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” alt=”” />会社で働いているとさまざまな障害が発生し、仕事が辛いと感じることも珍しくありません。
しかし、仕事が辛いことは一種の甘えのようにも聞こえてしまいます。
そこでこの記事では、仕事が辛いと感じることは甘えなのかどうかを紹介します。
最後まで読むことで、仕事が辛いときの対処法も把握でき、今何をすべきなのかわかるでしょう。
この記事のポイント
- 仕事が辛いのは甘えじゃない！と言い切れる理由
- 仕事が辛いと感じるときにおこりやすい異変（身体的・精神的）
- 仕事が辛い状態から抜け出すためにできること
目次
【結論】仕事が辛いから辞めたいは甘えではない！
結論を言うと、仕事が辛いと感じることは甘えではありません。
むしろ仕事が辛いと感じている社会人は多く、仕事が辛いと思うことは特別おかしなことではないといえます。
たとえば「令和2年転職者実態調査の概況」を見ると、今の会社に辛さを感じて約76.6％もの人が自己都合退職しています。
さらにSNSやインターネットの口コミを見ても「仕事が辛い」「仕事を辞めたい」というコメントは堪えません。
このように仕事が辛いとネガティブに感じている人は多いこの問題を、「甘え」とひとくくりにすることはできないといえます。
仕事が辛いと感じやすい状況
仕事が辛いと感じている人はたくさんいますが、どういった状況でネガティブな思考になるのでしょうか？
ここではよくある「仕事が辛い」と感じるタイミング・状況をみていきます。
以下で紹介する7つのケースが自分に当てはまっているかどうか確認してみてください。
状況1.上司や同僚となど、仕事場での人間関係が悪い
上司や同僚との人間関係が悪いと仕事が辛いと感じやすいです。
仕事である以上、上司や同僚とのコミュニケーションは欠かせません。
その人間関係が悪いとコミュニケーションがうまくいかず、ストレスがたまってしまうことは明らかです。
プライベートであれば苦手な人と接しないようにすれば良いですが、仕事だと特定の人間を避けるわけにもいきません。
苦手な人とも接し続ける必要があり、うまくやり取りもできないとなれば、働くのが辛くなるのは当然です。
状況2.労働時間や残業時間が長すぎる
労働時間が長すぎる職場は身体的に辛いと感じやすいです。
とくに以下の職場環境は体を酷使することになるため、まともに体が休まりません。
- 残業が当たり前のようになっている
- 人手不足に陥っている
- 常に納期に追われている
いくら仕事が楽しくても、労働時間が長いと辛く感じてしまうものです。
逆にいうと、仕事が辛いと思ってもきっちりで定時で上がれたり業務量が自分で調整できたりする職場であれば、それまで辛いという気持ちを抱えすぎません。
労働時間が長いと身体的に疲れるとストレスもたまるため、仕事も楽しくなくなるでしょう。
状況3.仕事内容のわりに給与が見合っていない
報酬の安さも仕事が辛いと思いやすい要因です。
働いた量に対して報酬が見合っていないとやりがいもありません。
たとえば毎日のように残業をしているのに、残業代がつかない・満足できる給与をもらえなていないと不満もつのりやすいです。
給与面での待遇の良さをやりがいにしている場合は、とくに辛いと感じるでしょう。
状況4.今の会社に居ても目標を達成できないと感じる
目標を持って働いている場合、その目標を達成できないと感じてしまうと働く意欲が低下します。
たとえば今の会社でやりたいことがあるとしても、そのポジションが年功序列になっていると目標が叶いません。
本人がどんなに努力しても会社の問題で昇進・目標の達成ができないのであれば、モチベーションを保つことは困難でしょう。
とくに具体的な目標がある人ほど、仕事に対する辛い思いも強くなりやすいです。
状況5.会社に将来性が感じられない
会社に将来性がないと感じた場合も、仕事が辛くなりやすいシチュエーションです。
将来性がない会社は、自分の成長も期待できません。
仕事に対するやりがいも低下するため、仕事が辛くて辞めたいと感じてしまいます。
ちなみに、以下の特徴に当てはまる会社は将来性が期待できません。
- 人手不足が慢性的に起きている
- 優秀な人が次々と仕事を辞める
- 長時間残業が当たり前になっている
- パワハラやいじめを放置している
- 従業員の声を聞こうとしない
将来性のない会社で働くメリットは少ないため、転職も視野に入れて行動すべきです。
状況6.仕事が自分に合っていない
仕事内容がそもそも自分に合っていないと感じる場合は、仕事が辛いと感じやすいです。
自分のスキルに合っていない仕事は苦労することも多く、仕事もスムーズに進みません。
たとえばコミュニケーションを取るのが苦手と感じる人が営業職で働いても、毎日のようにストレスがたまってしまうだけでしょう。
自分に合わない仕事は楽しさもないため、辛い気持ちも大きくなりやすいです。
状況7.仕事上のミスが多い
毎日のように仕事でミスしていると、以下のようなことから仕事辛くなっていきます。
- 上司に報告して怒られる
- 自分のミスによって周囲に迷惑をかけている
人間なのである程度のミスは仕方のないことですが、失敗か続くと自信を喪失しますし、上司からミスをとがめられると辛さもひとしおです。
ミスを怒られるのが怖くなり報告するのをためらい取り返しがつかなくなってしまう、といった悪循環意にも陥りやすく、仕事もより辛くなっていきます。
仕事が辛いときに起こりやすい体の異変
仕事が辛いことを我慢し続けると、身体的な異変が起き始めることもあります。
症状は多岐にわたりますが、その中でも代表的な5つの症状を紹介します。
以下で紹介する症状に当てはまる場合は、仕事の辛さが体にまで影響しているため危険な状態です。
※参考：厚生労働省働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
体の異変1.以前より寝つきが悪くなる
以前より明らかに寝つきが悪くなった場合、交感神経が働き過ぎている可能性もあります。
正常な状態であれば、夜間帯になると副交感神経が優位になって、体をリラックスさせる状態になるものです。
しかし交感神経が優位になると、意識が覚醒するためスムーズに寝付けません。
交感神経が活発になる原因は強いストレスや超過労働などにあります。
最近になって仕事が辛いと強く感じ始めた場合だと、仕事が原因で睡眠の質が下がっている可能性が高いです。
体の異変2.食欲がなくなったり過剰に食べたりする
食欲がなかったり、逆に食べすぎたりする場合は、仕事の辛さが影響していることもあります。
仕事に対して強いストレスを感じると、食べ物を受け付けなくなって心身ともに危険な状態です。
一方で、人によっては過剰なストレスを感じると、食欲が旺盛になって食べすぎることもあります。
「何もしていないのに体重がごっそり減った」「ストレス発散で暴飲暴食してしまう」という人は要注意といえるでしょう。
体の異変3.疲れやすい
労働時間が長すぎる場合、いくら休んでも疲れがとれません。
デスクワークが多い人は、疲れから頭痛やめまいが慢性的に発生することもあります。
力仕事をしている人は体のいたるところが痛み、寝ても治らないという場合もあります。
このところ疲れがとれない、何をしてもすぐ疲れる、といった状態が続くときは専門医に相談してみるとよいでしょう。
体の異変4.下痢や便秘になりやすくなる
下痢や便秘などの不快な症状が起きている場合は、仕事が辛いと感じていることがひとつの原因です。
人間の胃腸は過剰にストレスを感じると自律神経が乱れ、さまざまな症状を引き起こしてしまいます。
仕事がうまくいかないとストレスも大きくなるため、下痢や便秘として発現しやすいです。
そのままにしておくと潰瘍ができる可能性もありますので、改善しない場合は早めに消化器科や心療内科を受診しましょう。
仕事が辛いときに起こりやすい精神的な異変
仕事が辛いと体だけでなく精神的な異変も生じます。
心の異常はうつ病といった精神疾患へつながる恐れもあるため、素早い対処が必要です。
以下で紹介する精神的な異変が起きている場合は危険な状態なので、早めに心療内科や精神科を受診しましょう。
※参考：厚生労働省働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト「こころの耳」
精神的な異変1.些細なことで敏感に落ち込んでしまう
仕事でちょっとしたミスでも異常に落ち込んでしまう人は注意が必要です。
仕事ができる人でもミスはしますが、気にしすぎる人はミスが起きたときに自分を責めてしまいます。
「同僚に比べて自分は仕事ができない」「こんなミスを起こすなんて価値のない人間だ」と自分に価値がないような気がして消えてしまいたいさえ思ってしまうケースです。
ここまで過剰にとらえてしまう場合、うつ病の疑いもありますので専門医に相談してみましょう。
精神的な異変2.涙が止まらないことがある
ふとした瞬間に涙が止まらない場合は、かなり精神的に危険な状態です。
人間の体は精神的に大きな負担がかかると、涙を流して和らげようとします。
たとえば、以下のシチュエーションで涙が出てくる場合は注意が必要です。
- 自分の情けない姿を考えるだけで泣けてくる
- 休みの日にいきなり涙が出てくる
- 仕事の重圧を考えるだけで涙が止まらない
上記のように涙が出てきて止まらない場合は、心が悲鳴を上げている状態です。
涙が止まらない状態を放置すると危険なので、精神科に相談しましょう。
精神的な異変3.イライラしやすくなる
日常のちょっとしたことでイライラする場合は、精神的に不安定な状態です。
以前は何も感じなかったことに対してもイライラして、人によっては攻撃的になるケースもあります。
うつ病の症状は一般的に悲しみや気分の落ち込みとして起こりがちなので、イライラの症状は見逃しがちです。
どうしてもイライラが収まらない、ずっと焦る気持ちがある、という場合は、うつ病の可能性が考えられるためしっかりと向き合いましょう。
精神的な異変4.仕事以外にも何をしても楽しくない・やる気がわかない
仕事の辛さが精神に影響を及ぼすと、仕事以外のこともやる気がなくなります。
仕事のことしか考えられなくなるとストレス発散が難しくなり、精神疾患につながる可能性が高いです。
「以前までは趣味に没頭できていたのに、最近になって趣味が楽しくなくなった」という場合は危険な状態にあります。
明らかにプライベートのことに対して興味が薄れた場合は注意しておきましょう。
精神的な異変5.プライベートの人付き合いが面倒に感じる
人間関係が原因で仕事が辛い場合、プライベートの付き合いも面倒になりがちです。
プライベートで付き合いがある友達や気心知れた知人などは、基本的に会社の人間よりも気を遣いません。
だからといって全く精神的負担がないともいえないでしょう。
結果的に「プライベートでも人間関係に気を使うくらいなら付き合いをなくそう」という考えにいたってしまいます。
仕事が辛いときの対処法
仕事が辛くて辞めたいときは、以下の対処法を試してみてください。
いずれかの対処法を実行することで、少なくとも現状は改善されます。
対処法1.体調が悪い場合は心療内科や医師に相談する
先ほど紹介した身体的・精神的に不調が続く場合は、まず病院を受診しましょう。
明らかに体調不良が表れているにもかかわらず放置すると、うつ病といった重い病気に発展するリスクがあります。
精神疾患になってから気付くのでは治療が遅すぎる可能性もあるため、少しでも早く行動することが大切です。
仕事が辛いと感じている場合は、心療内科か精神科が適しています。
対処法2.仕事ができなくてミスが多い場合は工夫する
ミスが多くて仕事が辛い場合は、ミスを減らすように工夫することも大切です。
ミスさえ減れば精神的な負担が軽くなるため、仕事への気持ちも前向きになり辛いと思う機会も減るかもしれません。
具体的には以下の対処法を試してみてください。
- 報連相を大切にする
- 積極的にメモを取る
- 仕事の優先順位を付ける
- 作業環境を整えて働きやすくする
- 自分が起こりがちなミスを把握する
上記の対処法を実行すればミスは減りますが、それでも完全にゼロになるわけではありません。
どんな人間も多少のミスはするものなので、仕事で失敗したとしても考えすぎないことが大切です。
対処法3.余計なことを考えないように開き直る
仕事が辛いときは、思い切って開き直るのもひとつの手段です。
仕事や人間関係がうまくいかないと気分が落ち込んでしまいます。
気分が落ち込んだ状態で仕事をしてもまた別のミスにつながるだけです
逆に開き直ってしまう方がプラスに働く可能性も高いでしょう。
余計にモチベーションを低下させないためにも、時には開き直ったり妥協したりすることも重要です。
対処法4.信頼できる上司や同僚に相談する
職場に信頼できる上司や同僚がいる場合は、悩みを相談するのもおすすめです。
上司は自分より長いことその会社で働いているため、豊富な経験値があります。
今悩んでいることを上司が経験している可能性もあるので、効果的なアドバイスを得ることが可能です。
また、悩みを誰かに相談することで、気分がすっきりするメリットもあります。
仕事が辛いとふさぎこみがちですが、一人で問題を抱え込まないようにしましょう。
対処法5.「やらされている」ではなく「自分でやっている」と思考を切り替える
仕事が辛い場合は受け身ではなく、「自分から行動している」と意識を変えてみましょう。
「仕事だからやっている」「上司から命令されている」と考えてしまうと、どうしてもマイナス思考で働いてしまいます。
パフォーマンスの出来は気持ちの問題も影響するため、あまりネガティブにとらえるのはよくありません。
辛い仕事でも「今後役に立つかも」「楽しそうだからやってみたい」とプラスに考えることで、仕事に対する考え方も変わります。
対処法6.人間関係が悪い場合は意識的に会話をする
人間関係の悪さに悩んでいる人は、あえて苦手な人と積極的に会話するのがおすすめです。
こちらから会話することで関係性を築くことができます。
苦手な人だと会話を避けがちですが、同じ会社で仕事をしている以上逃げ続けることもできません。
いままで避けていたのを自分からアプローチしてみることで、関係性ががらっと変化する可能性もあります。
「何を話せば良いのかわからない」という場合は、まずは報連相からでもいいので始めてみましょう。
対処法7.趣味に没頭する時間を作ってストレスを発散する
仕事が辛くてストレスをため込む前に、趣味に没頭してストレスを発散させましょう。
ストレスを解消して仕事に臨むことで、ストレス過多になって爆発するリスクを防げます。
もし趣味がないという場合は、以下の生活習慣を取り入れるのもおすすめです。
- 朝に日光を浴びる
- 散歩する
- 軽く体を動かす
- 浴槽に浸かって身体を温める
上記は副交感神経を刺激するために効果的なものなので、ストレスの発散にも効果的です。
対処法8.休職や有給休暇を利用して一定期間だけ休む
どうしても疲れが取れない場合は、一度会社を休みましょう。
無理して働き続けるとミスが増えて、余計にナーバスな気分になってしまいます。
逆に、体をじっくりと休めてスッキリさせてから復帰すると、仕事にも良い影響を与えてくれるでしょう。
「仕事が辛いから辞めたい」「今の仕事を辞めるべきなのか悩む」という人には、考え直す時間にもなるためおすすめです。
対処法9.退職代行業者に相談する
仕事が辛いから辞めたい場合は、退職代行業者に相談するのもありです。
退職代行業者に現状を伝えることで、第三者の客観的なアドバイスをもらえます。
もし違法性がある場合は退職を進めてくれるため、「自分の現状が退職すべきなのかわからない」という場合にも効果的です。
仮に退職すべきだと判明したあとは、スムーズに退職代行を依頼することもできます。
ちなみに、退職代行業者に相談するだけなら、基本的に無料なので安心してください。
対処法10.退職して別の転職先を探す
「現状が改善されるとは思えない」「もう限界を感じている」という場合は、退職しましょう。
改善がみられない職場で働き続けると、いつしか限界を迎えて手遅れになります。
まだ深刻な状態になっていない今なら、ダメージも最小限に抑えられるでしょう。
今の職場で我慢して働くことが必ずしも正解ではないので、限界を感じている場合は逃げるべきです。
仕事が辛いときにやってはいけないNG行動
仕事が辛いときは選択肢を間違いがちですが、その中でも特にやってはいけない行動があります。
注意すべき2つのNG行動を紹介するので、よく確認しておいてください。
NG行動1.無断欠勤したりバックれたりする
仕事が辛いと無断で休んだり、バックレたりしがちですが、最悪の場合は懲戒解雇されてしまいます。
懲戒解雇になると会社を辞められますが、あなたのキャリアが大きく傷つけられます。
履歴書に懲戒解雇という文字があれば企業にとって採用したいと思いづらいことですので、転職活動に大きな影響がでるでしょう。
また懲戒解雇にならずとも、何も言わずに仕事を辞めることで迷惑をかけてしまうのは確かです。
どうしてもその日のうちに会社を辞めたい場合は、合法的に会社を辞めさせてくれる退職代行に相談してみるのもおすすめです。
▼関連記事
退職代行は当日の朝でも間に合う？違法性の有無やスムーズな退職までのポイントも紹介
NG行動2.よく考えずに勢いで仕事を辞める
時には仕事を辞めるのが正しい選択だと言いましたが、退職が必ずしも正解とは限りません。
たとえば、以下のケースで辞めてしまうと後悔するリスクがあります。
- 一度の嫌なことで感情的に辞める
- 何が嫌なのかわからないまま退職する
- 退職後にやりたいことがまったく見えていない
勢いで辞めると後悔するだけでなく、次の仕事選びで同じミスを繰り返す可能性もあります。
「やっぱり辞めなければ良かった」と後悔しないためにも、本当に辞めるべきかしっかり考えましょう。
仕事が辛いときに「すぐにでも」退職すべきケース
仕事が辛いときは退職するのもおすすめですが、それでも「本当に退職してしまっても良いのか」と悩むでしょう。
勢いで仕事を辞めて後悔するのは避けたいところです。
ではどのような状況だと仕事を辞めた方が良いのか、5つのケースを紹介します。
ケース1.ハラスメントやいじめを受けている
上司からパワハラやセクハラ、いじめを受けている場合は、一刻も早く辞めるべきです。
ハラスメントやいじめは基本的に現状から改善することがありません。
自分の行動を変えたり我慢したりしても、上司からの嫌がらせはなくならない可能性が高いのでただ辛いだけです。
我慢し続けると精神的に疲弊しきって働けなくなるリスクもあるため、働くこと自体が嫌になる前に退職しましょう。
ケース2.労働時間が長すぎる
残業や休日出勤が多すぎて労働時間が長い場合も早急に退職すべきです。
そもそも時間外労働は月45時間・年間360時間と定められています(※参考：厚生労働省「時間外労働の上限規制」)。
特別な事情がない限り、規定より時間外労働を増やすと違法です。
しかし、悪質な会社だと平気で月45時間以上の残業を課してきます。
違法性がある会社で働くのは身体的にも精神的にも危険なので、今すぐ退職しましょう。
ケース3.社風が合わない
社風が合わない場合も退職してしまったほうが良いシチュエーションです。
社風はどの会社にもあるものですが、会社によっては以下の悪質な社風が当たり前になっていることもあります。
- 体育会系のノリを強要してくる
- 仕事しない上司が偉そうにしている
- とにかく数字を出すことにこだわっている
- プライベートにまで関与してくる
いきすぎた社風は社員にとって辛いだけです。
会社に根付いた社風は一朝一夕で変わらないので、慣れてしまう前に退職しましょう。
ケース4.従業員の数に対して仕事量が多すぎる
あまりにも仕事量が多すぎる場合は、自社の利益だけを考えている証拠です。
会社は利益を上げることを目的に方針を決めていきますが、当然ながら従業員のことも考えなければいけません。
従業員の人数や能力を考慮し、それに適した仕事量を確保する義務があります。
もし従業員が足りていない場合は時間外労働を貸すのではなく、新しく人員を補充すべきです。
従業員と仕事量のバランスを考えられない会社は、将来性も期待できないので退職しましょう。
ケース5.実力アップによる給与アップが期待できない
「能力の有無にかかわらず勤続年数が長いほど収入が高い」という会社も退職すべきです。
本来であれば、会社は実力に応じて給与を決める必要があります。
しっかりと実績を出して給与が上がる報酬形態だと、従業員もモチベーションを維持しやすいです。
しかし年功序列で給与が決まってしまうと、やりがいが失せて自らの可能性も狭まります。
能力が高い人ほど、年功序列の報酬形態は損するので注意が必要です。
辛い仕事先をスムーズに辞める際の流れ
仕事が辛くて辞めたい場合の退職方法を紹介します。
もう限界を感じている人は、以下で紹介する方法で退職しましょう。
STEP1.辞めたいことを上司に伝える
まずは上司へ辞めたいことを伝える必要があります。
退職の話を持ちかけると退職理由や退職日を聞かれるので、事前に考えておきましょう。
退職理由に関しては、以下のいずれかを伝えるのがおすすめです。
- やりたい仕事がある
- 家庭の事情で働けなくなる
- 起業する友人の仕事を手伝うことになった
嘘の理由を伝えるとバレたときに困るため、基本的にはやりたい仕事があると伝えれば問題ありません。
ちなみに、退職日に関しては就業規則に従うことになるので、事前に確認しておくと良いでしょう。
STEP2.退職届を提出して、引継ぎやあいさつ回りを進める
退職が正式に決まったら、退職届を提出しましょう。
退職届を提出すれば、会社としても「退職の話なんて聞いていない」とは言えません。
また、退職日までには業務の引継ぎやあいさつ回りも同時に進めます。
退職に関して会社へ迷惑をかけないようにすることで、良い印象を持ってもらえるでしょう。
STEP3.退職関連の書類を受け取って最終勤務日を終える
最終勤務日までに、以下の書類をもらえます。
- 雇用保険被保険者証
- 年金手帳
- 源泉徴収票
- 離職票
上記の書類は転職や保険の切り替えなどで必要です。
書類がないと取りに行く必要があるので、すべてそろっているか確かめておきましょう。
また、最終勤務日には「お世話になりました」と伝えておくことで、良い別れ方ができます。
仕事が辛くて限界を感じている人に退職代行がおすすめな理由
仕事が辛くて会社を辞めたい場合は、退職代行を利用するのもひとつの手段です。
退職代行を利用することで、自分で退職の手続きを進める場合にはないメリットがあります。
では、仕事を辞めたいときに退職代行がおすすめな3つの理由を具体的に見ていきましょう。
理由1.最短即日で辞められる
退職代行を利用すれば、最短即日で辞められます。
本来であれば退職は1か月前〜2か月前に伝えるのが基本で、民法でも少なくとも2週間以内と書かれているため、基本的に即日退職できません。
しかし、退職代行に依頼すれば有給休暇や欠勤を使うことでその日から会社に行かなくても済むよう動いてくれます。
もしくは民法627条に従って、2週間を休むことによって合法的に即日退職することが可能です。
当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申入れの日から二週間を経過することによって終了する。民法第627条
理由2.特別な退職理由を考える必要がない
退職代行を利用すれば、退職理由を用意する必要がありません。
退職理由は「一身上の都合」で済ませても法律上は問題ありませんが、面と顔を突き合わせて上司と話す場合、一身上の都合で押し通すことは困難です。
また適当な退職理由を伝えると、引き止めにあったり話が難航したりする可能性もあります。
しかし退職代行だと「一身上の都合」で業者が話を進めてくれるので、本当の退職理由を無理やり伝える必要はありません。
退職にあたって余計なことを考えずに済むため、ノンストレスで退職できます。
理由3.上司と会話せずに退職できる
退職代行の大きな魅力は上司と会わずに退職できるところです。
自分で退職の手続きを進めようと思ったら、上司と会うことは避けられません。
上司との関係性から退職をしたい場合、かなりストレスを感じることになるでしょう。
一方で退職代行は、業者が代わりに退職の話を進めてくれます。
退職関連の書類に関しても、郵送でやり取りできるため、嫌な上司に会う必要もありません。
理由4.退職代行サービスの利用を非常識と思う人は少ない（独自調査）
「退職代行サービスなんて使うと周りから非常識だと思われるかも」
そんな印象を持つ方もいるかもしれませんが、当メディアの調査では「非常識だ」と感じる人は全体のわずか1割、一方で半数以上の人は心配や気遣う思いを持っていることがわかっています。
Q.同じ職場の同僚が退職代行サービスを使って急に仕事を辞めたらどう思いますか？
| 1位 | 心配に思う | 40.4% |
| 2位 | とくに何も思わない | 18.6% |
| 3位 | 無理もないと同情する | 14.9% |
| 4位 | 非常識だと感じる | 10% |
| 5位 | 後悔や申し訳なさを感じる | 7.1% |
| 6位 | その他 | 9% |
※調査の概要は文末に記載
退職代行サービスを利用することの実際のイメージは「自分勝手・非常識なこと」というよりも、「何か理由があって追い詰められてしまったんだ」と感じる人の方が圧倒的に多く、後ろめたさを感じる必要はありません。
退職業務を代行してもらえるうえに、悪い印象を持つ方も少ないのであれば、メリットしかないでしょう。
仕事が辛くて今すぐにでも辞めたい人におすすめの退職代行
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- 料金は一律24,800円ですべてお任せでき、追加料金一切ナシ
- 可能な限り365日いつでも対応、全国どこからでも相談できる
「すぐに辞めたいけど、安全に費用をあまりかけずに辞めたい」
そんなあなたにおすすめなのが退職代行ガーディアンです。
雇用形態に関わらず、24,800円料金一律で追加料金はありません。
また退職代行ガーディアンは労働組合が運営しているため労働組合法に基づく団体交渉権があり、退職に関する交渉も一部お任せできます。
安く、失敗を避けて確実に辞めたい人におすすめの退職代行サービスですよ。
ガーディアンを利用した人の口コミ
もっと早く辞めれば良かった。
入社1年目、夢を持って入ったこの会社だったが上司との関係がどうも上手くいかず、日々怒られる毎日に嫌気がさしました。辞めたくても揉めてトラブルになりそうだと思いガーディアンに頼んで即日退社。苦痛から解放されました。
心と体が壊れる前に。
入社4年。体力的にも精神的にもキツい。。給料は安いし、有休取るにも嫌味を言われる。。もうダメだと思ったときにガーディアンに出会って退社。転職も上手くいき、今では充実の毎日です。
入社2日で退職代行。
全然話が違った。いきなりサービス残業2時間。先輩たちはみんな死にそうな顔で働いている。こんなところにいたら死んでしまいます。でも言い出しにくいかったのでガーディアンに頼んで辞めました。即判断して辞めて本当に良かった。
【転職で失敗しない】辛くない仕事先を探すコツ
転職先で今の職場と同じ思いをしないためにも、仕事選びでは慎重になる必要があります。
転職で失敗しないためにも、以下のポイントをおさえて行動しましょう。
ポイント1.自己分析で自分の強みを探す
自分に合った仕事を探すためには、自己分析が必須です。
自己分析せずに転職活動を進めると、自分のスキルを活かせない仕事先に就くリスクがあります。
スキルを活かせないとまた仕事が辛くなるので、失敗しないためにも以下のように自己分析しましょう。
- 仕事において大切にしていることをピックアップする
- 優先順位を付ける
- 特に重要な5つの項目をつないで自己分析する
自己分析のやり方は転職エージェントでも教えてもらえるため、不安がある場合は登録しましょう。
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転職エージェントは複数登録がベスト！キャリアアドバイザーに聞く上手に使う秘訣
ポイント2.どの仕事が辛いと感じたのか文章化する
仕事が辛くて退職する場合、具体的に何が辛いのか言語化しましょう。
いまの仕事で辛いと感じることを明確にしておけば、次の職場探しで活かせます。
たとえばコミュニケーションが苦手な場合は、黙々と働ける仕事を選ぶのがおすすめです。
このように辛いことがハッキリすれば、次の職場探しで失敗するリスクを減らせます。
ポイント3.しっかり企業分析してから応募する
仕事を探す際は企業分析も欠かせません。
しっかりと企業分析しないと、ブラック企業に転職するリスクが発生します。
ブラック企業からブラック企業へ転職するともともこもありませんので、必ず企業のことも調べておきましょう。
企業研究に関しては、転職エージェントが独自の情報を持っていることが多いのでおすすめです。
Q＆A
ここでは仕事が辛いと思っている人が感じやすい質問と回答を紹介します。
Q.新人や新卒が働き始めてから仕事が辛いと感じるのは甘え？
仕事を始めて間もない新人や新卒が辛いと感じる場合も、甘えではありません。
仕事が辛いと感じるのに年齢やキャリアの差は関係なく、実際に新人や新卒で仕事が辛いと感じる人も多いです。
ただし、新人や新卒だとその会社に慣れていないから辛いというケースもあります。
仕事を辞めたいほど悩んでいる場合は客観的に現状を把握し、後悔のない選択を選びましょう。
一人で解決できない場合は上司や同僚などの社内の人間や、退職代行業者に相談するのがおすすめです。
Q.仕事が辛いと感じやすい人に特徴はある？
以下の特徴を持つ人は、ほかの人より仕事が辛いと感じやすい傾向にあります。
- 心配になりやすい
- 何事も完ぺきにこなしたい
- 責任感が強すぎる
- プライドが高い
- 周囲からの評価が気になる
- ちょっとしたミスでも落ち込みやすい
上記の特徴を持つ人は、必要以上に問題を抱え込んでしまいます。
我慢し続けた結果、身体的・精神的に限界を迎えることも多いです。
問題を抱え込みすぎないためにも、まずは自分の性格を把握し、常に100％を求めないようにしましょう。
Q.仕事はどんなものでも辛い？
どの仕事も辛いと一概にはいえません。
辛いというのは個人の感じ方に左右されるものですので、あなたが辛いともう仕事も人は楽しさを見出せることもあります。
仕事を楽しめる環境で働くためには、自分のスキルにあった仕事や働きやすい会社を見つけることが大切です。
「結局どの仕事も辛いから転職しても意味がない」とあきらめてはいけません。
まとめ
- 仕事を辛いと感じている社会人は多いので決して甘えではない
- 身体的・肉体的に異常を感じている場合は退職を検討した方が良い
- 退職を自分から言い出せないなら退職代行に頼ろう
調査概要
- 調査実施会社：トレンダーズ株式会社
- 実施期間：2021年11月30日～2021年12月1日
- 有効回答数：968人
- 調査方法：インターネット調査（Surveroidを利用）
