまとめました。
Q1.新卒1年目で辞めると、正社員として採用されるのは難しいですか?
新卒1年目で辞めても、正社員として採用してくれる企業はたくさんあります。
転職サイトをのぞくと、「第二新卒歓迎」と表示している会社があるので、まずはそこからチェックしてみるのがいいでしょう。
なお、どの会社に応募するにしろ、退職理由はきちんと説明できるようにしておいてください。
Q2.「新卒で辞めたい」というのは甘えですか?
「新卒で辞めたい」のは甘えではありません。
よく「入社前にその会社のことを調べておかなかった自分が悪い」という人がいますが、入社してみないとその会社の本質は見えてこないものです。
ましてや労働経験がほとんどない学生なら、入社先がどんな仕事をしているのか、どんな労働環境なのかをイメージすることはかなり難しいでしょう。
加えて新卒1年目なら、生活リズム・環境の変化がメンタルに少なからず影響を与えていて、辞めたい気持ちになっている可能性もあります。
以上の理由から、新卒で「辞めたい」と思うのは、甘えではなく、ごく自然なことだと言えるでしょう。
しかし、だからといって少し嫌なことがあるだけで会社を辞めるのはよくありません。
会社や上司に何か問題があっても、それを乗り越えようとしたり、改善しようとするなど、あなたもある程度努力をする必要があります。
その努力をしないと、今後社会人として生きていけないからです。
「辞めたい」と思うのは甘えではありませんが、その気持ちと葛藤しつつ、仕事をなるべく長く続けていけるような努力はしてください。
Q3.「辞める」と決めたのですが、みんな忙しそうなので言いづらいです……。
「仕事を辞める」と決めたのであれば、会社やほかの社員のことを気にする必要はありません。
あなたの人生の方が圧倒的に大事だからです。
周りに迷惑をかけたくないあまり、自分の人生の時間を無駄にしてしまうのは非常にもったいないことです。
またたいていの組織は、ある程度人が辞めてもなんとか回っていきます。
「辞める」と覚悟を決めたのであれば、会社のことは気にせず、自分の人生を最優先にして行動してきましょう。
Q4.「仕事は3年は続けるべき」と聞きますが、本当でしょうか?
仕事は3年続けなくても問題ありません。
「3年間働いてやっと1人前になる」という暗黙の了解が一昔前の日本にはありましたが、今は時代が違います。
パワハラやセクハラなど、明らかにおかしいことは我慢しなくていい風潮ですし、どんなに若くても自分のタイミングで転職したり起業したりできる環境が揃っています。
通説にとらわれず、自分なりのキャリアを築き上げていきましょう。
Q5.辞意を伝えたのですが、「人手不足だから辞めさせられない」と断られました。どうしたらいいですか。
勇気を出して「会社を辞めます」と伝えても、企業側の都合で却下されるケースは多いようです。
その場合はしつこく何度も話し合いの場を用意して、強い辞意があることを伝えましょう。
相手が懲りて、退職させてくれるかもしれません。
しかし「話し合いがきちんとできるか不安……」「精神的に疲れてしまい、会社と対話ができそうにない」という場合であれば、退職代行サービスを使うのもいいかもしれません。
どんなに説得しても辞められなくて困ったら、このようなサービスに頼ってみてください。
おすすめの退職代行サービス例:辞めるんです
種類 | 一般的な業者 |
料金(税込み) | 27,000円
(追加費用なし・後払い可) |
相談方法 | LINE・電話 |
24時間受付 | 〇 |
辞めるんですの特長
- 退職が決まってから支払う後払いが可能で、退職できなかった場合は全額返金してくれる
- 料金は一律27,000円で追加費用の発生はなし
- 電話・メール・LINEにて365日・24時間受付で、全国どこからでも利用可能
「辞めるんです」は業界初の料金後払い制度があるサービスで、実際に退職が完了してから利用料金の支払いを行います。
「料金を支払ったけど本当に退職できる?」という不安やストレスを抱えることなく、安心して退職までをサポートしてもらえるでしょう。
また辞めるんですは顧問弁護士から業務指導を受け、適切な業務範囲を遵守しているため、非弁行為(弁護士でない人が、弁護士しか行ってはいけない行為をすること)の心配もありません。
料金は追加費用なしで27,000円。
正直、まだそこまで高額な給与をもらっていないであろう新卒の方には高い料金かもしれません。
しかしお金と同じく時間も有限なので、「退職代行サービスに使ったお金は次の就職先で回収しよう!」と割り切るのも手です。
必ずしも退職代行サービスを利用する必要はありませんが、辞めさせてもらえず本当に困ったら、このような手段を使うことも考えましょう。
辞めるんですを利用した人の口コミ
簡単にLINEで応募でき、相談も無料でした。
当日会社に(辞めるんです)から電話をしてくれて勤め先へ内容確認後
サービスから退職完了の連絡をもらい無事退職できました。
直接連絡が来たらどうしようと思いましたが、それもなく有給休暇も消化でき
今は次の就職まで楽しく過ごしています。
退職代行サービス(辞めるんです)に感謝しています!
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勤務してからの期間が短く、正直すぐ辞めれるか不安だったが、とても誠実にヒアリングをして下さり依頼当日に(辞めるんです)から退職完了の連絡がきた。
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特にトラブルもなくやめることができ、依頼して本当に良かった。
エステティシャン 20代女性
LINEの相談だけで本当に大丈夫か、電話してもらった日から本当に出勤しなくていいのか色々と不安だったが、依頼当日に(辞めるんです)から退職完了の連絡がきた。
人手不足の現状をわかっていた為すんなり辞める事が出来ると思っていなかった。
退職日以降自分で何かやることもなくほっとした。
助かりました。本当にありがとうございました。
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退職代行を使う事が初めてだった為、わからない事がたくさんありました。
不明点や退社までの流れを教えていただき、その簡単さにおどろきました。
もっと早く退職代行サービス(辞めるんです)にお願いすればよかったです
保険業 30代女性
なお当サイトでは、ほかにもおすすめの退職代行サービスを紹介しています。
参考記事:口コミも紹介!退職代行おすすめ9選「頼んで良かった」サービスを徹底比較
まとめ
- 新卒(入社1年目以内)で会社を辞めた人はおよそ52%
- 新卒で会社を辞めたいと思ったら、退職後のプランやリスクを考えてから行動しよう
- 転職活動に不安がある人は、転職エージェントを利用してみよう