会社で働いていると一度くらいは転職したいと考えるでしょう。
しかし、本当に転職しても良いのか悩み、なかなか行動できない人も多いです。
そこでこの記事では、転職しない10個のリスクを紹介していきます。
転職しないまま過ごすとどのようなリスクがあるのか、逆に転職すればどのようなメリットがあるのかチェックしてみてください。
この記事のポイント
- 転職しないリスク
- 転職しないリスクを感じるときの対処法
- 転職するメリット・デメリット
目次
転職しないままで働き続けるリスク
転職しないリスクを10個紹介します。
転職したいのに行動を起こせない人は、以下の解説を読んで将来的にどのようなリスクがあるのか確認しましょう。
リスク1.年齢を重ねて転職しづらくなる
転職は一般的に転職は20代~30代のような若い人が有利で、年齢を重ねるほど難しいといえます。
40代以降になるとスキルやキャリアが重視される転職活動になるため、年齢を重ねると未経験の業界に転職しづらくなります。
たとえば以前からIT業界に興味があったのに転職をズルズルと引き延ばして40代になってしまった場合、40代で未経験ではなかなか採用されません。
やりたいことがあるのに転職しないと、将来的に後悔する可能性が高まるので気を付けましょう。
リスク2.仕事に対するモチベーションが下がる
転職したいと思った状態で働いていると、今の仕事に対するやる気も失せてきます。
転職を考えるということは、今の仕事に少なからず不満を感じているということです。
不満を持ったままで働くと仕事のパフォーマンスにも影響が出てきます。
やる気がないまま働いても会社のためにならないため、環境を変えてモチベーションが高い状態で働いた方が建設的です。
リスク3.仕事が影響でストレスを感じやすくなる
不満を感じながら働くとストレスがたまりやすいといえます。
ストレスをためすぎると精神的に落ち込んだり、食欲がなくなったりと、体調に悪影響を及ぼすリスクがあがります。
いまの職場で耐えられないほどストレスを感じている場合、転職しないのストレスは日に日に大きくなっていくでしょう。
ストレスの一番の原因となっている「転職するか、しないか」を真剣に検討してみてください。
リスク4.リストラされる可能性もある
転職したいがあまり今の仕事を適当にこなしていると、上司から解雇されるリスクも少なからずあります。
会社側がやる気のない人を雇うメリットはないため、リストラされるのも仕方ありません。
職を失うと結局は転職活動をすることになります。
クビにされると転職活動でも苦戦するため、自主的に転職した方が後々の活動に影響しません。
リスク5.ひとつの企業でしか通用しなくなる
転職せずに今の会社にこだわっていると、その会社のことには詳しくなりますが応用力が養われません。
そもそも会社の運営方針や働き方、評価の指標などは、企業によって違います。
他社に行くと前の会社で当たり前だったことが推奨されてなかったり、禁止されていたりすることもあるでしょう。
仮にずっと同じ会社で働いていると、その会社でしか通用しなくなるため、いざ転職するときにギャップを感じやすくなります。
最近では終身雇用制度も変わりつつあるため、ひとつの会社にこだわり続けるのはリスクが高いです。
リスク6.変化に対応できなくなる
転職しない人は新しいことに対応するのが苦手な傾向にあります。
ずっと同じ環境で働いていると、今の生き方が当たり前になってしまい新しいことへ対応できません。
転職した会社のやり方に対応する前に、その変化でストレスを感じてしまう可能性があります。
たとえば、最近ではリモートワークが普及しましたが、うまく対応できていない会社も多いです。
これからも社会は変化していくため、今後のためにも新しい環境に飛び込んで対応力を鍛えた方が良いでしょう。
リスク7.現在の人間関係や環境が変わって働きづらくなる
「今の仕事内容に満足できないけど人間関係が良いから転職を悩む」という人もいるでしょう。
仕事はほかの従業員と進めることも多いので、人間関係の良さは重要です。
しかし、一緒に働いている人とこの先ずっと働けるとは限りません。
仲の良い人が次々と辞めていって、徐々に人間関係が悪化していく可能性もあります。
仕事における人間関係は重要な要素ですが、人間関係だけで転職をしない判断をするのは危険といえるでしょう。
リスク8.キャリアアップの機会を逃す
転職しないとキャリアアップがなかなかできないリスクもあります。
たとえば年功序列の考えが強い企業だと、年齢を重ねるまで大幅な年収アップも難しいです。
会社によって評価は違うため、長く働き続けたところで昇進できるとも限りません。
正しく評価してくれる会社にいないと、転職することでしかキャリアアップできません。
リスク9.人生を楽しめなくなる
転職しないで不満をためたままで過ごすと、人生が楽しめなくなるリスクもあります。
単純に計算すると、仕事は人生の3分の1ほどの時間を費やします。
今の仕事に不満を持っている場合は、人生の3分の1を無駄にしているともいえるでしょう。
人生における仕事の割合は大きいため、不満がある仕事をしていれば人生そのものが面白くないと考えがちです。
リスク10.年齢を重ねてから「転職すればよかった」と後悔する
転職しないまま年齢を重ねると、「あの時転職しておけば良かった」と必ず後悔します。
たとえばずっとやりたいことがあるのに我慢して今の環境で働くと、年齢を重ねるほど後悔する可能性は高いです。
しかし、年齢を重ねるとチャレンジが難しくなるため、手遅れになってしまいます。
すでに「あの時転職した方が良かった」と感じたことがある人は、今からでも遅くないので行動を起こしましょう。
転職しないリスクが大きいのに迷ってしまう理由
転職しないとさまざまなリスクがありますが、それでも転職を迷うのにはいくつか理由があります。
転職を前向きに考えるためにも、何が原因で行動できないのか確かめておきましょう。
理由1.自分のスキルに自信がない
転職を決断できない人は、スキルやノウハウに自信がないことも多いです。
自分が持つスキルに自信を持てないと「転職に成功するのか」と悩んでしまいます。
仮に転職先が見つからないと「やっぱり前の会社で働き続ければ良かった」と後悔してしまうでしょう。
転職の失敗を過度に恐れることによって、なかなか転職を決断できなくなります。
理由2.良好な人間関係を築けるか不安がある
人間関係の問題で転職を踏み切れない人もいます。
とくに今の会社で人間関係がある程度良好な場合は、転職先での人間関係を心配する気持ちが大きくなります。
次の職場で人間関係が悪化するリスクを考えると、居心地が良い今の会社で働き続けるのがよいと考えてしまうでしょう。
人間関係は転職前に確認することが難しいことといえ、転職の大きなリスクと感じる方は多いです。
理由3.新しい職場で成功するか不安に感じている
転職できない人の多くは、新しい職場でうまくやれるか不安を感じています。
たとえば、以下のような悩みを抱くケースが多いです。
- ブラックな会社だったらどうしよう
- 転職先で活躍できなかったらどうしよう
- 人間関係が悪かったらどうしよう
このように不確定な未来を悪い方向に考えることによって、転職に踏み出せなくなります。
たしかに転職は不確定な要素が多いので怖い部分もありますが、必ずしも悪い結果が起きるわけではありません。
転職しないリスクを感じるときの対処法
転職しないリスクを感じる場合の対処法を紹介します。
「今のままではダメだ」と思っている人は、ひとつずつチェックしてできることから始めましょう。
対処法1.転職しないリスクを真剣に考えてみる
まずは自分に当てはまる転職しないリスクを考えてみましょう。
リスクを明確化しその解決策を考えてみることで、本当に退職すべきなのか判断できます。
たとえば今の給与に不満があって解決策を考えた場合、「今の会社の報酬形態だと年収アップも期待できない」と結論が出れば転職するのがベストです。
このように転職しないリスクを挙げていけば、自然と答えが出てくるでしょう。
対処法2.自己分析で大切にしたい軸を考え直す
転職を悩む場合は自己分析して、仕事に対して何を求めているのか明らかにするのも効果的です。
自己分析は就職活動の際にするのが一般的ですが、働いているうちに価値観が変わることも珍しくありません。
当初は年収重視であったとしても「激務や責任の重さがつらいから年収が下がってでも楽な仕事がしたい」と考えることもあります。
仕事に対する不満が明確になれば転職活動しやすくなるため、自己分析は転職を考えている人に必要です。
対処法3.抱えている問題が転職で解決するか考える
会社を辞めたい際は、抱えている問題に対して、転職することで解決できるかを考えることも大切です。
仮に以下のような転職で解決できない悩みを抱えている場合は、転職を少し待った方が良いでしょう。
- スキルが伴っていないのに年収アップを期待している
- 年齢が若いのに下っ端扱いされるのが嫌だと感じている
転職すれば多くの問題が解決される可能性もありますが、すべてうまくいくとは限りません。
転職で失敗しないためにも、辞めたいと感じる要因が転職で良い方向に変わるか考えましょう。
対処法4.信頼できる人に相談してみる
転職を悩む場合は誰かに相談するのもおすすめです。
相談することで悩みが明確化されて、客観的に退職すべきかどうか判断できます。
信頼できる人であれば、タメになるアドバイスをもらえるためメリットが多いです。
悩みを抱えたまま転職しないのが一番危険なので、自分で決断できない人は人の力を借りましょう。
対処法5.転職エージェントに登録して現状を相談する
転職にマイナスなイメージがある場合は、転職エージェントに登録してみるのもおすすめです。
転職エージェントに登録すれば以下のメリットがあります。
- 仕事に対する悩みを聞いてもらえる
- 今のキャリアが妥当なのか判断してもらえる
- 自己分析に協力してくれる
- 自分の特性に合った仕事を提案してくれる
- スカウトタイプなら自分の市場価値を把握できる
転職を少しでも考えている人にとって、転職エージェントに登録する価値はあります。
登録するだけなら無料で会社にバレることもないので、まずは転職エージェントに登録するのもありです。
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転職すると得られるメリット
転職で得られるメリットを5つ紹介します。
転職のメリットを把握して、環境を変えるとどのような良いことが期待できるのか確認しましょう。
メリット1.キャリアアップや年収アップできる可能性がある
転職すれば今の職場より良い待遇を受けられる可能性があります。
そもそも会社の評価基準は、企業によって違います。
今持っているスキルが、会社が変わったことで高く評価されることもあります。
自分のことを高く評価してくれる企業へ転職すれば、年収アップも期待できるでしょう。
メリット2.自分がやりたい仕事ができる
転職することで、挑戦してみたかった仕事ができるのも大きなメリットです。
本当にやりたい仕事は、社会にでて仕事を経験してみないと見つからないケースも多いです。
とりあえず仕事を続けた結果、徐々にやりたいことが明確になることもあります。
転職してしまえば、やりたいことに挑戦する資格を得るため、将来的に転職しておけば良かったと後悔することもありません。
メリット3.仕事に対するモチベーションがアップする
転職がうまくいくと、仕事に対するモチベーションも復活します。
やりたくない仕事をしていると、どうしてもモチベーションが下がって仕事に影響しがちです。
転職して環境を変えることによって、仕事へのやる気にも変化が起きます。
仕事に対する意欲が上がれば、以前の仕事で感じていたモチベーションの低下も吹き飛ぶでしょう。
メリット4.新しい経験ができ人生に新鮮味を感じられる
多かれ少なかれ転職によって生活は変わるため、新たな経験から人生が楽しくなる可能性もあります。
同じ会社に居ると環境が変わりづらいので、メリハリがありません。
ずっと同じ作業をしていると、モチベーションの低下にもつながります。
一方で転職すれば、環境や仕事内容が変わるため新鮮なことばかりです。
「今の仕事がマンネリ化しておもしろくない」という人にとって、転職は大きなメリットをもたらしてくれます。
メリット5.会社の問題や人間関係をリセットできる
転職の大きなメリットは、いろいろなことをリセットできることです。
転職すれば、今の会社に感じている不満や人間関係の悪さなどの大部分をリセットできます。
たとえば、今の職場でいじめにあっていたとしても、転職すれば人間関係がリセットされていじめからも解放されるでしょう。
今の職場に対する不満が大きい人ほど、転職によるリセットの恩恵は大きくなります。
転職するデメリットや注意点
転職するデメリットや注意点を5つ紹介します。
転職のデメリットをみて、必ずしも転職が正解とは限らないことを確認しておきましょう。
デメリット1.現職より年収が下がる可能性もある
転職すると年収が上がる可能性もありますが、逆に下がるリスクもあります。
従業員の評価基準は会社によって異なるため、自分の能力を高く評価してもらえないこともあるでしょう。
仕事に収入以外のことを求めている場合は問題ありませんが、年収を重視したい人は気を付けてください。
デメリット2.社会的信用が一時的に下がってローン審査に影響が出る
転職すると一時的に社会的信用度が下がって、ローン審査が難しくなるケースもあります。
転職でローン審査が不利になる理由は以下のとおりです。
- 勤続年数が考慮される
- 見込み額で年収を計算される
- 転職歴が多いと収入が不安定だと思われる
- ローン申請で必要な書類が増える
このように転職したばかりだとローンが不利になります。
ローンを組む予定がある場合は、在職中に済ませておきましょう。
デメリット3.新しい職場では一番下になる
転職すると自動的にその会社での勤続年数がリセットされます。
またイチからその会社でキャリアを積む必要があるため、会社や業界によっては勤続年数で下っ端の扱いをされることもあるでしょう。
とくに年功序列の制度が強い場合や未経験チャレンジだと、新人扱いされやすくなります。
デメリット4.人間関係をイチから作る必要がある
新しい職場に就くと、人間関係をイチから築くことになります。
転職すると人間関係はガラッと変わるので仕方ありません。
人間関係はリセットして新たに作る方が気が楽、と思う人はいいですが、人間関係を築くのが苦手な人にとっては苦痛になります。
また、必ずしも自分と相性が良い人と出会えるわけではないことも覚えておきましょう。
デメリット5.お金に余裕がなくなるリスクもある
転職がうまくいかないと一時的にお金が入らなくなります。
貯蓄がない人だと精神的に焦ってくるので、転職にも悪い影響を与えるでしょう。
焦って転職した結果「前の会社に残っておけば良かった」と後悔します。
転職で失敗しないためにも、無収入でも3か月は生活できる貯金を残しておくと安心です。
転職を検討すべき人の特徴
転職した方が良い人の特徴を5つ紹介します。
転職するリスクや不安を感じていても、以下の特徴に当てはまる人は行動すべきです。
特徴1.現在の仕事にやりがいを感じられない
今の仕事にやりがいを感じられない場合は、転職してやりがいのある仕事を始めるべきです。
やりたくない仕事をしていても楽しくありません。
そのうえ、ささいなミスが増えて上司から怒られるリスクも上がります。
やりがいのない仕事を続けるメリットはないので、転職してやりがいのある仕事を始めましょう。
特徴2.今の仕事をやりきって新しい目標が見つからない
今の会社ですべての目標を達成して、新しく目標が出てこない場合も退職すべきです。
仕事は目標がないと楽しくなく、成長も見込めません。
成長できないまま年齢だけを重ねてしまうと、いざ転職をしたいと将来的に思ったときに苦労します。
今後のことを考えても、自分が成長できる転職先を探しましょう。
特徴3.今の会社に将来性がない
会社に将来性が期待できない場合も退職した方が良いです。
将来性のない会社に居続けると、以下のデメリットがあります。
- 会社に貢献しても正当な評価を受けられない
- 転職してもほかの会社で通用しなくなる
- 変化が起きないので成長も期待できない
- 離職率が増えて従業員の負担が増える
- 社会的に問題がある不正につながるリスクもある
成長が見込めない会社にいてもメリットはないので転職しましょう。
特徴4.年収が低い・上がりづらい
年収に満足できない場合も転職を検討すべきです。
とくに正当な評価を受けられなくて年収が低い・上がりにくい場合は、転職して環境を変えた方が良いでしょう。
転職すれば自分に対する評価もリセットされるため、うまくやれば今より高年収の職場に就けます。
特徴5.ブラックな環境で働いている
以下のようなブラック企業で働いている場合は、真っ先に退職すべきです。
- 長時間労働を課せられている
- サービス残業が当たり前になっている
- 賃金が異常に低い
- いじめやハラスメントが横行している
- ブラック企業で我慢して働く必要はありません。
悪質な環境で働き続けると体調を崩すリスクもあるため、大事に至る前に退職しましょう。
転職で失敗しないための流れ
転職で失敗しないためにおすすめのやり方を紹介します。
転職のリスクを軽減するためにも確認しておいてください。
ステップ1.現在抱えている問題を明確にする
会社を辞めたいと考えている場合は、まず問題点を明らかにしましょう。
転職したいと思った理由を明らかにすることで、次の職場や働き方に対する条件も具体的になっていきます。
たとえば年収が低いことに不満があって転職したいと思っているのであれば、年収を重視して転職先を探せば問題を解決できるでしょう。
転職によって不満点が解消されると、次の職場で不満を感じる機会も減るでしょう。
ステップ2.転職の希望条件に優先順位を付ける
転職の希望条件をいくつか挙げたら、優先順位を付けてみましょう。
仮に転職の希望条件が10個あった場合、そのすべてを満たす企業はなかなか見つけることはできません。
一方で優先順位を付けておくと、最優先の条件を基準にして転職先を探すことができます。
絶対にゆずれない条件や、あったら嬉しい条件など、重要度を分けるだけでも参考になります。
ステップ3.自己分析してキャリアを見直す
転職を始める前にあらためて自己分析することも大切です。
自己分析することで、自分の今後のキャリア形成や目指すべき目標がクリアになります。
転職先を探す際は、自分のなりたい将来像にあった仕事を選ぶことで失敗しません。
自己分析は転職エージェントに登録するとアドバイザーがサポートしてくれるため、質を上げたい場合にはおすすめです。
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転職エージェントは複数登録がベスト!キャリアアドバイザーに聞く上手に使う秘訣
ステップ4.転職・退職の時期を見極める
転職の意志を固めたら、転職や退職の時期を考えましょう。
一般的に転職は、求人が増える傾向にある以下の時期がおすすめです。
- 4月入社を狙った2月~3月
- 10月入社を狙った8月~9月
仮に4月入社を狙うなら、2月〜3月に転職活動を始めておくのがベストです。
会社を退職するには1~2ヶ月程度はかかりますので、転職活動を見据えて余裕をもって準備しましょう。
ステップ5.退職したいことを上司に伝える
退職を決めたら直属の上司に伝えましょう。
退職を伝える際は、以下の5つのポイントをおさえるとスムーズに進みます。
- 直属の上司に伝える
- 事前にアポイントメントをとる
- 繁忙期は避ける
- 上司と1対1で話す
- はっきり「辞めたい」と伝える
退職の意思はセンシティブな話題のため、まずは直属の上司と2人っきりで話すのがポイントです。
退職を伝えると上司から引き止めにあうこともありますが、自分の意思は固いことをはっきりと意思表示することが大切です。
ステップ6.退職日までに引継ぎやあいさつ回りを済ませる
退職が確定したら、退職日までに引継ぎとあいさつ回りを終わらせましょう。
引継ぎに関しては、自分が請け負っている業務を後継者に伝える必要がありますので、ひと月以上は見ておかなければいけません。
退職日までに引き継がないと、それを理由に退職日を延期されるリスクもあるので注意しましょう。
また気持ちよく退職するためにも、しっかりとあいさつ回りしておくことも大切です。
ステップ7.本格的に転職活動を始める
退職が確定したら、本格的に転職活動も始めましょう。
退職日までに転職先が決まると以下のメリットがあります。
- 収入が途絶えなくなる
- 精神的にゆとりが生まれる
- ブランクが発生しない
退職の翌日から新しい職場で働けば、健康保険や年金などの切り替えをする必要がありません。
在職期間中に転職活動を進めるのが難しい場合は、退職後に失業保険を受け取るなど生活費を確保しつつ本格的に活動を始めることも可能です。
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裏技は必要ナシ!1,083人調査からわかった確実に認定される求職活動実績の作り方
今すぐ転職活動を始めたいのに退職できない場合は退職代行がおすすめ
今すぐにでも退職したい場合や今すぐ転職したいのに退職させてもらない、場合が退職代行サービスに頼るのがおすすめです。
とくに「辞めたいのに強く引き止められる」「上司に退職を伝える勇気がない」という場合には退職代行サービスの利用が向いています。
退職代行なら以下のメリットがあります。
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- 今の仕事で感じている不満から一瞬で解放される
- やりたくない仕事に時間を費やす必要がない
- 上司から引き止めにあうことがない
- 退職理由を用意したり伝えたりする必要がない
次の行動をすぐに起こしたい人にとって、退職代行はメリットが多いサービスです。
【独自調査】退職代行サービスの利用を非常識と思う人は少ない
「退職代行サービスなんて使うと周りから非常識だと思われるかも」という印象を持つ方もいるかもしれません。
しかし当メディアの調査では「非常識だ」と感じる人は全体のわずか1割、一方で半数以上の人は心配や気遣う思いを持っていることがわかっています。
※調査の概要は文末に記載
一般的なイメージほどネガティブな印象を持つ方は少なく、利用に後ろめたさを感じる必要はないのです。
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Q&A
ここでは転職を考えている人に関するQ&Aを紹介します。
Q.転職しないほうがいいケースはある?
以下のケースに該当する場合は転職を待った方が良いでしょう。
- 転職すればすべてが解決すると思っている
- 勤め始めてから期間が立っていない
- 明確な退職理由や転職理由がない
勢いで退職すると後悔するケースが多いです。
転職を考える際は現状の問題点を挙げ、転職で問題が解消されるか考えましょう。
Q.転職しない人は無能っていうけど本当?
まったく転職しない人の中には、無能と呼ばれる人もいます。
以下の特徴に当てはまる人は無能扱いされやすいです。
- 今の会社にしがみついている
- 能力が低くて転職できない
- 今の地位に満足している
ただし、今の会社に残る人全員が無能というわけでもありません。
人によっては今の仕事にやりがいを感じて残っているケースもあります。
プラスの感情で残っている場合は、無能扱いされることもありません。
Q.転職は30代や40代以降でも遅くない?
30代や40代になってから転職することもできますが、年齢を重ねるほど選択肢が絞られてきます。
20代だと将来性を重視されるため、未経験チャレンジでも問題ありません。
しかし、30代後半以降になると経験が重視されます。
経験がない業界だと転職しづらくなるため注意が必要です。
今転職しないと、どんどん年齢を重ねて転職がきつくなってくるので、行動するなら早い方が良いです。
まとめ
- 会社に不満があるのに転職しないと、モチベーションの低下や成長の停滞などのリスクがある
- 転職しないリスクを回避するためにも早めに行動することが求められる
- 転職の前に自己分析したり現状の問題点を挙げたりしておくと不安を軽減できる
調査概要
- 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
- 実施期間:2021年11月30日~2021年12月1日
- 有効回答数:968人
- 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)