トレンダーズ、独自のスコアリングによりSNSトレンドを予測・分析 「SNSトレンドファインダー」提供開始
マーケティング事業を展開するトレンダーズ株式会社(所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:黒川涼子、東証マザーズ上場:証券コード 6069)は、Twitter・Instagramのトレンドワードを自動抽出することでSNSのトレンドをリアルタイムに予測・分析するツール「SNSトレンドファインダー」の提供を開始いたしました。
Twitter・Instagramの投稿ワードの数を独自にスコアリング
SNSの影響力が強まる中、企業のマーケティング活動においてはSNSのトレンドを把握することが重要となってきています。一方でSNSのトレンドは移り変わりが激しく、また、膨大な投稿量の中からトレンドを見極めるのが難しいことが課題でした。このような背景を踏まえトレンダーズでは、Twitter・Instagramの投稿ワードの数を独自にスコアリングすることで、トレンドワードを自動抽出するトレンド分析ツール「SNSトレンドファインダー」の提供を開始いたしました。
「SNSトレンドファインダー」では、投稿ワードを「投稿件数」と「特定期間の投稿頻度」によりスコアリングします。これにより投稿件数の絶対数ではなく、特定の時期に投稿が特徴的に増加しているワードを「トレンドワード」として抽出します。分析に際しては、「コスメ」「レシピ」「韓国」などの特定のワードでスクリーニングしカテゴリをセグメントすることで、特定カテゴリにおけるトレンド抽出が可能となります。また、投稿者の属性(性別・年代)と掛け合わせ、属性ごとのトレンドを分析することも可能です。
急増中の「おうちごはん」、トレンドの変化を分析
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、外食を控え自宅で食事をとる人が増えた結果、自宅での食事を表す造語でありSNS上ではハッシュタグとしてよく用いられる「おうちごはん」がトレンドとなり、2020年上期の「日経MJヒット商品番付」にも選ばれました。そこでこの「おうちごはん」を特定ワードに設定し、SNSトレンドファインダーによる分析を実施。コロナウイルスの影響により家庭の食卓のトレンドがどのように変化したのか、その傾向を探りました。
2020年5月の「おうちごはん」に関連するトレンドワードのトップは「テイクアウト」。その他も「自粛」や「緊急事態」「ステイホーム」「オンライン」など、外出自粛に関連するワードが上位を占めました。属性別に分析すると、トップの「テイクアウト」は特に40代で顕著にトレンドとなっており、50代では「晩酌」や「ワイン」、20代では「食費」「節約」といったワードが上位にあがっています。一方で2019年5月の同トレンドワードは「GW」「母の日」「連休」「子供の日」「運動会」「鯉のぼり」など、季節の行事がトレンドに色濃く表れており、緊急事態宣言は食卓に甚大な影響を与えた様子がうかがえます。
■ トレンダーズ株式会社について
インフルエンサーの独自ネットワークを抱え、生活者の多様化・細分化に対応したプランニングをおこなう「次世代型マイクロマーケティングカンパニー」。
Webサイト:https://www.trenders.co.jp/
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