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TT総研、2018年JKトレンド・東西ランキングを発表 西のJKが選ぶトレンドスポットは「ユニバ」、東のJKは「●●屋」 キーワードは「オールスター感」!2019年JKトレンドも予測

若年層のトレンドやインサイトを分析するマーケティング研究機関「TT総研 -Teens Trend総研-」(ティーティー ソウケン)は、このたび、「現役女子高生の2018年流行および2019年のトレンド予測」に関する意識・実態調査をおこないました。

平成最後の年、安室奈美恵の引退という時代を彩ったアーティストのビッグニュースや、スポーツではカーリング女子日本代表チームの「そだねー」、「(大迫)半端ないって」などの流行語が生まれ、注目を集めました。一方で通称「JK」と呼ばれる女子高校生の間では、常に独特のトレンドが生まれています。そこで今回は、関東地方および近畿地方在住の356名の女子高校生(15~19歳)を対象に、2018年のトレンドに関する調査を実施。また、2019年のトレンド予測についても調査しました。

■調査概要
調査対象:15歳~19歳 事前調査で高校生と回答した関東地方および近畿地方在住の女性356名
調査期間:2018年12月14日(金)
調査方法:「LINE Research Platform」を活用したスマートフォンリサーチ

◆2018年JKトレンド東西ランキング~流行語編~
はじめに、「2018年に流行った言葉」について複数回答で聞いたところ、東西どちらとも「それな」、「インスタ映え」、「卍」が上位3つを占める結果に。また、中国発ショートムービーアプリ「TikTok、TikToker」が東西ともにランクインしました。そしてランクインはしなかったものの、動画配信で人気を集めている『けみお』のトークから生まれたワード、「どこまでいっても渋谷は日本の東京」と、回答した人も多くいました。

 

 

◆2018年JKトレンド東西ランキング~アイテム編~ 
「2018年に流行ったアイテム(ゲーム、エンタメ、食べ物、コスメなど)」については、東では「タピオカ」、西では「チーズドッグ」と、どちらも食べ物が1位にランクインしました。東の「タピオカ」については「タピる」という言葉が生まれるほど、関東の女子高生の間でブームになりました。そして「チーズドッグ」や5位以内ではなかったものの「韓国ミニ扇風機」といった韓国発の商品の回答が多く挙がっています。東西ともに4位となったプリクラ機「PINKPINKMONSTER」のプロモーションに人気韓国人モデル「カン・テリ」が起用された他、韓国のエンターテインメントチャンネル『Mnet』とAKB48グループの共同企画による日韓同時放送の公開オーディション番組「PRODUCE 48」に注目する声など、韓国ブームの盛り上がりがうかがえる結果となりました。

 

 

◆2018年JKトレンド東西ランキング~スポット編~ 
続いて「2018年に流行ったスポット」を聞いてみると、東では「タピオカ屋全般」、西では「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(TM)」が1位となり、地域性のでる結果となりました。一方で「スターバックス コーヒー」、「インスタ映えカフェ(CAFE HONEY MI HONEY等)」が東西ともに上位にランクインし、カフェ人気は地域を問わず続行中のようです。また、「スターバックス コーヒー」ではストローにモチーフがついたものが登場して話題となり、同じく東西で上位にランクインした「東京ディズニーランド(R)」「東京ディズニーシー(R)」では工事中の壁面が“インスタ映えスポット”として注目されるなど、女子高校生のトレンドスポットに“インスタ映え”は欠かせない要素となっていることがわかりました。

 

 

◆2018年JKトレンド東西ランキング~有名人編~
「2018年に流行した有名人(アーティスト、俳優、インフルエンサーなど)」については、「TWICE」、「BTS (防弾少年団)」といった韓国グループが上位にランクインする中、東の1位、西では2位を獲得したのは2015年に結成されたジャニーズアイドルのユニット「King & Prince」。また、“坂道系グループ”と呼ばれる「欅坂46」、「乃木坂46」の人気も継続しているようです。TVドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』で存在が広く知られた「今田美桜」や、ハリウッド映画に出演経験のある「新田真剣佑」ら、若手俳優も上位に入る結果となりました。このようにTVで活躍しているアーティストや俳優が上位にランクインする中、西ではYouTubeの動画投稿で話題になったDJ集団、「レペゼン地球」が5位以内ではなかったものの高い支持を得ており、実際に、幕張メッセでの初のワンマンチケットが即完売するほどの人気となっています。

 

 

◆2018年JKトレンド東西ランキング~アプリ編~
「2018年に流行したアプリ」について聞いたところ、話題のリップシンク動画アプリ「TikTok」をはじめ各種SNSが上位にランクインする結果となりました。また、匿名で質問を募集する「Peing(ペイング) -質問箱-」、自分そっくりのアバターがつくれるアプリ「ZEPETO」など、SNSでのコンテンツの拡散に面白さがあるアプリサービスへの人気が急増している結果になりました。

 

 

◆2019年JKトレンドキーワードを予測&選出
最後に、「2019年に流行しそうな有名人・アイテム」を予測してもらい、その中で特に注目すべきものをTT総研で選出しました。まず、子役で大人気だった「濱田龍臣」がTVドラマ『花晴れ』を機に、“長身イケメン俳優”として再注目。また、「コレサワ」は大阪出身の女性シンガーソングライター。キャッチーな楽曲はTikTokで使用されるほど人気を集めています。そして、韓国から人気に火が付いた、聞いていて気持ちの良い音声コンテンツ「ASMR」、韓国コスメで多く販売されている「マットリップ」など、韓国ブームは2019年も続きそうです。

 

 

TT総研として特に注目するのは、「ヒプノシスマイク」、「IZ*ONE」、「大乱闘スマッシュブラザーズ」といった豪華メンバー、キャラクターで構成されたアーティストやコンテンツ。「ヒプノシスマイク」は、声優が披露するラップの完成度の高さが話題なラッププロジェクトチームです。豪華な男性声優12人がキャラクターに扮してラップを歌う“ラップバトル”が大きな話題に。「IZ*ONE」は2018年アイテム編でもランクインしていた“PRODUCE 48”という韓国の音楽番組で結成された、日韓合同のアイドルグループ。日本から宮脇咲良がHKT48の活動を休止し、IZ*ONEに専任しています。そして、2018年12月にNintendo Switch版のソフトが発売された「大乱闘スマッシュブラザーズ」。ゲーム内全てのコンテンツがスマブラ史上最大規模となり話題を集めています。
これらに共通するキーワードは「オールスター感」。人気のスターたちが集結しコラボレーションすることにより特別感が生み出され、2019年、JKたちがますます熱狂することが予測されます。

■TT総研とは
TT総研は、10代のトレンド情報やインサイト分析を行うマーケティング研究機関です。気になるテーマやイベントについての調査や、リアルな声を拾い上げるための座談会を定期的に実施。長年女性マーケティングに携わり、インフルエンサーマーケティングやマイクロマーケティングといった次世代型のソリューションを提供するトレンダーズならではの観点で、分析レポートを発信していきます。

■WEBサイト:http://tt-soken.jp/

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