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退職代行で後悔するパターンとは?失敗しない業者の選び方もチェック

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※当サイトの記事には、事業者の商品・サービスの広告を含んでおります。

「今すぐ退職代行サービスを使って会社を辞めたいけど、後悔するようなことがあったらどうしよう……」

「お金を払うわけだし、失敗はしたくない」

すぐに会社を辞めたいのに、退職代行サービスを使うリスクが頭に浮かんで、なかなか申し込めない方もいるのではないでしょうか。

料金の面から言うと、退職代行サービスにかかる費用は2~5万円程度で、決して安いと言える金額ではありません。

また料金以外にも、メンタル的なことやその後の対応などで不安なことがあり、行動に踏み出せない方もいるでしょう。

この記事では、そんな方に向けて、退職代行サービスの利用前にチェックすべきことや、後悔しないサービスの選び方を紹介。

また実際に退職代行サービスを使ったことがある人の口コミ・評判を掲載し、実際の利用者がどんなことで後悔したのかなどを解説します。

この記事のポイント

  • 退職代行サービスを使って後悔する理由には「費用が思ったより高かった」「未払いの残業代の交渉ができない」などの理由がある
  • 退職代行サービスは、費用や業務範囲、スタッフの対応などで選ぼう
  • 退職代行を依頼する前に、「そもそも本当に自分は使うべきなのか?」を考えることも大切

【イメージ調査】退職代行で仕事をやめるのを非常識と感じる人は少ない

この記事を見ている方の中には「退職代行サービスを使って退職すると周りから非常識だと思われて後悔するかも……」と思い、退職代行サービスの利用をためらっている方もいるのではないでしょうか。

当メディアでは、実際のところ退職代行サービスの利用に対してどんな思いを抱くことが多いのかを知るため、968人にイメージ調査を実施。

以下のような結果になりました。

Q.同じ職場の同僚が退職代行サービスを使って急に仕事を辞めたらどう思いますか?

1位 心配に思う 40.4%
2位 とくに何も思わない 18.6%
3位 無理もないと同情する 14.9%
4位 非常識だと感じる 10.0%
5位 後悔や申し訳なさを感じる 7.1%
6位 その他 9.0%

調査の概要は文末に掲載

「非常識だ」と感じる人は全体のわずか1割、一方で半数以上の人は心配や気遣う思いを持っていることが分かります。

退職代行サービスを利用することの実際のイメージは「自分勝手・非常識なこと」というよりも「何か理由があって追い詰められてしまったんだ」と感じる人の方が圧倒的に多く、後ろめたさや後悔の念を感じる必要はありません。
編集部おすすめの退職代行サービスを見る

退職代行サービスを使って後悔するパターン

後悔する会社員

当然ですが、退職代行を使った人全員が「使わなければよかった」と感じているわけではありません。

実は退職代行サービスの利用を後悔する理由には、ある程度決まったパターンがあります。

そこでここからは、退職代行サービスを使って後悔するパターンを7つ、順番に紹介していきます。

パターン1.費用が思ったより高かった

1つ目のパターンは「費用が思ったより高かった」というもの。

退職代行サービスの相場は2~5万円前後です。

この金額を高いと思うか安いと思うかは、人によって大きく異なるでしょう。

「どんな手段を使ってでもすぐに会社を辞めたい!」という人にとっては安いかもしれませんが、ただ会社を辞めるだけで数万円を支払うことに抵抗を感じる人もいるはずです。

自分にとって数万円を払う価値があるかどうかは、サービス利用前にしっかりと検討しておくべきでしょう。

なお退職代行サービスは、運営している団体・会社によってできる業務の範囲が大きく変わるので、料金も大きく違います。

具体的な相場を以下にまとめています。

弁護士の相場<約5万円~>

弁護士法人運営の退職代行10社を費用で比較してみました。

会社名料金(税込み)詳細

弁護士法人川越みずほ法律会計

27,000円

正社員の場合

退職代行クラウド
「エンマン」

33,000円

55,000円
のプランあり

フォーゲル綜合法律事務所

33,000円

55,000円
のプランあり

弁護士法人サリュ
労働事件相談

40,000円

退職交渉プランの場合

LINEで退職!大公法律事務所

55,000円

勤務年数や内容によって変動

弁護牛法人みやびの退職代行サービス

55,000円

着手金のみの額

弁護士法人若井綜合法律事務所

55,000円

追加費用なし
(法的トラブルは別途費用)

弁護士法人フラクタル法律事務所

55,000円

オプションあり

弁護士法人エースの退職代行相談WEB

55,000円

事務手数料あり
(法的トラブルは別途費用)

アディーレ法律事務所

77,000円

追加費用なし
(法的トラブルは別途費用)

平均48,478円ということで、弁護士の退職代行サービスは5万円~が相場といえます。

ただし弁護士の場合、詳細の欄にある通り着手金のみの額であったりこれにオプション料金が加わってこれより高くなる可能性があります。

労働組合の相場<約2万5千円>

労働組合運営の退職代行10社を費用で比較してみました。

会社名料金(税込み)詳細

あおぞらユニオン
あおぞら退職代行サービス

12,000円

雇用形態により変動

退職代行OITOMA

24,000円

追加料金なし

退職代行SARABA

24,000円

追加料金なし

退職代行ゼロユニオン

24,200円

正社員の場合
追加料金なし

退職代行ガーディアン

24,800円

追加料金なし

退職代行ニチロ―

25,000円

追加料金なし

退職のススメ

25,000円

追加料金なし

男の退職代行

26,800円

正社員・契約社員・派遣社員などの場合
追加料金なし

退職代行Jobs

29,000円

うち2,000円は組合費
追加料金なし

わたしNEXT

29,800円

正社員・契約社員・派遣社員などの場合
追加料金なし

平均23,860円と、労働組合運営の退職代行サービスは2万5千円程度が相場と思っておけばいいでしょう。

労働組合の場合費用には労働組合費が含まれており、追加料金が一切かからないことが多いです。

代行業者の相場<約2万円>

業者運営の退職代行10社を費用で比較してみました。

会社名料金(税込み)詳細

退職代行サービス
ヤメルノミカタ

4,950円

社会保険加入者の場合
追加料金なし

退職代行MIRAI

19,800円

追加料金なし

退職代行EXIT

20,000円

キャンペーン
価格

退職代行J-NEXT

20,000円

追加料金なし

退職代行プラスサービス

21,780円

正社員の場合
追加料金なし

退職代行サービス
Re:Stert(リスタート)

25,000円

キャンペーン
価格

退職代行のミカタ

25,000円

追加料金なし

退職代行ニコイチ

27,000円

追加料金なし
弁護士監修

退職代行サービス
辞めるんです

27,000円

追加料金なし

退職代行ボタン

29,800円

追加料金なし

平均19,053円と、業者運営の退職代行サービスのは約2万円程度が相場のようです。

労働組合とさほど変わりはありませんが、1万円未満の低価格で頼めるサービスがあるのも一般業者の特徴です。

パターン2.未払いの残業代・給料、有給消化の交渉ができない

退職代行サービスは、おもに弁護士運営・労働組合運営・一般業者運営の3つにわかれます。

実は誰が運営しているかによって、業務範囲が異なるのです。

それぞれの業務範囲を簡単にまとめると以下にようになります。

業者の種類業務範囲

弁護士

・退職意思の伝言
・退職日の調整などの退職に関する交渉
・有給休暇の取得交渉
・離職票・源泉徴収票などの請求
・残業代・未払いの給与・退職金等の請求
・損害賠償請求への対応などの法律業務

労働組合

・退職意思の伝言
・退職日の調整などの退職に関する交渉
・有給休暇の取得交渉

一般的な代行業者

・退職の意思の伝達
・退職に関する連絡事項の伝達

そのため、たとえば一般的な業者に依頼した人が残業代・未払いの給与・有給休暇や退職金等の請求などを依頼しても実現できない可能性が高いです。

自分の場合、どこまで業者が対応してくれたらOKとするのかを事前に確認しておきましょう。

パターン3.会社から連絡が来た

3つ目のパターンは「サービスを使ったのに、結局会社から連絡が来た」というもの。

退職代行サービスを使う人の中には、「もう一切会社とは関わりたくない」と考えている人も多いです。

ですが、以下のような手続きのために、会社とのやりとりが発生するケースもあります。

  1. 備品返却
  2. 書類の受け取り
  3. 引き継ぎ

辞める前に最低限、会社の備品を持っていないかや引き継ぎ資料を残してあるかを確認しておく必要があります。

パターン4.会社とトラブルに発展した

退職代行サービスを使って、会社とトラブルになってしまったということもあるようです。

具体的には、「『退職は会社にとっての損害だ』と訴えられた」など。

しかし労働者には退職の自由があり、会社を辞めること自体は損害に当たらないとされることが多いので、心配しなくても大丈夫でしょう。

ただしこのような損害賠償請求に対応できるのは、「弁護士法人みやび」のような弁護士が運営する退職代行サービスのみです。

退職の際にトラブルが起こりそうだなと思ったら、最初から弁護士運営のサービスにお願いするのがいいかもしれません。

パターン5.即日の対応をしてもらえなかった

5つ目のパターンは「即日対応をしてもらえなかった」というもの。

「サービスに申し込んだ日に退職の意思を伝えてもらえれば、翌日から会社に行かなくて済む!」と考えていたとしても、実際はスムーズに会社を辞められないこともあります。

そもそも即日対応できない業者に依頼していたり、会社が退職の手続きになかなか応じなかったりするのです。

即日対応の業者も多いですが、会社の対応によってはすぐに辞められないケースもあると心得ておきましょう。

パターン6.業者の対応・態度が悪かった

6つ目のパターンは、「業者の対応・態度が悪かった」というもの。

とくに電話・メールの対応が冷淡だった、というものが多いようです。

ただでさえ退職代行を使うくらい精神的に追い詰められているのに、冷たい態度を取られたら余計気持ちが滅入ってしまいますよね。

しかし、退職代行サービスは比較的新しいビジネスであるため、悪質な業者が紛れ込んでいるのも事実。

自分にあった退職代行サービスの選び方の詳細については、以下の記事を参考にしてください。

>>口コミも紹介!退職代行おすすめ20選「頼んで良かった」サービスを徹底比較

パターン7.退職の意思を自分で言えなかったことへの罪悪感が生じた

「お世話になった会社に不義理なことをしてしまった」と、罪悪感を感じてしまうケースもあるようです。

とくに、感受性が豊かで真面目な性格の人によく見られます。

自分がこのケースに該当しそうだと思うなら、「本当に自分の口から退職を伝えられないのか?」を再度考えてみましょう。

ただし、退職代行サービスを使うということは、労働環境が劣悪だった、パワハラが横行していたなど、それなりの理由があるはずです。

申し訳ない気持ちは生じるかもしれませんが、会社に原因があるならば後悔する必要はありませんので、きっぱり気持ちを断ちましょう。

【口コミ・評判調査】退職代行サービスを使った人が「後悔したこと」

悩む会社員

退職代行サービスを使おうか迷っている方の中には、「実際に使った人のリアルな口コミも参考にしたい!」という方もいるでしょう。

当サイトでは、実際に退職代行を使った経験のある方にクラウドワークスでアンケートを実施

退職代行サービスを使って後悔したという声や、ポジティブな声をまとめました。

退職代行サービスを使って後悔した人の声

あおこ

料金が、ほかの会社に比べて割高だと感じました。無事に辞めることはできましたが、後々調べて気付いたので、もう少しいろいろな会社を見ておけばよかったと後悔しました。 また、未払いの残業代が多くあり、交渉をお願いしましたができないと言われて残念でした。

※2022年5月現在の口コミです
※クラウドワークスのアンケートより

後悔したケースとしてあがったのは、「利用したサービスの料金が高かった」という例です。

退職代行サービスは2~5万円程度の費用がかかり、決して安いとは言えないものなので、事前の比較検討が重要になってきます。

ただし料金だけで決めてしまうと、悪徳業者(料金を支払った後で連絡が取れなくなるなど)にひっかかってしまう可能性もあります

退職代行サービスを選ぶ際は、事前の無料相談が可能かどうかや、電話・メール時の対応なども考慮に入れ、トータルの印象で選ぶようにしましょう。

退職代行サービスを使った人のポジティブな声

こてつ

本当にこちらからは職場に一切連絡を取ることもなく、退職の手続きを進めてくれるので、辞めにくいとか上司が辞めさせない等のブラック企業に対しては、本当に頼りになる存在でした。こちらからの代行業者への連絡も必要事項のみ。連絡する時間帯なども指定できる。引き継ぎなど残っていた場合でも、代わりに職場に伝えてくれる。

※2022年5月現在の口コミです
※クラウドワークスのアンケートより

ポジティブな意見としてあがったのは、「職場に一切連絡することなく辞められた」「引継ぎが残っていても業者が代わりに伝えてくれた」というもの。

退職の意思を伝えてもなかなか辞めさせてくれないブラック企業をスパッと辞められたというのですから、心強いですよね。

やはり辞めたいけど辞めにくい会社にいる、会社から退職を拒否されそうだという方は、退職代行サービスを使うべきでしょう。

▼関連記事はこちら

>>ブラック企業から脱する方法|退職成功への円滑なフローと完全に辞める方法

編集部おすすめの退職代行サービスを見る

後悔しない退職代行サービスの選び方6パターン

会社員(女性)

退職代行の利用を後悔しないためには、良質かつ自分に適したサービスを選ぶ必要があります。

「評判が良かったから」という理由だけでサービスを選ぶと、自分に合わない可能性があるので注意が必要です。

そこでここからは、後悔しない退職代行サービスの選び方について解説していきます。

選び方1.料金で選ぶ

1つ目のチェックポイントは価格です。

退職代行は運営している団体・会社によってできる業務の範囲が大きく変わるので、料金に幅があります。

ただ料金の安さだけで選んでしまうと、希望するサポートを受けられないこともあるので注意が必要です。

自分が求めているサービスのなかで、できるだけ安いサービスを選ぶように意識してみましょう。

業者の種類業務範囲料金の相場

弁護士

・退職意思の伝言
・退職日の調整などの退職に関する交渉
・有給休暇の取得交渉
・離職票・源泉徴収票などの請求
・残業代・未払いの給与・退職金等の請求
・損害賠償請求への対応などの法律業務

5万円~

労働組合

・退職意思の伝言
・退職日の調整などの退職に関する交渉
・有給休暇の取得交渉

2~3万円

一般的な代行業者

・退職の意思の伝達
・退職に関する連絡事項の伝達

2万円程度

選び方2.会社との交渉が可能かどうかで選ぶ

「料金で選ぶ」の項目でも述べたとおり、退職代行は運営している団体・会社によって業務の範囲が大きく変わります

もし会社を辞める際に未払いの給与・残業代・有給休暇の取得交渉をしたいなら、弁護士が運営するサービスに依頼しましょう。

労働組合や一般的な業者が運営するサービスだと、弁護士と同等の手続きができず、残業代や有給休暇などを取り返すことができません。

弁護士運営の退職代行サービスでおすすめなのは「弁護士法人みやび」です。

有給休暇、残業代、退職金の請求が可能で、申し込み前の無料相談を受けることもできますので、取り返したい休暇・給料がある方はぜひチェックしてみてください。

▼関連記事

>>弁護士法人みやびの退職代行サービス|評判・口コミから見る人気の理由

選び方3.無料相談時の対応で選ぶ

退職代行サービスのなかには、サービス利用の前に無料相談を受けられるものもあります

無料相談時のスタッフの対応を見て、サービスを受けるべきか判断してみるのもおすすめです。

サービスとの相性は、結局のところ「スタッフとの相性」であることが多いです。

サービスの質がどんなに良くても、スタッフとの相性が合わないこともあるため、一度無料相談で対応の丁寧さを確かめてみましょう。

選び方4.即日対応が可能かどうかで選ぶ

「もう会社に行きたくない……」と思うのなら、即日対応が可能なサービスを選ぶのがいいでしょう。

即日対応のサービスでは、相談を受けた直後から退職代行手続きを進めてもらえるため、比較的スピーディーに退職できます

即日対応が可能なのは、「辞めるんです」「弁護士法人みやび」「退職代行TORIKESHI」「退職代行Jobs」などです。

すぐにでも会社を辞めたいと考えている方は、対応のすばやさもチェックしておきましょう。

選び方5.相談可能時間・申し込み可能時間で選ぶ

相談可能時間や申し込み可能時間も、必ずチェックしておきたいポイントの一つです。

24時間対応のサービスもあれば、営業時間が限定的なところもあります

もし営業時間が本業の稼働時間とまるまる被っていた場合、そのサービスは利用しにくいですよね。

自分が問い合わせ・相談できる時間帯に営業していることは、退職代行サービス選びにおいて大前提となる条件ですので、しっかり確認しておきましょう。

退職代行Jobs」なら、LINEやメールで24時間いつでも相談できるので、夜遅い時間に申し込みたい方でも安心です。

▼関連記事

>>弁護士監修の退職代行Jobsのやばい口コミ。悪い評判とサービスの特徴を紹介

選び方6.前払いか後払いかで選ぶ

支払いタイミング(前払いか後払いか)もチェックしておきましょう。

「しっかりとサポートを受けてから支払いをしたい」という人もいるでしょうが、退職代行サービスの多くは前払いです。

しかし「辞めるんです」のように後払いのサービスもあるので、どのタイミングで料金を支払うのかは必ず事前に確認しておきましょう。

編集部おすすめの退職代行サービスを見る

退職代行サービスを使う前に確認すべきこと

注意

「何もせずに会社を辞めれるなんて最高」と考えている人も多いかもしれません。

たしかに、会社や上司の雰囲気が原因で退職の意思を伝えづらい人にとってはこれ以上ないサービスだといえます。

ただし、退職サービスを使うリスクもいくつかあります。

事前に確認しておくべきことを把握した上で、自分が本当に退職代行サービスを使うべきなのかを改めて考えてみましょう。

会社に部署移動などを相談できないか

もし業務や人間関係などが原因で退職を考えているなら、労働環境を変化させられる余地がないのかを確かめましょう。

たとえば、「似た業務内容の部署に移動できないか」「ほかの支社に移動できないか」などを、人事や総務に質問してみるのです。

気軽に相談できる同僚や上司がいるなら、その人に話を聞いてみるのも良いでしょう。

現在の職場にいながら労働環境を改善できれば、退職代行サービスを使う必要はなくなります

もし可能なら、まずは社内の人に相談してみてください。

本当に自分で退職の意思を伝えられないのか

退職代行サービスの利用には、数万円の費用がかかります。

そのため「本当に自分で退職の意思を伝えられないのか?」という点については、明確な答えを出しておく必要があります。

「なんとなく気まずいから」といった曖昧な理由なら、勇気を出して自分で話を切り出すことは難しくないでしょう。

「会社を辞めるのに数万円を払う価値は本当にあるか」と、改めて考えてみましょう。

会社からの連絡を完全に防ぐことは難しい

退職代行サービスの利用から退職までの間、会社からの連絡を完全に断つのは難しいです。

なぜなら、引き継ぎ作業や事務手続きなど、退職するためにどうしてもやっておかなければいけないこともあるからです。

気まずさはあるかもしれませんが、社会人としてやらなければいけないこともあるため、連絡が来る可能性があることは覚悟しておきましょう

公務員は基本的に退職代行サービスを使えない

多くの退職代行サービスは、公務員の退職代行に対応していません

公務員の退職代行は法律では禁止されていませんが、第三者の介入について国から承認を受けるハードルが高いので、多くのサービスが非対応となっているのです。

もし公務員で退職代行を使いたいのなら、民間サービスではなく弁護士に相談してみるのがいいでしょう。

会社が退職手続きを行ってくれないリスクがある

退職代行サービスは万能ではないため、場合によっては辞意を伝えても会社が退職の手続きをとってくれないこともあります。

具体的には転職に必要な書類を送ってくれない、保険の切り替え手続きを行ってくれないなど。

退職代行サービスを使っても、100%トラブルなしで退職できる保証があるわけではないので注意しましょう。

もし退職手続きを行ってくれない場合は、退職代行業者に相談するのがおすすめです。

また退職の話を切り出すとトラブルに発展しそうな場合は、最初から弁護士が対応してくれる業者を選んでおくといいかもしれません。

会社に私物を残していないか

会社に私物を置いている場合は、少しずつ持ち帰っておきましょう。

もちろん退職代行サービスを通じて、会社に残っている私物を郵送してもらうよう頼むことは可能ですが、会社とのやり取りが増えるのは明らかです。

できるだけシンプルに、会社との調整も少なく済ませたいのであればあらかじめ整理して持って帰っておくことが必要でしょう。

引継ぎ内容をデータや書類でまとめておいたか

引継ぎも進めておくのも安心です。

即日対応のサービスに依頼した場合、出社なしで会社を辞めてしまうこともあるので、直接後任者への引継ぎができません。

そのため、仕事上であなたしか知らないことがあると会社からしつこく連絡が来てしまう可能性があります。

書類などでまとめておけば、「私の仕事は書類(データなど)にまとめておきました」の一言だけで済ませることが可能です。

少しずつでも自分のやっている作業はまとめておきましょう。

編集部おすすめの退職代行サービスを見る

編集部おすすめの退職代行サービス9選

おすすめの退職代行サービス

「自分は退職代行を使っても後悔する可能性が低い」と判断でき、サービスの選び方も把握できたら、いよいよ退職代行サービス選びに進みましょう。

ここでは当メディアが完全独自で調査し、おすすめする退職代行を9つ紹介します。

サービス即日退職
OK
料金労働組合
が運営
弁護士法人
が運営
24時間対応詳細

公式サイトを見る


27,000円

運営ではなく提携

退職代行ガーディアン

公式サイトを見る


24,800円

公式サイトを見る


55,000円

退職代行TORIKESHI""

公式サイトを見る


25,000円

退職代行Jobs

公式サイトを見る


27,000円

運営ではなく提携

公式サイトを見る


29,760円

運営ではなく提携

公式サイトを見る


27,000円

電話は7時~23時

わたしNEXT""

公式サイトを見る


29,800円

公式サイトを見る


24,000円


※表は左右にスクロールできます。
※編集部が独自で調査を行ったサービス一覧です。

24時間対応で後払いもできる!辞めるんです

退職代行辞めるんです

種類 一般的な業者
料金(税込み) 27,000円

(追加費用なし・後払い可)

相談方法 LINE・電話
24時間受付
支払い方法 銀行振込

クレジットカード

辞めるんですの特長

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  • 料金は一律27,000円で追加費用の発生はなし
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    ▼関連記事はこちら

    >>業界初の後払いサービスつき!退職代行「辞めるんです」の口コミやサービスの評判

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    弁護士法人みやびの退職代行の特長

    • 弁護士が直接対応!残業代・有給・退職金の請求や損害賠償請求の対応なども頼める
    • 他社で断られるような困難なケースも退職するまでフルサポート
    • 着手金は55,000円で、相談だけなら無料
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    この記事で紹介している業者の中では料金は高い方ですが、どんなトラブルでも対応してくれる点で頼れるサービスといえるでしょう。

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    >>弁護士法人みやびの退職代行サービス|評判・口コミから見る人気の理由

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    現金翌月払い(paidy)

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    >>弁護士監修の退職代行Jobsのやばい口コミ。悪い評判とサービスの特徴を紹介

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    業界で最長クラスの運営実績を誇る退職代行ニコイチ

    種類 一般的な業者
    料金(税込み) 27,000円
    相談方法 LINE・電話
    24時間受付

    (7:00~23:30)

    支払い方法 銀行振込

    クレジットカード

    電子マネー

    退職代行ニコイチの特長

    • 創業17年のサービス歴で退職代行の実績は3万人以上
    • これまで退職できなかったケースがない業界トップの実績を持つ
    • 料金はどんな雇用形態でも一律27,000円で、2ヶ月間のアフターフォローつき
    • 電話・メール・LINEにて365日・24時間受付で、全国どこからでも利用可能

      退職代行ニコイチは、業界最長クラスの17年の運営実績を持つ退職代行業者です。

      日本全国対応可能で退職代行費用は27,000円、追加料金はかかりません。

      弁護士が監修していて、退職後2か月間の無料アフターフォローもあります。

      アフターフォローを活用すれば、退職に必要な書類に関する疑問や不安もスムーズに解消しやすいでしょう。

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      弁護士運営の退職代行のパイオニア!フォーゲル綜合法律事務所

      種類 弁護士
      料金(税込み) 33,000~110,000円のプランから選ぶ
      相談方法 LINE・メール・電話
      24時間受付

      (電話相談は10:00~19:00)

      支払い方法 銀行振込

      クレジットカード

      フォーゲル綜合法律事務所の退職代行の特長

      • 情報番組のコメンテーターでもおなじみ嵩原安三郎氏が代表の弁護士事務所
      • 相談だけなら無料!プラン料金を支払えば追加料金・成功報酬は一切なし
      • 退職代行では異例の退職日から60日間のアフターフォローも!

      フォーゲル綜合法律事務所は、労働問題はもちろん幅広い分野への法律トラブルに対応できる弁護士事務所です。

      弁護士の退職代行ではめずらしく、プラン料金を支払えば追加料金は一切発生しません

      残業代の請求を頼んでも成功報酬をとられない良心的なサービスです。
      (※裁判の手続き等は別料金)

      「弁護士に相談したいけどどれくらい料金がかかるか把握しておきたい」という人におすすめです。

      フォーゲル綜合法律事務所の
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      労働組合運営で、安く確実に辞められる退職代行ガーディアン

      種類 労働組合
      料金(税込み) 24,800円
      相談方法 LINE・電話
      24時間受付
      支払い方法 銀行振込

      クレジットカード

      退職代行ガーディアンの特長

      • 東京都労働委員会に認証されている「東京労働経済組合」が運営
      • 料金は一律24,800円ですべてお任せでき、追加料金一切ナシ
      • 可能な限り365日いつでも対応、全国どこからでも相談できる

      「すぐに辞めたいけど、費用をあまりかけたくない」。

      そんなあなたにおすすめなのが退職代行ガーディアンです。

      雇用形態に関わらず、費用は一律24,800円で追加料金はありません

      また退職代行ガーディアンは労働組合が運営しているため労働組合法に基づく団体交渉権があり、退職に関する交渉も一部お任せできます。

      手頃な価格で確実に辞めたい人におすすめの退職代行サービスと言えるでしょう。

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      >>退職代行ガーディアン口コミ・評判|サービスの安全性と注意すべきポイント

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      公式サイトを見る

      ガーディアンを利用した人の口コミ

      もっと早く辞めれば良かった。
      入社1年目、夢を持って入ったこの会社だったが上司との関係がどうも上手くいかず、日々怒られる毎日に嫌気がさしました。辞めたくても揉めてトラブルになりそうだと思いガーディアンに頼んで即日退社。苦痛から解放されました。

      心と体が壊れる前に。
      入社4年。体力的にも精神的にもキツい。。給料は安いし、有休取るにも嫌味を言われる。。もうダメだと思ったときにガーディアンに出会って退社。転職も上手くいき、今では充実の毎日です。

      入社2日で退職代行。
      全然話が違った。いきなりサービス残業2時間。先輩たちはみんな死にそうな顔で働いている。こんなところにいたら死んでしまいます。でも言い出しにくいかったのでガーディアンに頼んで辞めました。即判断して辞めて本当に良かった。

      退職代行ガーディアンに申し込む

      業界初・女性特化型の退職代行!わたしNEXT

      種類 労働組合
      料金(税込み) アルバイト、パート:19,800円

      正社員、派遣・契約社員:29,800円

      相談方法 LINE・メール
      問い合わせ後は電話でも可能
      24時間受付
      支払い方法 銀行振込

      クレジットカード

      デビットカード

      プリペイドカード

      コンビニ決済

      電子マネー

      キャリア決済

      現金翌月払い(paidy)

      わたしNEXTの特長

      • 女性が選ぶ退職代行1位にも選ばれた女性のための退職代行サービス
      • 正社員・派遣社員は29,800円、アルバイト・パートは19,800円で退職後の転職サポートまで受けられる
      • 業界初の退職代行のサブスク「ヤメホー」なら月額3,300円で1年に2回まで退職代行サービスが利用できる

      わたしNEXT<退職代行>」は労働組合が運営している退職代行サービスです。

      アルバイト・パートの場合は19,800円、正社員やその他雇用形態の場合は29,800円で費用も安くなっています。

      また運営が労働組合のため、給与の未払いなどの法律が絡むトラブルがあったとしても対応可能

      創業16年・退職成功率100%という実績もあるので、退職するのが初めての方や退職できるかどうか不安な方にもぴったりです。

      さらに転職サポートを受けられるほか、サポート後に転職が成功した場合にはお祝い金として最大5万円を受け取れるなど、女性向けの手厚いサポートが魅力の退職代行サービスです。

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      >>女性の退職代行【わたしNEXT】の評判は?口コミからわかるサービス特徴

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      休日も深夜も相談・対応可能な退職代行SARABA

      種類 労働組合
      料金(税込み) 24,000円
      相談方法 LINE・メール・電話
      24時間受付
      支払い方法 クレジットカード

      退職代行SARABAの特長

      • 労働組合が運営のため会社との交渉が可能
      • 料金は一律24,000円。退職できない場合は全額返金してもらえる
      • 無料の転職サポートも利用できるので退職後も頼れる

        退職代行SARABAは労働組合が運営している退職代行業者です。

        退職代行費用は一律24,000円で追加費用はかかりません。

        労働組合法の団体交渉権に基づき、利用者に代わって退職日の調整や未払いの給料と残業代を交渉できます

        退職時に残業代も請求したい方は、ぜひ退職代行SARABAをチェックしてみてください。

        退職代行SARABAの公式サイトを見る

        転職先決定でキャッシュバック制度も!退職代行EXIT

        種類 一般的な業者
        料金(税込み) 正社員・契約社員・アルバイト・パート:20,000円
        リピーター料金:10,000円(2回目以降の利用は何度でも10,000円)
        相談方法 LINE・メール・電話
        24時間受付
        支払い方法 銀行振込

        クレジットカード

        退職代行EXITの特長

        • メディアへの掲載多数!知名度が高く利用者も多いため退職に関するノウハウも熟知している
        • 休日でも深夜でも、可能な限り即対応してくれる
        • 指定の転職エージェント経由で転職が決まると、料金を全額キャッシュバックしてくれる制度がある

        退職代行EXITは、メディアへの掲載が業界ナンバー1の退職代行サービス。

        「名前だけは聞いたことがある」という方も多いのではないでしょうか。

        知名度だけではなく、年間1万人以上の退職サポートをしており、退職代行に関するノウハウも一般の業者の中では随一。

        料金は業界最安値の2万円で、相談回数も無制限なので、納得してから退職代行を頼めます。

        退職代行EXITの公式サイトを見る

        退職代行サービスに関するQ&A

        退職代行に関するよくある質問

        ここでは退職代行サービスに関するQ&Aを紹介します。

        Q.退職代行サービスで本当に会社を辞められるの?

        退職代行を使えば、本当に会社を辞められます。

        なぜなら民法第627条1項に「退職の意思表示から2週間後に退職できる」と明記されているからです。

        つまり、退職代行サービスが退職の旨を企業に伝えてから2週間が経過すれば、法律上確実に退職できるということです。

        契約社員のような有期契約の場合は「やむを得ない理由」がないと退職できないと言われていますが、「病気で働けない」「パワハラを受けた」といったものは「やむを得ない理由」に当たりますし、話し合って会社側と合意がとれればいつでも辞められます。

        もし辞められるか不安がある方は、一度退職代行業者に相談してみるといいでしょう。

        編集部おすすめの退職代行サービスを見る

        Q.退職代行サービスって違法性はないの?

        基本的には、退職代行サービス自体に違法性はありません

        ただし、弁護士でない業者が弁護士の独占業務に該当するサービスを提供してしまうと、違法行為となってしまいます。

        多くのサービスがホームページに業務内容を明記していますが、不安な人は最初から弁護士に依頼するのがおすすめです。

        ちなみに弁護士運営・労働組合運営・一般退職代行業者の業務範囲は以下のように定められています。

          業者の種類業務範囲

          弁護士

          ・退職意思の伝言
          ・退職日の調整などの退職に関する交渉
          ・有給休暇の取得交渉
          ・離職票・源泉徴収票などの請求
          ・残業代・未払いの給与・退職金等の請求
          ・損害賠償請求への対応などの法律業務

          労働組合

          ・退職意思の伝言
          ・退職日の調整などの退職に関する交渉
          ・有給休暇の取得交渉

          一般的な代行業者

          ・退職の意思の伝達
          ・退職に関する連絡事項の伝達

          Q.退職代行サービスを使ったら会社から訴えられないの?

          ほとんどの場合訴えられることはありませんが、以下に該当する行為を行ってしまうと損害賠償請求で訴えられる可能性があります。

          • 退職まで長期の無断欠勤をしていた場合
          • 在職中のミスで会社に損害を与えた場合 など

          なお損害賠償を請求されても、弁護士が運営している退職代行サービスであれば裁判の対応も可能です。

          弁護士が運用するサービスの費用は高いため、人によっては手が出しにくいかもしれませんが、何かトラブルに発展しそうであれば最初から頼んでおくべきと言えるでしょう。

          Q.退職代行サービスを使ったことは転職先にバレる?

          転職先に退職代行サービスの利用がバレる可能性は低いでしょう。

          というのも、企業が本人の許可なく、ほかの企業に退職理由を話すことは法律違反だからです。

          退職代行サービスを使っても、転職先への影響におびえる必要はありませんので安心してください。

          Q.退職代行サービスに申し込んでから会社を辞めるまでの流れを知りたい。

          退職代行サービスで会社を辞めるまでの流れは以下の通りです。

          1. 退職代行サービスに申し込む・問い合わせる
          2. 無料相談で状況を説明する(※無料相談が可能な業者のみ)
          3. 料金を支払う
          4. 退職代行業者が利用者に代わって退職の意思を伝える
          5. 会社が退職を了承し、手続きを行う
          6. 代行業者を通して退職届を会社に送る

          料金の支払いのタイミングは、申し込んでサービス内容に了承したあとか、退職届が正式に受理されたあとなど、業者によって異なります。

          また、申し込み・問い合わせ後の無料相談は、すべての業者が行っているわけではないので注意しましょう。

          まとめ

          • 退職代行サービスを使って後悔する理由には「費用が思ったより高かった」「未払いの残業代の交渉ができない」などの理由がある
          • 退職代行サービスは、費用や業務範囲、スタッフの対応などで選ぼう
          • 退職代行を依頼する前に、「そもそも本当に自分は使うべきなのか?」を考えることも大切

          調査概要

          • 調査実施会社:トレンダーズ株式会社
          • 実施期間:2021年11月30日~2021年12月1日
          • 有効回答数:968人
          • 調査方法:インターネット調査(Surveroidを利用)

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          笠原瑛里
          Writer 笠原瑛里

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