新卒1年目と社歴の長いベテラン社員が共同して創り上げた「動画制作」プロジェクト。歴の離れた社員同士が、どのようにコミュニケーションを取り、信頼関係を築いたのか。それぞれの視点で語っていただきました。
Y.F 私は、ampule Div.(美容特化の営業チーム)に所属していて、今年で入社3年目です。美容クライアント様をメインに担当しつつ、美容業界以外のお客様も担当していた経験があります。
S.H 僕は、今年で入社16年目になりますね。今はストラテジックプランニング Div.でクリエイティブディレクターとして、主にWEB動画や商品のキービジュアル制作などクリエイティブ全般を担当しています。
Y.F 私が新卒1年目のとき、初めて「動画制作の案件」を受注し、S.Hさんとご一緒しました。うちの強みである「インフルエンサー」×「動画制作」という珍しい企画で。社内で「プロフェッショナル集団」と呼ばれ、社歴の長いS.Hさんと新卒1年目でお仕事することは、緊張と楽しみが入り混じっていたことを覚えています。
S.H 年次関係なく、平等な立場で仕事をする。割とうちでは当たり前の文化になっているよね。僕もY.Fさんの働きぶりを見て、新卒1年目だということを忘れて仕事していたし(笑)Y.Fさんは提案の企画設計がすごく面白くて、担当させてもらった僕も思い出深い案件だね。
Y.F 正直、動画制作の案件は不安だらけでした。私自身プライベートで動画を作ったことすらないし…。だからこそ、S.Hさんの経験とアドバイスに沢山サポート頂きましたが、S.Hさんの立場からすると、まだまだキャリアの浅い新人の営業メンバーと仕事をすることって正直心配じゃなかったですか?
S.H 心配なかった。うちの組織図(平均年齢が低く、女性が多い)的に、年の離れた社員と仕事することは多いけど、Y.Fさんはいい意味で年次関係なく意見を出してくれていたし、何より楽しそうに案件と向き合っていたので。Y.Fさんがきちんとクライアント様と向き合っていることが分かっていたから、僕はクリエイティブ側の作業に集中することができたね。
Y.F そんな風に思っていただけていたなんて…。不安なことがあれば、数分でもZOOM繋いで確認させていただいたり、S.Hさんが年次関係なく向き合ってくださったからこそ、リモート環境でも安心してクライアント様と向き合うことができました。
S.H 他の社内メンバーを見ていても「新卒/中途」「何年目」そういう肩書きを全く気にせず、1人のビジネスパーソンとして接しているのがうちの良い文化だと思う。うちのクレドにもある「遠慮と年齢はゴミ箱へ。」これは本当に根付いているなと思うな。
Y.F 私、チームメンバーからは下の名前に「ちゃん」付けで呼ばれることが多いんですけど、S.Hさんは名字に「さん」付けで呼んでくださるんですよね。後輩だから、若い女の子だから、といった接し方ではなく、1人のビジネスパーソンとして並列に接してくださっている。そういったスタンスに私自身も「精一杯応えたい」という気持ちにさせてもらっています。
S.H 無意識だったけど、そう言ってもらえるのは嬉しいね。ちょっと話が逸れるけど、僕が会議室で打ち合わせをしていたとき、部屋が暑くて扉に足を挟んで空気の入れ替えをしてたのね。そしたら、誰かが四角いトレーを僕の足の代わりに差し込んで、扉が開くようにしてくれたの。それがY.Fさんだった。こういう配慮ができるからこそ、クライアント様にも社内の人間に対しても、気持ちいい仕事ができるんだなって思ったね。
Y.F わぁ、覚えててくださって嬉しいです。案件の進行中にも「すごい良く気づくよね」「普通の営業の人にはできない動きをしてくれるよね」と言ってくださって。S.Hさんにとってはきっと他愛もない一言だったと思うんですけど、私の営業キャリアの中で大きく自信に繋がった瞬間でした。
Y.F 私は、これからもS.Hさんと沢山お仕事をご一緒したいと思っています!0から企画して、チームメンバーと現場でクリエイティブを作り上げていくことが、とても楽しいですし、昔からの憧れだったので。ただ、やっぱり営業なので、クライアント様が希望されること、現状の課題、目指す未来に沿ってご提案をしないといけない。だから自分本位ではできないけれど、機会があったら全力で飛びつきたいです。そして、またS.Hさんとご一緒したときに「さらに成長したね」と言ってもらうことが、私の目標です!
S.H これまでY.Fさんと取り組んできた案件は、エンタメ寄りだったり、グラフィックに近いものが多かったから、次は、見た人たちの心が動いて、日々の生き方や価値観(人のマインド)を変えるような動画コンテンツを作ってみたい。
Y.F わ!すごく素敵!
S.H そういうコンテンツを一緒に作れるパートナーって物凄く大切だからね。足元のキャッチボールで手一杯だとそこまで狙えないし、施策の上流部分から企画設計できる営業マンじゃないと、クライアント様に任せてもらうことすら難しいと思うから。Y.Fさんはそのポテンシャルを持っている人だと思うので、ぜひまた一緒にいいもの創りましょう。
役職やミッション内容は2022年12月時点の内容となります。